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8年使用しているスロウ(SLOW)のボーノをお見せします【レザーの経年変化レビュー】

ソファーに置いてあるスロウのトートバッグ

 

「こんにちはスグレモノ運営者のinakaです」

今回は久しぶりの経年変化について。

 


8年使用したSlowのバッグの経年変化レビュー

 

・今持っているスロウは今後どんなエイジングをするのだろう?
・購入を考えていて、事前に色の変化の一例を見たい!

 

なんて方に向けて、経年変化をお見せします。

 

どれくらいの頻度で使っていたのか、ケアはどうしていたのかなどもお話します。


是非、経年変化の例を見ていただいて、「自分のはどのような変化が起きるんだろう」と想像を膨らまして下さい。

 

 

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スロウの基本情報

スロウのブランドロゴ
出典:SLOW公式サイト

今回始めてSlowを紹介するので、簡単にブランド紹介。

まずは公式HPよりブランドコンセプト参照

SLOW(スロウ)というブランドネームは、移り変わりの激しい時代に流されずゆっくりと創作を追及していきたいというモノ創りのスタンスを示しています。「自分たちが持ちたくなるモノを作る」という精神を原点に、使うほど味わい深くなるモノ・ゆっくり永く愛用できるモノを日本の職人が誇る技術を駆使し創作しています。時代を超えて愛されるアメリカンカジュアル・アメリカントラッドを背景に、そのようなスタイルに合うプロダクトを展開します。

参照:Slow公式HP

 

Slowは「Sports・Luxury・Outdoor・WARK」の頭文字をとっていて、まさに普遍的で時代に左右されない定番のレザー製品を作っているブランドです。

 

親会社は井野屋さんで、創業は昭和38年。

 

スロウって割と最近のブランドっていうイメージがありますが、実はすごく老舗の会社発のレザーブランドなんです。

 

そして驚くことに、このブランドはマスターピースもやってます。

 

あのマスターピースとスロウが同じ会社だったことに驚きですね!

栃木レザーの特徴紹介

栃木レザーのブランドロゴ
出典:栃木レザー株式会社

そんなスロウでの一番の定番モデルがBono(ボーノ)シリーズ

 

世界の栃木レザーに特注したボーノレザー。

ボーノシリーズは最高峰の栃木レザーを使用していて、それ以外に余計なことは一切していない、極めてシンプルなものばかり。

 

 

シンプルな佇まいは、息を呑むほど美しく、使い込むほどに美しい経年変化をするのです。

 

私もスロウの美しい経年変化の虜になった一人。

 

 

「そもそも栃木レザーとはどのようなものなのか?」

栃木レザー理解を深めることでよりいっそうスロウのボーノが好きになります。

 

栃木レザーとは?

鞣している栃木レザー
出典:SLOW公式サイト

 

・Made in Japan を貫いている
・世界中から人気のタンナー
・植物性タンニンなめしを施したヌメ革
・しなやかでありながら頑丈
・使い込むことによって深い色味に変化する
・20もの工程があり長時間かけて作られる

 

さくっと箇条書きで書きましたが、つまり栃木レザーは動物性ではなく、植物性タンニンを使用してなめしたヌメ革。

 

そして、世界中から人気があり、クオリティーは最高峰とされています。

 

クロムなめしのように短時間で作られるのではなく、多くの工程を経てゆっくりと作られるのが栃木レザーなのです。

 

使用頻度とケア方法

オイルをウールパフに垂らす

8年間使用しているボーノを詳しく見ていきましょう。

このスロウのバッグは堀江店オープンした時購入したもので、現在作られていないモデルのようで商品名が不明。

 

たしかワンハンドトートとかだった気がします。

 

使用頻度とケア方法は以下の通り。
ケアに関しては、スロウの店員さんに進められたものを使い続けています。

 

使用頻度
〜2年:週に2〜5回使用
2〜5年:週に0〜2回使用
5〜8年:ほぼ使っていない


ケアについて
頻度
〜2年:3ヶ月おきにケア
2〜8年:半年に1回または1年に1回

ケア方法
①ブラッシング
②ニートフットオイルを塗布
③余分なオイルをクロスで拭き取る


以前別の記事で紹介したニートフットオイルをスロウには使っています。
逆に言うとコレ以外のものは塗ったことがありません。

 

スロウのバッグを購入した時に一緒にニートフットオイルも買いました。

 

店員さんいわく、ケアはほとんどしなくて良い。
するとしたらたま〜に全体にこのオイルを塗るだけで十分。

 

この言葉を信じて8年間経ちました。

 

 

 

では長らくお待たせしました。
トートバッグの経年変化詳細を見ていきましょう。

 

 

 

ボーノのトートバッグの経年変化紹介

スロウのレザー表面の経年変化

まずはこのメインのボディー部分。

「雰囲気やばい!」

 

8年の凄みが出ています。

・オイルを塗った跡のような輝き
・ランダムに濃ゆくなったエイジング
・使い込んだ証のスクラッチ傷

 

人生10分の1ほどを一緒に共にしたことを証明してくれています。

 

では様々な角度の写真を見ていきましょう。

スロウのバッグ全体の経年変化

つやつやの栃木レザー。

味のあるスロウのバッグの底部分

程よく色が変わったいる底部分

スロウのトートバッグの底の横部分

ステッチ抜けはなし。

スロウのバッグのストラップにつくブラス

ブラスもいい感じによどんでヴィンテージライクに

内側のリネンとブランドロゴが入ったパッチ

内側に貼られているリネンは徐々に汚れがついてきています。

 

保管しているときは、中に新聞紙と乾燥剤を入れていたので型くずれは無く、匂いは無臭。

 

一生モノになるように、大切に使い続けようと改めて認識できました。

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