ファティーグ・ベイカー・ユーティリティと名称のつくパンツの違いと特徴について

バイカーパンツのフロント
出典:Jam

 

こんにちは。スグレモノ運営者の『Inaka』です。

今回は長年の謎、ファティーグ・ベイカー・ユーティリティパンツと言う名称について深堀り!

ボクはベイカーパンツって言葉を良く聞くけど、他のは知らないなぁ〜。

なにか違いがあるの?

結論から言うとすべて同じ物を指します。

これで記事終わりだと寂しいので、呼ばれ方の違いと、ベイカーパンツの基本的な形について掘っていきます。

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バイカーパンツの名称の違いとは?

ベイカーパンツの代表作OG107のタグ
出典:Luby’s

ユーティリティパンツや、ファティーグパンツとも呼ばれるパンツの基本的な呼び方をここではTokai君に合わせてベイカーパンツとします。

 

結論的にはベイカーパンツとはすべて同じものですが、呼び方の違いと意味を紹介。

 

ユーティリティパンツとは?

ベイカーパンツのウエスト部分

Utility=『役に立つもの』という意味。

パンツで言う所の作業するためのという意味合いになります。

ユーティリティパンツ=作業着

 

 

そして、実は90%の確率でこのユーティリティパンツと言う呼び方が正式名称。

なぜならベイカーパンツ=アメリカ軍のOG-107パンツ。
このOG-107パンツの正式な名前がOG-107ユーティリティパンツだから。

 

当時アメリカ軍の間ではユーティリティパンツで通っていた可能性が高い。

 

ファティーグパンツとは?

モデルがベイカーパンツを着用
出典:フェブインターナショナル

Fatigue=作業服(兵士の)という直訳ができます。

つまりファティーグパンツとのほうが軍のためのパンツというニュアンスが強いです。

 

 

私の感覚的にはユーティリティパンツやベイカーパンツは、別の色のパンツでも呼ぶけど、ファティーグパンツに関してはグリーンのイメージが強い。

 

そう考えると、ファティーグパンツという呼び方はやはり、ミリタリー色が強い呼び方。

 

実際、復刻されている、オアスロウや、エンジニアードガーメンツなども、ファティーグパンツと商品名を付けていて、必ずミリタリーグリーン。

 

全く同じものでも、呼び方だけで雰囲気が変わってくるので面白い。

 

ベイカーパンツとは?

ベイカーパンツをモデルが着用横側
出典:フェブインターナショナル

Baker=パン屋さん

ベイカーパンツとはパン屋が履くパンツという意味。

 

実際アメリカ軍だけでなく、アメリカのパン屋さんもベイカーパンツを履いていました。

 

諸説あるのですが、パン屋さんが履いていたパンツをミリタリーに採用したのか、パン屋さんが真似して履いたのかは謎のまま。

 

パン屋が実際人履いている姿もすごく自然で、ミリタリーな感じはしません。

 

そして、イギリス軍のパンツでもベイカーパンツなどと呼ばれるので、アメリカ軍の専売特許ってわけでも無いようです。

 

では次にベイカーパンツの基本的な仕様を見ていきましょう。

 

 

ベイカーパンツの基本的な形

畳まれたベイカーパンツ
出典:Captain Tom’s

デニムと言えばリーバイスと言われるように、ミリタリーパンツといえばベイカーパンツとまで呼ばれるド定番アイテム。

定番なる所以はリーバイス同様シンプルで、すでに完成された形だから。

 

年代による細かな仕様の変化はあるのですが、大きく代表する仕様は2つ。

①ポケットはすべて外付け。
②バックはフラップポケット。

 

ではそれを含めて細かな共通点や違いを見ていきましょう。

フロントの外付けポケット

フロントの外付けポケット
出典:Captain Tom’s

 

ベイカーパンツはフロントに2つバックに2つの合計4つのポケットがついています。

その全てが外付け。
つまり、ポケットが何もないパンツに後から付けたような見た目です。

 

どの年代のものも、フロントは写真のような大きなポケットで収納力の高い仕様。

 

全体的にダブルステッチが多くパッカリングの経年変化が楽しめます。
そういった意味でもリーバイスに似ていますね。

 

バックのフラップポケット

フラップポケットの後ろ部分
出典:Captain Tom’s

バックポケットは上にカバーが付くフラップポケット仕様。

バイカーパンツの最大の変わらない特徴です。

 

ミリタリーアイテムは良く前期後期でポケットの仕様がまるっと変わることが多いですがバイカーパンツはフラップポケットを貫き通しました。

 

雨やホコリから守る役割のポケットで、あると安心感があります。

 

ジップとボタンフライの2種類

ベイカーパンツのフライ部分
出典:Captain Tom’s

初期のものはボタンフライ・後期はジッパーフライの仕様。

 

その他にもアジャスターの有り無しや、ボタンの違いなどの違いはありますが、ジップかボタンかの変化はベイカーパンツの中では変化の大きい部分。

 

完成度が高く、逆に言えばコレくらいしか大きく変わらなかったのです。

 

今までのをまとめるとベイカーパンツの特徴はこんな感じ。

 

□ベイカーパンツの
①ポケットは4つですべて外付けポケット
②バックポケットはずっと変わらずフラップポケット
③前期はボタンフライ、後期はジッパーフライ
④アジャスターの有り無しや、ボタンの種類など細かな違いは多々ある。

 

ヴィンテージ以外のおすすめのベイカーパンツ

最後に復刻されたベイカーパンツでおすすめの商品を紹介。

 

枯渇したリアルヴィンテージではなく、完成やクオリティーの高いベイカーパンツもありです!

 

①オアスロウのベイカーパンツ

緩やかにテーパードしており、裾丈も現代的にリサイジングしているオアスロウのパンツは、どんなスタイルでも合わせやすい優等生。

 

そして購入時からエイジングがかかってようなヴィンテージ加工のものが特におすすめ!

 

 

ガンホーのベイカーパンツ

アメリカの老舗ファクトリーのガンホーが作るパンツはいわば本物。

実際にアメリカ軍に納品していた経歴もあるので、ベイカーパンツといえばガンホーと言っても間違いではない。

様々なスタイルのベイカーパンツがあるので、ドカンと太めのだったりスッキリしたシルエットのものだったり、自分にあうものが見つかるはず。

 

WAIPER復刻のベイカーパンツ

意外と狙い目なのは、古着屋さんがコソッと復刻再現しているベイカーパンツ

最初期のヘリンボーンツイルのベイカーパンツを復刻していて、クオリティーは最高。

ヴィンテージだと入手が難しいアイテムが新品で手が届く値段ってのも現行品の良い所!

 

フランスの名作パンツ、M52の違いが気になる方はこちらの記事も合わせてどうぞ!

『【保存版】M52チノの前期と後期の目分け方』

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