※この記事は2020年8月25日に更新されました。

こんにちは。スグレモノ運営者の『Inaka』です。
英国の歴史あるブランド「ジャミーソンズ」についての記事を書いたので是非この機会に良さを知ってみてください。
「ジャミーソンズ」って名前は知っているけど、実際どういったニットを作っているブランドなのかわからない。
といったように、フェアアイル柄の見た目が先行してしまって、本質であるニットの良さがいがいと知られていないブランドでもあります。
ジャミーソンズ=柄物ニット
くらいに覚えている人多いみたいです。
今回の記事では、ジャミーソンズの歴史やウールの特徴。そしてフェアアイル柄とは何なのか?など徹底的に掘り下げていきます!
この記事を読むと、ジャミーソンズについて詳しくなれますよ!
★フェアアイル柄の歴史を知る。
★ジャミーソンズの特徴について。
★ジャミーソンズのベストニットを紹介!
シェットランドセーターとは何なのか?

シェットランドセーターという言葉はよく聞きますが、ジャミーソンズもそのシェットランドセーターという種類のニットを生産しているブランド。
シェットランドセーター=シェットランド島で作られたニット
シェットランド島というスコットランド北部の極寒の島で作られた物のみが、シェットランドセーターと名乗ることが許されるのです。
【シェットランドセーターの特徴】
①袖を通すだけで温かさと軽さを実感できるほど上質なウールを、惜しげも無く使用している
②寒暖差が激しい気候で、ウールが鍛えられており、軽いが非常に暖かい。
③着色性が強く、発色の良いセーターを作ることができる
そんな、シェットランドセーターの現存する最古のブランドが「ジャミーソンズ。」
創立から120年以上たった今なお伝統的な製法を変えること無く、まるで老婆が暖炉の前で手編みを編んだようななんともいえない温かみがあります。
ジャミーソンズを知るにはフェアアイル柄を知る

ジャミーソンズといえばフェアアイル柄。
フェアアイル柄といえばジャミーソンズ。
それくらい切っても切れない関係性。
このフェアアイル柄とは、400年以上も前から編まれており、シェットランド島内のフェア島という島で生まれました。
幾何学模様が特徴の不思議な柄です。
北欧のような、民族のような、見え方によっては色んなイメージが出来る複雑な柄。
今では冬の定番柄で、特段変わり映えする柄ではないのですが、ジャミーソンズは島伝統の草木染めという製法をしているのでジャミーソンズの色味は他のものと比べると発色がよい。
ダークトーンになりがちの冬にいい感じに色味をつけてくれます。
柄や色は様々あるので、購入を考えるときは感性のまま、好きだ!というものを選べば良いと思います。
ジャミーソンズのニットベストの特徴
ジャミーソンズからはセーターやカーディガンタイプも出していますが、断然ベストがおすすめ。
【ジャミーソンズのニットベストの特徴】
①発色がよく、程よい主張性がある
②ジャケットの下にレイヤードしてもごわつかない厚み
③シャツスタイルに合う
④柄のレパートリーが多い
素材はカーディガンもロングスリーブも同じですが、ベストの良さはジャケットの上から着用してもごわつかないのと、主張しすぎないこと!
初めて買うのであればベストで決まりです。
ニットベストのサイズ感
着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 | |
38(M)サイズ | 61.5cm | 48.0cm | 38.0cm | – |
40(L)サイズ | 64.0cm | 50.0cm | 38.0cm | – |
私はMサイズを着用。
175センチで63キロ、着丈はちょうどベルトが隠れるくらいの長さで、シャツなどの上から羽織るとピタッと吸い付くけれど窮屈ではない絶妙なサイズ感です。
サイズは身幅をメインに考えるとベストなサイズが見つけられると思います。
アメリカのダボッとしたニットとは真逆。
基本的には体のラインに近い細さなので日本人向けのニットと言えるでしょう!
歴史あり、温かみありのジャミーソンズのニットは買いですね!