モカシンタイプの靴ってとにかく履きやすい!!
包み込むように縫われたモカシン縫いは、人を選ばないフィット感があって、それでいてデザイン的にもナイス。
今回は男らしくもあり、カジュアルにバチッとハマるモカシンブーツ
ラッセルモカシン(Russell Moccasin)の紹介です。
【追記】
スポーティングクレイチャッカを7年間使用した経年変化レビューを書きました。
『ラッセルモカシンの経年変化を紹介【スポーティングクレイチャッカを7年間使用】』
ラッセルモカシンの歴史
モカシンシューズの代表ブランド、ラッセルモカシン
1898年アメリカ、ウィスコンシン州で創設者であるウィル・ラッセルという人物が、木こりのために、厳しい環境日でも耐えうるブーツを作ったのがブランドの始まり。
今尚ハンドメイドで、素材と生産地共に完全USA製。
1923年には旅人であるSlatterという人物が、1800マイルを153日間かけ旅にでた際、唯一困難な道のりの中で最後まで耐えにいた物がラッセルモカシンのブーツだったとレポートをあげています。
つまり耐久力は証明済みです!!
木こり、ハンター等の過酷な場所で働く者達に非常に定評のあるラッセルモカシン。
今では、日本はもちろんのこと、世界中でファッションとしての人気もあり、アメリカンカジュアルでは定番中の定番アイテム。
ミリタリーパンツに合わせてもよし、濃いデニムに合わせても良し。
どんなアメカジスタイルでも、溶け込み、その存在感は他のアイテムの邪魔すること無く、それでいて程よい主張があって、ひと目でラッセルモカシンだ!と分かるブランド力が魅力!
同じアメリカブランドでラッセルモカシンと合うシエラデザイン。
その詳しい記事「64クロスの定番シエラデザインのマウンテンパーカーはサイズ感も見た目も最高」も合わせてどうぞ
モカシン縫いとは??
このブランドは基本全てモカシン縫い。
モカシン縫い(モカ縫い)にはいくつか種類があるのですが、大きく定義すると、靴の甲部分のアッパーと本体がU字型に分かれており、この2つのパーツを上記の写真の様に縫い合わせる縫い方です。
この足を包み込むように縫われる製法のモカシン縫いは、アメリカの先住民の靴が発祥のようで、その製法を設立当時から変えずに守っているラッセルモカシンは、まさにモカシン縫いの王様的な立ち位置。
ハンドステッチで縫い合わせているので、機械とは違う、温かみや個体ごとの歪さがあるので、そこも面白いところ!!
履きやすさと行ったらやっぱりスニーカー。ニューバランスの記事もどうぞ!
「990v5の履き心地レビュー。やっぱりニューバランスは最高だった。」
ビブラムソール(Vibram sole)って?
今では様々な靴のソールに採用されているビブラムソール。
ラバーソールの中では最も有名なメーカーであるビブラム社のソールのことを、形を問わず、全てビブラムソールと言います。
ラッセルモカシンもこのビブラム社のソールを使用しており、ビブラムソールの最大の特徴は何と言っても、グリップ力と耐久性
現在市場に出回っている登山靴なんかもほとんどソールはビブラムソールだったりするくらい、アウトドアや厳しい環境に強いソール。
ソールの張り替えも利くので、すり減れば交換。を繰り返せば、ラッセルモカシンなんかはまさに一生付き合えるシューズと言っていいでしょう!!
クロムエクセルレザーって??
ラッセルを語る上で外せないワード「クロムエクセルレザー」
このレザーを使用しているタイプの靴が特に人気の商品です。
ホーウィン社のクロムエクセルレザーを使用しており、このレザーはオイルの含有量が半端じゃないです。
油分が多いので手入れもそこまで必要ないですし、何より雨に強い。
オイルは水を弾くので、大雨の日でも、中に雨が侵入することは無い!!
もう一つの特徴は、その柔らかさです。
見た目は硬そうに見えるのですが、履くと非常に柔らかく、靴ずれはよっぽどサイズ違いの物を履いていない限り起きないでしょう。
よくクロムエクセルレザーは傷が付きやすいという記事を見ますが、傷という考え自体間違っていて、味というのが正しいでしょう。
またオイルが抜けている部分が傷のように見えるのでブラシでオイルを均等に伸ばしたり、ケアすることで大抵の傷は消えます!!
同じホーウィン社の革を使用しているブランドオールデンが気になる方はこちら
「一足目のオールデンは日本人にあうフィット感のバリーラストがおすすめ」
ラッセルモカシンのオススメモデル
Russell Moccasinの2大定番モデルを紹介します。
様々なタイプの靴がありますが、初めの一足はこの2つのどちらかが良いでしょう!!
スポーティングクレイチャッカ
ラッセルモカシンの代名詞。
スポーティングクレイチャッカ
ウェザータフレザーのタイプやクロムエクセル。更にはダブルヴァンプやトリプルヴァンプ使用のものなど、カスタムは様々。
ソールもビブラム2070のものやシャークソールの物があったり。
クロムエクセルレザーと2070ソールの定番組み合わせのものが定番スタイルで上の写真もその仕様
履いてみると本当にブーツなのか?と疑ってしまうほどは着心地がよく、スニーカーを履く感覚で着用できます。
ノックアバウト
めんどくさがり屋のためのブーツ。
ノックアバウト
ペコスブーツタイプですが、履き口が広く着脱が簡単。
個人的にはスエードタイプのベージュがオススメ。
ビンテージのリーバイスなんかに合わせたらカッコイイだろうなぁ。
出典:マニライズ こんにちは。ファッションブロガーのいなかです。 この記事では、『レッドウイングのエンジニアブーツ』について深堀りしようと思います。ワークブーツ好きな人なら聞いたことあるでる、謎の英語と数字の組み合わせ【P[…]