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アークティックパーカーの経年変化レビュー『着用5年でどれだけ色褪せた?』

アークティックパーカーの右側の写真

こんにちは、ファッションブロガーのいなかです。

大好きでヘビロテしていたウールリッチの名作ダウンジャケット『アークティックパーカー』今年でちょうど着用歴5年となりました。

 

 
いなか
そんなわけでこの記事では、アークティックパーカーの経年変化(色あせ)について紹介しようと思います。

 

【この記事を読むと分かること】

・64クロス生地の色落ち変化
・アークティックパーカーの防水性の劣化具合
・防寒性の変化
・アークティックパーカーのメリット・デメリット
 

3分ほどで読み切れる内容ですので、気になっていた方はぜひご参考下さい。

 

※そもそもアークティックパーカーについて知らないという方は上記記事も合わせてどうぞ。

 

ウールリッチ『アークティックパーカー』の経年変化

ウールリッチのブランドタグ

アークティックパーカーを着用し始めてちょうど5年。

使用頻度は高くラフに、そしてヘビーに使用していました。(真冬の通勤はほぼ毎日と言ってよいほど)

 

【着用シーン】

・真冬は毎日のように着用
・小雨の日も着ていた
・バイク通勤時がメイン利用
・気を使わずにラフに使用していた
・ドライクリーニングは3年過ぎた頃に1度だけ
・汗を書きながらの着用も多々あり

 

 

 
いなか
なんとなくシチュエーションイメージできましたか。
とにかくラフに気にせず。そして高頻度で使用していたと思ってください!

 

そんなアークティックパーカーはどのような色落ちをしたのか?本題の変化具体について紹介していきます。

 

写真で色落ち具合を紹介

まずはじめに外的部分。

色落ち具合を写真とともに見ていきましょう。

※ビフォー写真をネットで探して比較してもらえるとわかりやすいです。

 

フロント

アークティックパーカーのフロント写真

購入したカラーはネイビー。

ですが全体的に色あせており今ではパープルのような色味に変化しています。

日焼けや雨による色落ちなど要因は様々。64クロスならではの毛羽立ち白がでてくるような変化を起こしています。

 

バック

アークティックパーカーの後ろ側

バックはリュックを背負っていたせいか、フロントに比べると色落ち具合は少ない。

しかし近くで見ると使用感はしっかりと感じられます。

 

裾部分

アークティックパーカーの袖部分

裾のリブは摩擦が強くかかる内側にのみ毛玉が発生している。

しかし5年着用であることを考えると比較的キレイ。リブが伸びてゆるくなっている印象は受けません。

 

ファー部分

ダウンパーカーのファー部分

アークティックパーカーにはコヨーテから取れたリアルファーが採用されています。

さすが天然素材。油分やツヤ感は残っており毛並みも購入時と比較してもあまり減っていない。

多くのダウンジャケットで使用されるのも納得のクオリティーです。

パッカリング具合

アークティックパーカーのフロントポケット

64クロスの経年変化の中でも人気の高いパッカリング(縫い目のうねり)

コットン特有の縮みから生まれるこのうねりはヴィンテージ好きにはたまらない経年変化。

私のアークティックパーカーもしっかりとうねってます。

 

【見た目の変化まとめ】

・フロントは濃いネイビーから紫色のように薄く色あせ変化している
・バックはフロントほど変化は見られない
・リブには毛玉がで始めている
・コヨーテファーは購入当時のようにツヤ感がある
・64クロス特有のパッカリングはしっかいとでている
 
 
【追記】
色落ちしたアークティックパーカーを染色しました!染色方法が気になるか方は下記の記事も合わせてお読み下さい!
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ダウン量の変化→減ったようには感じない

アークティックパーカーの内側のダウンパック

ウールリッチ『アークティックパーカー』は一般的なダウンとは違いダウンパックは内側にあります。

外からはダウンパックが見えない仕様であるため、スタイリッシュでスーツと合わせても膨張感がでない理由。

 

 

 
いなか
そんな内側のダウンの状態ですが、まだまだパンパンに詰まってます。
 
 
5年着用していますが、購入時と感覚的にはダウンの膨らみ具合(量)は同じくらいに感じる。

 

 

ダウンは抜けたり油分が減って萎んだりするのですが、アークティックパーカーはしっかりと詰まっています。

アークティックパーカーで使用されているダウンが高品質。そして裁縫が丁寧な証拠ですね!

 

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防水性の劣化

アークティックパーカーの右ポケット

コットンとナイロンのコンビネーション素材である64クロスは完全防水ではありません。

加えて撥水性も低下しているため、雨に濡れるとダイレクトに生地に水が浸透してしまうようになりました。

 

新品時→撥水性が高く水を弾いた。しかし完全防水ではない
現在→撥水性がなく水が染み込む。加えて完全防水ではない

現在このような状況。しかし今の所中まで水が侵入したことはありません。

 

 

 
いなか
64クロスに完璧な防水性を求めるのもおかしいので個人的にはあまり気にしていません。
 

どうしても撥水性を高めたいという方は適度に撥水スプレーをかけたり、クリーニング屋の超撥水加工などを利用すると良いでしょう。

保温性の変化

アークティックパーカーの全体写真

保温性は購入時同様に非常に高い!

真冬にバイクを乗っていても、寒いと感じず中はぬくぬくのままです。

 

ダウンが萎んでいない、そして均等であることが保温性が変わらない理由だと考えられます。

 

 
いなか
アークティックパーカーの保温性は10年選手ですね!
まだまだへこたれる様子が無いです。
 

 

アークティックパーカーの経年変化『メリット・デメリット紹介』

アークティックパーカーの右肩部分

 

ここまでを踏まえて、購入時と5年後の現在。

アークティックパーカーが経年変化したからこその良かった点とデメリットを紹介します。

 

経年変化によるメリット

・アメカジよりのスタイルにハマるようになった
・64クロスに味がでた

 

経年変化によるデメリット

・撥水性は落ちた
・スーツスタイルに合わせづらくなった

 

1番残念だと感じた点は、色落ちによりスーツと合わせることができなくなったこと。

今ではアークティックパーカーはカジュアルファッション似合わせるアウターという位置づけに!

 

 

 
いなか
どうしてもスーツと合わせたいという方は、64クロスではなくナイロン100%のアークティックパーカーを購入すると良いでしょう!

 

【追記】

思いきってアークティックパーカーを染色してみました。その様子について下記の記事にまとめてますのでぜひご覧ください。

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