『CPOジャケットって名前自体は知っているけど、詳しい特徴や素材についてわからない』
そんな方が殆どではないでしょうか。
この記事ではそんな小さな疑問を解決すべく、CPOの意味や素材の特徴などをわかりやすく紹介します。

(Inaka1992)
結論を先にいうと、CPOジャケットとはアメリカ軍がルーツのメルトン素材のアウターのこと!
では、そんなCPOジャケットについてより深堀りしていきます。
では、そんなCPOジャケットについてより深堀りしていきます。
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目次
CPOジャケットとは?『歴史と素材の特徴を紹介』

上記写真のようなジャケットをCPOジャケットと呼びます。
両胸のフラップポケットとボタンフライの前たてのみと見た目はいたってシンプル。
そんなCPOジャケットの歴史や素材について触れていきます。
CPOジャケットはアメリカ海軍のチーフが着用していたジャケット
1930年代ごろからアメリカ海軍下司官チーフが着用していたジャケットのことをCPOジャケットといいます。
CPO:Chief Petty Officerの略(日本語だと上等兵曹)
つまりCPOジャケットはミリタリーがルーツ。
そして戦闘用ではなく作業着に分類されます。
そして戦闘用ではなく作業着に分類されます。
CPOジャケットの基本的な仕様 | |
素材 | ウールのメルトン生地 |
ポケット | 胸元の2つフラップポケットのみ(初期は1つのみ) |
襟 | スタンダードな襟あり |
前たて | ボタン |

ミリタリー特有のエポレット等はなく、いい意味でミリタリー感が少ないジャケットになります。
メルトンウール素材とは水に強く保温力の高い素材
ウールの織り目がわからないほど表面を圧縮し、フェルト化したウール素材のこと。
Pコートやダッフルコートに使用されることが多く、非常に暖かく撥水性を備えているのが特徴。
Pコートやダッフルコートに使用されることが多く、非常に暖かく撥水性を備えているのが特徴。
簡単に言うとギチギチに詰まったウール素材のことで、海軍で使われるだけあり水に強い素材。

現在ではメルトン生地ではなくとも、両胸にフラップさえついていればCPOジャケットと呼ばれており、定義は広くなっています。
CPOジャケットが現代ファッションにマッチする理由

『ミリタリーアイテムであるCPOジャケットがどうして現代ファッションに根付いたのか?』
それは圧倒的な着回しのしやすさにあります。
CPOジャケットは別名CPOシャツと呼ばれており、インナーとして使用することもできるのです。

真冬はインナーシャツとして。普段はアウターとして。
そんな着回しができるのが人気の理由。
そんな着回しができるのが人気の理由。
CPOジャケットのおすすめブランドを紹介
最後にいくつかおすすめのブランドを紹介してこの記事は終了とします。
「CPOジャケットが気になっていたけど、どこのブランドのものが良いのかわからない」
そんな方はぜひ参考にしてみてください。
【海外ブランド】
・フィデリティ
・モンゴメリワード
・シアーズ
【国内ブランド】
・SCYE
・オーラリー
・フェローズ
・フィデリティ
・モンゴメリワード
・シアーズ
【国内ブランド】
・SCYE
・オーラリー
・フェローズ
CPOジャケットをファッションに最初に落とし込んだブランドが、シアーズやモンゴメリワードと言われています。
そこからCPOジャケットはアメカジファッションのマストアイテムになったのです。
本物志向で、忠実に再現しているモノがほしいなら海外ブランド。
デザイン性や日本ブランドの素材の良さが魅力的な方はドメスティックブランドがおすすめです!
デザイン性や日本ブランドの素材の良さが魅力的な方はドメスティックブランドがおすすめです!

以上がCPOジャケットの紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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