こんにちは。ファッションブロガーの「いなか」です。
この記事では、どのようにして夏の定番であるデカロゴTシャツが定番アイテムの座に上り詰めたのかを紹介!
・デカロゴTシャツが誕生した背景がわかる
・ロゴTが流行したきっかけを知れる
・ロゴTがダサいと言われる理由がわかる
デカロゴTシャツが定番化した3つの理由とは?
今や、デカロゴTシャツは夏の定番アイテムとしての位置を勝ち取りました。
「なぜロゴTが普遍的なアイテムとなったのか?」
「人気の理由は何なのか?」
不動の定番アイテムとなったひみつに迫ります。
理由1:ミニマム流行の反骨精神によるもの
「ミニマリスト」「シンプルイズベスト」
この様な、シンプル思考が充満した時代を覚えていますか?
100人いればその9割が無地のTシャツにリラックス感のあるデニムやチノパンを履いていた。
個性が消されてしまっていた時代。
そんなミニマル時代への反発から真逆に位置するデカロゴTは生まれました。
シンプルが流行れば、反対のコンプレックス(複雑)も同時に流行するのは自然な流れ!
ちょっと説明が下手くそになっちゃいましたが、つまり、ミニマム反対派の1割の心を掴むために、真逆のデカデカと個性を出すロゴTは生まれ、流行したのです!
理由2:誰でもおしゃれになれる楽さ
デカロゴ人気のもう一つの理由は『楽さ』にあります。
ロゴ自体がファッション部分のデザインの役割を担ってくれているため、着用者はコーディネートの際深く合わせ方などを考える必要が無いのです。
つまり、誰でも簡単におしゃれに見えるのです!
車で例えると『ベンツ』や『BMX』のようなもの。
よほど詳しい人でない限り、メーカーロゴを見るだけでセンスがある人。おしゃれな人が乗ってそうと感じます。
ブランドへの信頼度が重要になってきますが、ハイブランドや有名アウトドアブランドなどのロゴTを着ているだけで、『ファッション精通者』になれるのです。
理由3:ブランドそのものへの憧れ
デカロゴTにはファストファッションや他のブランドには出せない魅力があります。
それは『ブランド主張です』
グッチのロゴはグッチでしか使用してはいけないように、ブランドロゴの所有権はそのブランドにしかありません。
つまり着用者は好きを全面に出すファッションが楽しめるのです。
「ノースフェイスが好き。パタゴニアが好き。グッチが好き。エルメスが好き。」
以前まではブランドロゴなどを隠して素材感やデザインを楽しむことが美徳とされていましたが、
デカロゴはその逆をいきます。
ブランド愛好家にとってコレほど優越感の得られるコーデはありません!
【デカロゴ流行3つの理由をまとめ】
①シンプル反対派の心を掴んだ新たなデザイン性
②簡単にコーディネートに組み込める汎用性
③好きなブランドを前面に主張できる優越感
この3つが人気の要因と考えられます。
実際、ロゴを全面に出した洋服は昔からありましたが、やはりシンプルが美徳とされた頃から急に流行りだしたイメージです。
「ダサい」と感じる心理的な理由について紹介!
ロゴTがダサいと言われる理由
「デカデカと老舗や高級ブランドであることを全面に押し出していてダサい」
そのような意見もよく耳にします。
ダサいというのは正解。
だけどこの「ダサさ」をファッションの外しとして取り入れることが面白みであると考えます。
ギリギリのラインを攻める。
いつの時代もファッションとはおしゃれとダサいは紙一重。最終的には着用者のスタイルに委ねられます。
そういう意味では、デカロゴTを着るだけで誰でも外しのテクニックを駆使したおしゃれ人間になれるということです!
上からジャケットなどを羽織ってしまうとまた難しくなってしまいますが、夏のカットソーとして着るのであればデカロゴTは最強のアイテムかも知れません!
気になるブランドがロゴTを発売しているのであればこの夏試してみては??
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