「M65フィールドパンツの初期型と後期型のディテールの違いについて知りたい」
この記事では、そんなハテナを解決します!
・M65フィールドパンツとは?
・M65パンツの年代ごとのディテールの違いを紹介
・購入者の口コミを紹介
・オシャレなコーデを見てみよう
「M65フィールドパンツが気になっていた。初期型と後期型の違いが知りたい!」
「いろんな人の口コミやコーデ例が知りたい!」
そんな方に読んでいただきたい記事になります!
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M65フィールドパンツとは?
アメリカ軍から生まれた名作M65フィールドパンツ。
1965年からなんと40年近くもの間アメリカ軍で使用されており、様々な戦地で活躍しました。
80年代に入ると多くの映画スターが使用したことから、ファッションしても認知され始め、『カーゴパンツ=M65』のイメージが定着したのです。
そんなM65フィールドパンツのイメージや基礎情報をご紹介します。
ベトナム戦争で活躍したカーゴパンツ
M65パンツは様々な戦場で使用されましたが、やはりM65が初めて採用されたベトナム戦争で活躍したパンツというイメージが強く残っています。
60年代に勃発したベトナム戦争では、亜熱帯地でも着用可能な通気性と摩擦に強い強度が求められていました。
そこにナイロン×コットン混かつ薄手の生地で作られたM65パンツはもってこいのスペックだったのでしょう。
同じベトナム戦争で活躍したアイテム、ジャングルファティーグが気になる方はこちらも合わせてどうぞ。
・ジャングルファティーグジャケットの年代判別方法『1st,2nd,3rd,4thの違いを紹介』
M65はジャケットとコートも存在する
M65シリーズは全部で3ピースセットになります。
M65フィールドジャケット(ライナー有り)
M65フィールドパンツ
ベトナム戦争真っ只中の60年代。なぜアメリカ軍は防寒着を開発していたのか??
少なくとも、ベトナム戦争真っ只中に寒冷地用の服を開発する余裕があったことは確かです!
M65パンツの相場は1万円〜3万円程度
現在のM65 フィールドパンツの相場は15,000円〜30,000円ほど。
中古:1.5万円〜2万円
デッドストック:2万〜3万円
【後期型】
中古:1万円〜1.5万円
デッドストック:1.5万円〜2.5万円
M65パンツのサイズ感は??
M65パンツに限らずミリタリーパンツは表記と実寸に大きなばらつきがあります。
Sサイズなのに、Lサイズ表記のもとの同じ位大きいなんてザラです!
ですので、サイズを見る時は必ず表記ではなく、ショップが測っている「cm(センチメートル)」を参考にしましょう!
ちなみに、福岡のミリタリーショップ『WAIPER』さんだと以下のようなサイズ表記となっています。
表記 | ウエスト | 総丈 | 股上 | 股下 | 裾幅 |
X-Small/Regular | 約70cm | 103cm | 32cm | 71cm | 25cm |
Small/Short | 約80cm | 95cm | 32cm | 63cm | 25cm |
Small/Regular | 約80cm | 103cm | 32cm | 71cm | 25cm |
Small/Long | 約80cm | 113cm | 33cm | 80cm | 25cm |
Medium/Short | 約86cm | 95cm | 32cm | 63cm | 25cm |
Medium/Regular | 約86cm | 103cm | 32cm | 71cm | 25cm |
Medium/Long | 約86cm | 113cm | 33cm | 80cm | 25cm |
Large/Regular | 約100cm | 108cm | 36cm | 72cm | 27cm |
XLarge-Regular | 約108cm | 110cm | 38cm | 76cm | 29cm |
私の場合は、178cm64キロで『Medium/Regular』か『Small/Regular』がちょうどくらい。
M65パンツは約10センチほどウエストをアジェスターで絞ることができるので、ワンサイズ大きくてもOKです!
M65パンツのディテールについて深堀りしていきます!
M65フィールドパンツ【初期型と後期型の違いとは?】
キング・オブ・カーゴパンツである『M65フィールドパンツ』
その考えつくされたディテールを紹介!
・初期型のディテール
・後期型のディテール
初期型・後期型ともに共通するディテール
・ジッパフライ
・フラップ付きサイドカーゴポケット(中に止血用コード有り)
・フラップ付きバックポケット
・膝部分のタック
・ウエストアジャスター
・裾のドローコード
緊急用の止血紐がポケットに入っているのも当時では画期的な特徴でした。
ここ最近のビッグシルエットブームによる需要も相まってまだまだ人気は続きそうです!
ジッパーと素材。そしてステッチングに若干の違いが見られます。
初期型(1965年〜70年頃まで) | フロントジップ:アルミ / サイドステッチ:ダブルorシングル / 素材:コットンナイロン |
後期型(1970年頃〜) | フロントジップ:ブラス / サイドステッチ:シングル / 素材:コットンナイロン又はコットンレーヨン |
初期型はアルミジップ&サイドはダブルステッチ
1965年頃から70年まで生産されていたとされる初期型モデル。
最大の特徴はアルミジップであること。
アルミジップは破損しやすいので、状態の良いものが見つかりにづらく、希少価値が上がってきています。
またイレギュラーはありますが、サイドがダブルステッチであることが多いです。
後期型はブラスジップにサイドはシングルステッチ
後期モデルになると、フロントジッパーはブラス(真鍮)に。そしてステッチも簡素なシングルステッチに変更されます。
そして素材はコットンナイロンとコットンレーヨンの2種類に。
コットンレーヨンはより涼しい素材なので、オールシーズン快適に着用可能です。
この覚え方が一番カンタン!
気になっている方は早めにゲットするのがオススメです!
・ジッパーはアルミニウム素材
・サイドはだダブルステッチ
・65年から70年頃までしか生産されていないため希少性が高い
【後期型】
・ジッパーはブラス素材(真鍮)
・サイドはシングルステッチ
・球数は多いが年々価格が上がってきている。
M65フィールドパンツのコーデ例
「M65パンツとは?という基本情報はなんとなくわかってきましたか??」
次におしゃれの達人たちのコーディネートを紹介していきます。
よりパンツの太さやシルエットなどの雰囲気を掴むことができます!
上記で紹介したコーディネートのように、M65パンツは万能で様々なスタイルにハマります。
しかし軍パンなので、少なからずミリタリー感は必ずでます。そもそも軍モノが苦手って方にはオススメではない。
あくまで、ミリタリーパンツ好きが楽しむパンツだと思います!
購入者の評価『口コミを紹介』
M65パンツを購入した人は満足しているのか?サイズはジャストだったのか?
たくさんの口コミを紹介しますね!
(30代・男性)
164cm、60kg普通体型でSmall/Shortを購入。
サイズ的にはウェストはアジャスターで合わせてピッタリ。
丈が気持ち短いですが許容範囲です。
(40代・男性)
私は身長170cm 体重73kg 腹回り91cm です。
レギュラー/ミディアムを購入しました。
ウエストは洗濯後でギリギリでした。(全然縮みませんけど。)
(40代・男性)
ミディアム レギュラー購入しました
対応迅速で気持ち良いです!!
175cm70kgでサイズはちょうど良かったです
タグ表記は31Inc~35Incまでウエスト調整可能です
永く使えて味が出る物だと思います。
(30代・男性)
生地は厚手で丈夫。かなり太めなシルエット。味のある縫製。
好みはあると思うが、格好いい。
以上の様に、購入者の多くの方が満足されていて、素材感やシルエットがレプリカ物とは全然違うと感じられたようです。
これは普通に考えてすごいことですね!
M65フィールドパンツの特徴やディテールの違い【まとめ】
・40年以上もアメリカ軍で採用されていた軍パンの完成形
・3ピースで、パンツの他にコートとジャケットも存在する
・価格がどんどん上がってきているセミヴィンテージアイテム
・フロントジッパーがアルミ素材
・サイドがダブルステッチOrシングルステッチ
・素材はコットンナイロン
【後期型(70年〜)】
・フロントジッパーがブラス素材(真鍮)
・サイドがシングルステッチ
・素材はコットンナイロンOrコットンレーヨン
気になる方は、早めにGETすることをおすすめします!!