「アークテリクスの定番リュック『マンティス26』の使い心地やメリット・デメリットなどが気になる」
そんな悩みを解決!
私が実際に、マンティス26を5年間使用して感じた使いやすさや不満点などについて徹底的にご紹介します。
・アークテリクス『マンティス26』の基本情報について
・21枚の写真と共にマンティス26の細かなディティールを紹介
・4年間使用して感じた不満点&デメリット
サブ使いではありますが、5年ほど使い続けているアークテリクスの定番リュック『マンティス26』
私にとって「使いづらいなと思うことやこれ必要ないでしょ?」と感じるディティールがいくつか見えてきたので、皆様に情報を共有できればと思います。
また、基本スペックや特徴についても紹介するので、この記事を読めばマンティス26について網羅的に知ることができます。

(Inaka1992)
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アークテリクスのリュック『マンティス26』とは?
小旅行から普段使い。そして仕事使いまでカバーするアークテリクスの万能リュック、マンティス26。
アロー22やブレード20と並ぶ超定番モデルです。
はじめにマンティス26のおおまかなスペックを紹介していきます!
マンティス26の基本情報を紹介
基本スペックは以下の通り。
サイズ | 26L/縦45.5cm・横26cm・奥行き14cm |
重量 | 865g |
素材 | ナイロン100%(ポリウレタンコーティング) |
ポケット | 合計7箇所(メイン×1・メイン内部×1・フロント×2・トップ×1・サイド×2) |
発売年 | 2010年 |
特徴① | 軽い登山から普段使いも可能なスペックかつミニマルなデザイン。 |
特徴② | 2010年の定価は8,700円。2021年現在の低下は18,700円。10年で1万円も値上がりした。 |
何より驚くのが価格の推移。
昔ビームスとかで8,000円台で発売されていたのですが現在の定価は18,700円にもなっています。
他のどのモデルも1万円ほど価格が上がっているので、アークテリクス自体が値上げしたようです。

(Inaka1992)
ちなみに現在アロー22が29,700円。ブレード20で27,500円!
2020年秋冬よりモデルチェンジ

マンティス26は2010発売以降2015年と2020年の2回モデルチェンジを行っています。
2015年モデルと2020年モデル、ディティールの違い | |
2015年モデル | ①メインロゴはARC`TERYX文字+ブランドロゴ ②サイドに『mantis』の刺繍 ③ショルダーストラップに『ARC’TERYX』の刺繍有り |
2020年モデル | ①メインロゴはブランドロゴのみ(文字が無くなる) ②フロント下部に『MANTIS|26』の刺繍 ③ウエストベルトのバックルにロゴ有り |
2020年モデルのほうがよりミニマルな印象ですが、個人的には2015年モデルのほうがかっこいいと思ってます。
アークテリクスのロゴは不死鳥のロゴ+文字で1セットが好き!
スペック的にはほとんど変わらないのでどちらを選んでも収納力や撥水性。耐摩性は同じです!
また下記の動画がすごくわかりやすかったので添付しておきます。

マンティス26のデザイン&スペック
先程はマンティス26のざっくりとした部分について触れましたが、次はより細かなディティールやデザインの特徴などを紹介します。
多くの写真とともにご紹介しますので、どのようなリュックであるのか、よりイメージが湧くかと思います!
全21枚の写真でマンティス26のディティールを紹介

全体写真

学生時代、フェス使いに良いかなと思い少し変わったグリーンを購入


他のブランドには見られない立体感です。
ポケット

アークテリクスのロゴの両サイドにあります。


中はいたってシンプル。特に仕切りなどはありません。


ペットボトルや小さな水筒がちょうど入るサイズ感です。

裏地はPVコーティングされたナイロン素材。


その他の細かな特徴
①ジッパー関係
メインとトップポケットはダブルジップ仕様。
地味にだけど嬉しいポイントです。
そしてすべてのジップは止水ジッパーになっているため雨が入りにくくなっています。
ジップはYKK。国内ブランドだから安心感があります。
②ストラップ関係
トップポケットに加えてメインポケットにも鍵掛けフックが付いています。
ショルダー部分にはリングストラップ。
③その他
上部には手持ち用のストラップが付いているので、一応2WAY仕様ということになります。
最上部にはハイドレーションのホースを繋げる穴が付いています。



簡単にまとめると、マンティス26は都会向けではありますが、軽登山でも使用できるような工夫が施されている。そんな中間的なディティールといったところでしょうか。
マンティス26の背負やすさの秘密を徹底解剖
世界最高峰のアウトドアブランド「アークテリクス」の製品ということもあり、マンティス26の背負心地は素晴らしいです。
・通気性
・肩への負担

その理由を紹介!
人体科学に基づいたフィット感のため、点ではなく背中全体の面で捉えてリュックを背負うことができます。
・背面を見てもらうと緩やかな流線を描いている。
・ウエストとチェストベルトを使用することでより安定感がます。
ショルダーストラップに厚みと程よい反発があるため、肩への重みが分散される
背面はオールメッシュで通気性抜群。
【その他の背負いやすい理由】
マンティス26の底部分にはマチがあり、荷物を入れたとき一箇所に重みがかからないような工夫がされています。
全体に重さが行き渡るため、背負ったときのバランスがいい!
腰で擦れてしまう背面下部にはフェイクレザーの補強がついています。
かなり考えられた設計ですね!

これで1万円代はまだまだ安い!
②ショルダーストラップの抜群のクッション性
③長時間背負っても蒸れにくいメッシュ構造 etc…
マンティス26の使いにくさ『不満・デメリット』を3つ紹介
これまで使いやすさや背負やすさなどスペック面をべた褒めしてきましたが、使っていて『惜しいな』と感じたところはいくつかあります。
3つの使いづらい点を紹介してこの記事は終わりとします!
防水機能はそこまで強くはない
他の方のブログ記事を読むと、防水機能が優れていると書かれていることが多い。
しかしマンティス26は、PVコーティングしているだけの表面素材であるので防水というよりは撥水力をもたせているだけ。
大雨に降られると余裕で中まで濡れてしまいます。
完全防水だと思っていた方。必ず防水カバーを使用することをおすすめします!
無駄なポケットが多い
ミニマル化が流行のバック業界ですが、マンティス26はその逆をいっています。
登山使いであれば必要なのかもしれませんが、普段使いの私にとってはちょっとポケットが多すぎる。
どこに何を入れたのかわからなくなってしまいます。
サイドポケット1つ。トップを廃止。これが私の理想です!
PC用のクッションが無い
PC専用スリーブが薄くクッション性がほとんどなく、万が一リュックを落としてしまうと故障してしまう可能性があります。
都会使いであるならば、より厚めで安心感のあるクッション材を入れてほしかった。

この3つが惜しいなと思ったデメリット部分。
マンティス26は結局買うべき??【まとめ】
2021年現在の定価は18,700円のマンティス26。
不満点はありますが価格や性能を考えると、コスパは抜群。
メイン使いではなくちょっとした旅行や遊び使いがいいかな〜と思います。
メリット
・都会使いだけでなく軽登山でも使用できるほどの高スペック
・収納力が高くたくさん物を入れることができる
・背負いやすさは一級品!抜群のフィット感
デメリット
・防水機能は最高というわけではない
・ポケットの数が多すぎてかえってごちゃごちゃしてしまう
・PCスリーブのクッション性に不安がある

男性だけでなく女性の方も背負いやすいちょうどいいサイズ感。
マンティス26は総合的に見るとかなり使えるリュックだと感じました!
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