
ファッション的視点でカナダ軍のミリタリージャケットについて興味を持ったことはありますか?
おそらく大抵の軍モノファッション好きでも『NO』と答えるでしょう。
無理はありません。なぜならカナダミリタリーは、他のミリタリーに比べて圧倒的に放出品が少ないから。
そもそもファッション以前に普段目に触れることが無いのです。

(Inaka1992)
・【ブックマーク必須】国別ミリタリーパンツ&ジャケットまとめ『欲しいアイテムが必ず見つかります』
【定番!】カナダ軍ジャケット4選紹介
アメリカ軍でもヨーロッパミリタリーでも無い、カナダらしい特徴と言えます。
状態が良いものが見つかればGETしておきたいアイテムばかりです。
MK2コンバットジャケット

80年代頃からカナダ軍の戦闘用衣服として使用されていた「MK2コンバットジャケット」
襟は同色系のコーデュロイとなっており、ややクラシカル。
身幅もスッキリとしているので野暮ったくなりにくいのが一つの特徴です。

【特徴一覧】
- フロントはスラントポケット×2/マチのついた大型のウエストポケット×2
- 襟はコーデュロイ仕様
- 取り外し可能なライナーが付属しているため3シーズン着用可能
- ウエストにはシルエット調節可能なドローコードが付いている
その他随所にミリタリーらしいスペックは見られるMK2コンバットジャケット。
ファッション性も高くやや太めのパンツなどと合わせると雰囲気抜群です!

素材:コットン/ナイトン/ポリエステル
価格相場:8,000円〜15,000円
カナダ軍ECWモッズコート

アメリカ軍のM65フィールドコートと比較されることが多いカナダ軍のECWモッズコート。
カナダミリタリーの中でも1,2を争う人気のジャケットです。
※WCW:Extreme Cold Weatherの略

非常に防寒服として優れており寒さ知らず。
アメリカ軍のモッズコートのようにライナーやパーカーを合わせて着ることで、真冬でも余裕で耐えうる暖かさを手に入れることができます。
こちらもカナダ軍おなじみのスラントポケット&パラシュートボタンを採用。

【特徴一覧】
- カナダ軍最暖コート。カナダ番モッズコートと呼ばれている。
- 取り外し可能なライナーとパーカーが付属する。
- スラントポケット&パラシュートボタンとカナダらしいディティール満載
カナダ軍のジャケットの中でも特にレア。
なかなか見つからないお宝アイテムです。運よく見つかれば必ずゲットしておきたいところ。

素材:表地/65%ナイロン35%コットン・ライナー/ナイロン100%・中綿/ポリエステル100%・フード/メルトンウール
価格相場:35,000円〜60,000円
ロイヤルカナディアンネイビーデッキジャケット

50年代から90年代にかけての長い期間カナダ海軍で使用されていた『ロイヤルカナディアンネイビーデッキジャケット』
アメリカ海軍の名作N-1デッキジャケットを参考にして作られてと言われており、見た目はもちろん重厚感や保温性、どれをとってもクオリティーの高い1着となっています。

【特徴一覧】
- アメリカ海軍『N-1デッキジャケット』を参考にし作られた
- 裏地は全てコーデュロイと変わった仕様
- 保温力や着心地は最高クラス
カラーは非常に深いダークグリーン。(見た目はもはやブラック)
そして裏地も黒というシンプルなカラーリングは意外にミリタリーアイテムには見られない仕様ではないでしょうか。
ウールが中綿に使用されており保温力やフィット感は抜群。
クラシカルな見た目に相反する高いスペックが魅力です!

素材:ナイロン65%・コットン35%
価格相場:30,000円〜45,000円
カナディアンN-3Bパーカー

マイナス10度〜30度の極めて寒い地で使用される『N-3Bパーカー』
カナダ軍のものもアメリカ軍のN-3B同様に非常に暖かく、積雪地でも活躍してくれる1着です。

【特徴一覧】
- ダウンジャケットと比較されるほど暖かいN-3Bタイプ
- 中綿は保温性の高いウール100%
- リブ仕様の袖、遮断性の高い襟、凍らないファーなど、極寒地での仕様を考慮した設計
正直都会使いだとオーバースペックすぎる。
電車に乗れば汗だくになるし外を長時間歩いていても全く寒くない。そのレベルの暖かさを誇ります。

素材:表地/66%コットン&34%ナイロン・中綿/ウール100%
価格相場:35,000円〜50,000円
以上がまだ探せ見つかる、カナダ軍のジャケット4選でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

要チェックのミリタリーです!