『アメリカ軍やイギリス軍アイテムについてはなんとなく知っているし、いくつか洋服も持っている』
そんな方に次におすすめしたいのがドイツ軍。【素材・クオリティー・デザイン】この3秒師が揃った名作がたくさんあります!
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ドイツ軍の定番ジャケット8選紹介
この記事ではドイツ軍のジャケットを8着紹介します。
作りが良くファッション的に見ておしゃれ。現代ファッションになんの遜色もなくコーディネートできる汎用性の高いジャケットのみを激選しました!
ドイツ軍レザーフライトジャケット
1980年代、西ドイツ空軍で使用されていたレザーフライトジャケット。
マルジェラがサンプリングしたことで有名な1着でドイツ軍アイテムの中でも最も知名度のある名作。肉厚な本革に左肩に付くシガーポケットがアクセントとなる非常に印象強いアイテムです!
・カラーリングはヨーロッパの曇り空に適した深いグレー
・左肩に付く多機能なシガーポケットが特徴的(タバコだけでなくペンや地図などを入れていた)
・胸の縦ポケットのジップはRiRiジップであることが多い
・裾と襟はリブ仕様。
・裏地はフライトジャケットおなじみのオレンジカラー。
身幅がやや広めで肩が落ちるようなサイズ感。個人的にはジャストサイズはもちろん、大きめサイズでも着丈がそこまで長くないため不自然にはならないかなと思います。
また、時代やコントラクトによって若干のディティールの違いが見られるのも面白いポイント!
フレクターカモジャケット
ドイツ軍のカモ柄といえばこの斑点が落ち着けられたようなフラクターカモ(フレックカモともいう)と呼ばれるほど有名な迷彩パターン。
そんなフレクターカモパターンを採用したジャケットは、一見派手だが統一感のある見た目であるため案外着回しやすい!アウターとしてだけでなくアクセントとしてレイヤードとしての着用も可能です。
・シミや汚れという意味のフレクターカモ柄を採用
・フロントはジッパー&スナップボタンの2重構造
・左肩には小さなポケットが付く
・シャツとジャケットの中間のようなやや薄手の生地
・フレクターカモ自体ドイツ軍しか採用していない希少性の高い柄
フレクターカモ柄のアイテム自体年々減ってきているみたいで希少性が高くなってきました。他のカモ柄には見られない重厚かつ渋めの色味の合わせは雰囲気抜群です!
ドイツ軍ロングフィールドパーカー
アメリカ軍のモッズコート(M65)のドイツ版などと例えられることが多い名作『ドイツ軍ロングフィールドパーカー』
極限まで無駄を削ぎ落としており非常にミニマルなデザインの1着。中には取外し可能なボアライナーが付いているため着脱すれば3シーズン着用可能です。
・取外し可能なボアライナーが付属する
・ウエストには絞りコードが内蔵されている
・ポケットはフロントに4つ。内側に1つの合計5つ
・丈は膝上程度できれいなAラインシルエットが魅力の1つ
着てみるとわかるシルエットの美しさ!
ミリタリーアイテムですがアームホールも細めでウエスト周りも余分なダボつきが無い。見方によってはアメリカ軍のモッズコートより着用しやすくおしゃれな1着と言えます。
ドイツ軍モルスキンジャケット
洋服好きなら一度は聞いたことあるであろう素材『モルスキン(モールスキン)』
モグラの革という意味を持つモルスキンは、同じコットン100%のデニムやキャンバスよりも強度が高いとされておりとても頑丈なのが特徴。(発祥はフランス)
それに加えて手触りがよく、程よい光沢感もあるためファッションとの相性が抜群に良いです。
・初期型と後期型があり今回紹介しているモデルは初期型となる。
・胸ポケットから下に向けて帯が付くのが初期型。何もつかないのが後期型
・モルスキン素材はデニムのように経年変化が期待できる
・カラーは黒に近い濃いグレ
モルスキンの素材自体の魅力もさることながら、ニュートラルなデザインも人気の理由。
ドイツ軍のもモルスキンジャケットは、身幅やアームホールが細めでスリム。ミリタリーとは思えない現代的なシルエットをしています。
ドイツ軍ボアラニングジャケット
※写真は復刻品
ドイツ軍で1990年代頃まで採用されていたボアライニングジャケット。長年愛されていた定番モデルではあるがなぜか見つからない。そんな希少性の高い1着となります。
フラップで閉じたフロントの4つポケのみという構造は非常にシンプルで無駄のないデザイン。癖なくミリタリージャケットを着用したい方にうってつけのジャケットといえます。
・着脱可能なボアライナーが付属
・フードは一体型でボタンを締めて被ると顎元まで風か身を守ってくれる。
・フロントはボタンとジップの2重構造
・裾はドローコードで絞れる設計
ドイツ軍らしい渋めのオリーブカラーにシンプルかつ丁寧な作り。どんなコーデにも合わせることができる汎用性のある1着です!
ダブルブレステッドオーバーコート
ドイツ軍のダブルブレステッドオーバーコート。
いわゆるコートやジャケットの上から更に着込むことを目的としたオーバーコートで、厚着の上からさらに羽織ることを想定しており、着丈や身幅は広めにとられています。
フロントはダブルで中には取外し可能なチェックのベストが付く。とてもトラディショナルでどこかイギリスらしさも感じられる一着です。
・フロントはダブル仕様でトラディショナルな見た目
・背中ウエスト部分にはストラップがつく
・オーバーコートであるため身幅や着丈は全体的に大きめ
・インナーには取外し可能なチェック柄のベストが付く
・素材はウールとポリエステルの混合素材であるためチクチクしにくくなめらか
肩を落としたビッグシルエットを楽しめる1着。ダブル仕様のコートでありながら1万円を切る価格帯なのも魅力の一つです!
ドイツ軍ネイビーブレザー
ダブルの前開きにやや上向きの襟のラペルが特徴的なドイツ軍ネイビーブレザー。
ゴールドのボタンに深いネイビーはまるでアメリカの老舗ブランド、ブルックスブラザーズのような抜群の存在感があります。
・前開きはダブルで合計6つゴールドのボタンが付く。
・ゴールドのボタンにはアンカーマークのデザイン
・表地はウール裏地はなめらかなサテン
・様々なサイズ展開があり、身幅が細めのものもあり。
ヘリンボーンツイルブルーワークジャケット
古いミリタリーアイテムに多く採用されているヘリンボーンツイル。
ニシンの骨を意味するヘリンボーンは凹凸感が若干あり風合い豊か。着込むことで抜群の経年変化を見せます。スペック的にみても引き裂きに強く皺になりにくいというメリットもあります。
・素材はヘリンボーンツイル
・フロントに3つのパッチポケットのみと非常にシンプルなデザイン
・ダブルステッチで縫われている部分が多く、使い込むことでパッカリングが生まれる(経年変化)
・襟は小ぶりで剣先はやや外側に向いたデザイン
ドイツ軍のヘリンボーンブルーワークジャケットの生地は、薄くもなく厚くもない中間的な厚みのため3シーズン着用可能。
春先はアウターとして。冬にはインナーとしてコーデを楽しむことができます。
ドイツ軍はジャーマントレーナーだけじゃない!アウターも要注目のミリタリーです!
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