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【購入レビュー】モンベル「サンダーパスパンツ」はコスパ最強!『特徴やサイズ感を紹介』

モンベルのレインサンダーパス

ガチの登山やスキーでない限り、レインパンツはモンベルのサンダーパスパンツ一択で問題無いと言い切れます!!

 

  • 雨の日のバイク通勤の際に
  • 釣りのときの水よけレインパンツとして
  • キャンプや軽めの登山使い
  • 寒い日のオーバーパンツとしてetc…

 

 
いなか
ゴアテックス素材なんて普段使いじゃオーバースペック。モンベルのサンダーパスで十分です!
 
この記事ではモンベルの『サンダーパスパンツ』の基本スペックや着用して感じたメリット・デメリットなどをご紹介します。
結論を言うと、レインパンツとしての機能性の高さと価格の安さを考慮すると、これ以上コスパの良い優良パンツはありません!
 
 
とはいえ、しっかりデメリットも見つかったので、購入を検討していた方はぜひ今一度立ち止まって本記事をご参考下さい。
 
 
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モンベル「サンダーパスパンツ」の基本スペックを確認

モンベルのサンダーパスパンツ

モンベルのレインパンツの中で2番目に低価格である「サンダーパスパンツ」

基本情報は以下の通りになります。

 

サンダーパスの基本情報&スペック
価格6,930円
カラー展開ネイビー・タン・ダークネイビー
素材ドライテック3レイヤー(50dナイロンリップストップ)
平均重量242g

 

ちなみにレインパンツの中で一番安いのは、5,170円の「レインハイカーパンツ」

耐水圧はほぼ同じですが、浸透性が低く汗を掻いた際に蒸れやすいため購入を控えました。

 

 
いなか
購入したサンダーパスパンツのスペックについて深堀りしていきます。

 

耐水圧&浸透性の高い『ドライテック3レイヤー』を採用

モンベルのドライテック

サンダーパスパンツは、上記写真左側のドライテック3レイヤーという素材を採用しています。

 

 
構成素材:50デニール・ナイロン・リップストップ

耐水圧:20,000mm以上

浸透性:15,000g/㎡・24h
※耐水圧とは→水の圧力にどれほど耐えられるか数値化したもの。20,000mmともなると嵐レベルに対応する。
※浸透性とは→24時間の間にどれだけの水分を外に出せるかの数値。高いほど汗を外に逃がす力が強い
 
 
サンダーパスパンツをアーバンユースで履いていて中まで水が染みる、カッパのように中が蒸れるということはほぼ無いと思って大丈夫です。
それほどまでに防水性と浸透性が非常に高く、通常使いで困るということはありません!
 
 
ちなみにモンベルのゴアテックスを使用したハードシェルパンツ「アルパインパンツ(27,500円)」だと耐水圧は50,000mm以上、浸透性は25,000〜98,000g。

 

 
いなか
このレベルとなるとオーバースペック過ぎて街だと浮きます。笑
ハードな雪山登山やアイスクライミング向けです!
 
 

サンダーパスパンツのディティールを写真で紹介

なにわともあれ写真で全体の雰囲気を感じて下さい!

写真からも高性能であることがビンビン伝わってきます。笑

 

全体

サンダーパスパンツの全体写真

フロント右股には「mont-bell」左足膝上には防水であることを示すマークが貼られています。

それ以外にポケットや装飾類は付きません。

 

サンダーパスパンツの背面写真

バックはシンプルそのもの。

股上がやや深めに取られているため、パンツの上から履いた際にストレスが少ないです。

 

サンダーパスパンツの側面

サンダーパスパンツは「ロングボトムジッパー」と呼ばれる仕様となっています。

サイドのスナップボタンとジップを上げることにより、膝の位置まで大きく袖が広がります。

 

サンダーパスパンツの裏側

サンダーパスパンツは、ドライテック3レイヤーを採用しているため、上記写真のように裏地が貼られています。(2レイヤーだと無い)

肌に直接当たってもベタつきやがなくサラッとした質感。ステッチからの水の侵入を防ぐシームテープも丁寧に貼られています。

 

 
いなか
以上が全体図の説明。次により細かなディティールを深堀りしていきます!
 

 

各ディティール

サンダーパスパンツのウエスト

ウエストにはゴムが通っているため、伸縮性があり履く時すごく楽です!

 

サンダーパスパンツのウエスト

ジッパー+スナップボタン仕様。

ウエストのゴムは中で絞ることができるので、「腰回りは細いが足は太い」みたいな方でも絞って調整できます!

 

サンダーパスパンツの止水ジッパー

よくマウンテンパーカーなどで見る止水ジッパーとは形状が違いますが、サンダーパスのジッパーも防水仕様となっています。

ジッパーは硬くなくちょうどよいスムーズさ!開閉にストレスを感じません!

 

サンダーパスパンツのロングボトムジッパー

ロングボトムジッパーなのでブーツなどのボリューム感ある靴を履いたままでもパンツを履くことができます。

 

サンダーパスパンツのサムエシステム

裾部分の紐を靴のソールに通すことで、裾のバタツキを抑えてくれます。

別に覚える必要はありませんが、こういった仕様のことをモンベルでは「サムエシステム」と呼びます。

 

サンダーパスパンツのウエスト裏

ウエスト裏地はネイビーではなくブラックカラー。おそらく汚れを目立ちにくくするための仕様だと思います。

こういった細かな部分も凝ってる!さすがモンベルです。

 

サンダーパスパンツの裏側アップ

止水テープは表のロゴなどの裏にも貼られています。

テープは汚れなどによって劣化するので、定期的に洗濯してあげましょう!

 

生地感

サンダーパスパンツの生地感

ドライテック3レイヤー(50デニールリップストップナイロン)

50デニールナイロンに加えて、格子状に縫うリップストップを採用しているため、耐久性は非常に高いです。

それでいて、ナイロンのシャカシャカ感はそこまで強くなく、柔らかさも共存しています。

 

収納

サンダーパスパンツの収納

付属のスタッフバッグに収納することができます。

手より少し大きいくらいのコンパクトさなので、かばんに忍ばせておくこともできますね。

 

 
いなか
6,930円という価格でこの機能性やこりようはハンパないですね!!
 
 
【ここまでのまとめ】

・サンダーパスパンツは完全防水で浸透性も高いレインパンツ

・それでいて6千円台という圧倒的コスパの良さが人気の理由

・一見するとデザインはミニマル。しかしディティールを見ると様々な工夫が施されている

・代表的なのが、「ロングボトムジッパー」「止水テープ」「サムエシステム」など
 

サンダーパスパンツの旧モデルと現行品を比較

実は2021年現在だと、サンダーパスパンツは旧モデルと現行モデルの2種類が公式HPから発売されています。(旧モデルはアウトレット)

 

 
いなか
基本デザインは同じ。違いは素材の厚さと重量になります。
 
 
 現行モデル旧モデル
価格6,930円4,000円(型落ち価格)
素材ドライテック3レイヤー(50デニール)ドライテック3レイヤー(40デニール)
重量242g250g
※デニールとは→繊維の太さを表す数値。一般的には高くなるほど太く強度が高いとされる
 
現行モデルのほうが軽く強度もやや上がっているので、性能は旧モデルを上回っています。
しかし旧モデルは在庫に限り約3,000円も安い4,000円で購入できるので、旧モデルを選ぶのも大いにありだと思います。
 

サンダーパスを履いて感じたデメリットを紹介

防水性・浸透性・コスパ・防風性などメリットはありますが、履いてみて感じたデメリットは1つだけあります。

それはスナップボタンが異常に硬いこと!男の私でも開けるのにグッと力を入れなければ開かないほどです。

 

デメリット-スナップボタンが硬すぎる

サンダーパスパンツのスナップボタン

 

 
いなか
このスナップボタンがめちゃくちゃ硬い。
 
ウエストにあるスナップボタンも硬いですが、屈んで開けないといけない裾のボタンが特に硬く感じられます

靴の着脱したい場合は必ずスナップボタンを開けないといけないので、これは完全にデメリットですね。

 

個体差があるのかもしれません。お店で購入する場合は確認必須。オンラインショップで購入する場合は運に任せるしかありません!
 
使い込むことによって軽くなるのかな??とりあえず履き続けてみようと思います。
 

サンダーパスパンツのサイズ感は?「実際に履いてみた画像あり」

最後に肝心のサイズ感について紹介します。

モンベルはサイズ感が豊富で、通常のS.M.Lに加えてショートとロングレングスの物もあるので必ずマイサイズに出会えますね!

サンダーパスのサイズ一覧

サンダーパスパンツのサイズ感
出典:モンベル公式

※海外サイズを除く

 

モンベルのサイズ感はThe日本人向けサイズって感じの王道サイジングです。(アメリカブランドなどのように、ワンサイズ下げなければならないなどはありません。)

 

普段Mサイズのパンツを履いているならモンベルもMサイズを基準にすれば良いと思います。

そこからレングスが短かったり短かったり長かったりするならショートまたはロングレングスを選びましょう!

 

 

 
いなか
理想は実店舗で定員さんにアドバイスをもらうのが良いですが、ネット購入であれば普段履いているパンツとサイズを比べてみてください。
 
 

着用画像でサイズ感を紹介

身長:178cm

体重:64キロ

購入サイズ:Lサイズ

用途:バイク通勤の雨具・釣りのときの雨&風よけ
 

サンダーパスパンツを着用

写真ではストレートシルエットのデニムの上からサンダーパスパンツを履いています。

サンダーパスパンツを着用

オーバーパンツですが、極端に太くなくシルエットが綺麗。

サンダーパスパンツを着用

バイクに跨っても裾がくるぶしの位置に残るように、裾丈はやや長めのサイズ感をチョイス!

風よけ用とも兼ねているので、真冬だと雨の降らない日でも履く予定です。

 

 

 
いなか
デニムの上から履いても窮屈感はなく動きやすかった。それでいてこの美シルエット!

 

【まとめ】サンダーパスパンツはコスパ最高の優良アイテム

モンベルのパンツ

スナップボタンの開閉がしづらいというデメリット以外のスペックは申し分ありません。

  • コスパ
  • 防水性
  • 浸透性
  • 裁縫

 

このどれもが6,000円台とは思えないクオリティー。

私の経験則的には3倍の1万8000円位出しても満足できる機能性だと感じました。

 

 
いなか
日常使いだと十分すぎるスペックの高さです!

 

レインパンツを探していた方は、サンダーパスパンツも候補に入れてみてはどうでしょうか。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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