
30歳以上のアメカジ好きならとても懐かしいブランドではないでしょうか?
5〜10年前、ビームスなどの大手セレクトショップはもちろん、個人の小さなお店でも数多くの別注品やオリジナルが販売されていました。
しかし、残念ながら現在ラッセルモカシンをレギュラー販売している店舗は皆無の模様。人気も下火傾向となっています。
ただ、私は2026年現在もラッセルモカシンが大大大好きなので、
そんなことは気にせず愛すべきラッセルモカシンの名作「スポーティングクレイチャッカ」のレビューをしようと思います!
【この記事の内容】
・ラッセルモカシンが日本撤退した理由
・ラッセルモカシンのブランド情報
・10年以上履いているスポクレの経年変化や着用感をレビュー
USA製を語る上で外すことができない名作。
ラッセルモカシンについて今一度語り合いましょう!
2023年頃ラッセルモカシンは日本での卸売を終了

【残念ながら2023年頃に卸売が終了】
現在はアメリカ国内のエンドユーザー向け販売のみにシフトチェンジし事業縮小。
円安の影響もあり、アメリカから買い付けて日本で販売しているセレクトショップもおそらくありません。
2026年アメリカでの定価価格を調べてみましたが、おおよそ750ドル。日本円で約12万円(6月現在)
円安と物価高のダブルパンチ。そりゃ卸売やめますよね…この値段なら流石に買えない。
そんなわけで、日本からラッセルモカシンが消えました。悲しすぎる。
現在はECで新品をいくつか探せますが、ほとんど売っておらず。これから欲しい人は中古を探す他なさそうです。
ラッセルモカシンとは?伝統を重んじるハンドメイドシューズブランド

ラッセルモカシンについてあまり知らない方に向けて少しだけブランド情報に触れておきます。
1898年アメリカウィスコンシン州で創業した「ラッセルモカシン」
日本国内では、アメカジやアメトラなどのファッションを好む人に人気があり、
当時は秋になるとラッセルモカシンにシエラデザインのマウンパやパタゴニアのレトロXと合わせるのが定番だったと記憶しています。
女性でも履いている人が多く、私の周りにもラッセル女子が何人かいました。
スポーティングクレーチャッカはイギリスのチャッカブーツのようなフォーマル色はなく、ポテっとしたフォルムはカジュアルファッションに最適。
加えて締め付け感もなくスニーカー感覚で履けることからとても人気がありました。
そんなラッセル。かなり歴史が深いです。
100年たった今でもアメリカでハンドメイドで作られている

ラッセルモカシンは令和の現在でも、1足を作り上げるのにほぼ全ての工程を手作業で行なっています。
機械では消して得られない、ハンドメイドだからこその耐久性やステッチング、そして温かみが魅力です。
2023年ごろまでハンドメイドで5,6万円で買えていたのおかしかったのかもしれません。
伝統的なモカシン製法を用いており極上の履き心地が人気

ブランド名にもなっている通り、ラッセルモカシンはモカシン製法を用いて作られています。
【モカシン縫いとは?】
足を包むようにU字のアッパーと本体の縫い付ける製法。
柔軟性と堅牢さを両立しており、長時間履いても疲れにくいとされている。
製法についてのイメージは下記サイトの写真がとてもわかりやすかったので参照ください。
→外部リンク
ラッセルモカシンは、シングルヴァンプ、ダブルヴァンプ、トリプルヴァンプという3種類のモカシン製法を採用しており、
シングルからトリプルへ枚数が増えるほど防水性とタフさが増します。(価格も高くなります。)
スポーティングクレーチャッカとノックアバウトが2大名作シューズ
左のスポーティングクレーチャッカは名前の通り、クレー射撃ように作られたブーツ。
右のノックアバウトは水辺でのアウトドアようとして作られました。
どちらも超名作で、1980年代のアメカジブームではレッドウィングと並ぶほどの人気でした。
2000年代以降ではアメカジの域を超えて多くのセレクトショップで販売され、ジャンルレスに愛される靴となりました。
13年履いたスポーティングクレーチャッカの経年変化や履き心地をレビュー

サイズ:US8.5E
レザー:ウェザータフレザー
ソール:ヴィブラム
アイレット:3アイレット
私の所有しているスポクレは、当時のラッセルモカシンのラインナップの中ではスタンダードなモデル。
別注品とかだと、トリプルヴァンプにクロムエクセルレザー、5アイレットみたいな全部のせが流行っていて、レギュラー品よりも3万円ほど高いイメージでした。
20歳の頃にプラス3万円は流石に無理で諦めたのを覚えています。
スポクレのサイズ感と履き心地について

サイズ表記消えちゃっていますが、US8.5のワイズがEです。
ラッセルモカシンは一般的な革靴やスニーカーよりも大きめに作られているため、サイズ選びのコツとしてはハーフサイズ小さいのを購入するのがおすすめ。
ラッセルに関してはハーフサイズ下のUS8.5でジャストサイズとなります。
肝心の履き心地は言わずもがな最高。
・手縫いのモカシン製法は足全体を包み込むようなフィット感
・厚めのヴィブラムソールは反発が強く跳ねるように軽い
・ウェザータフレザーはしなやかで柔らかく、締め付け感はほぼ皆無
・履き込むごとにソールが沈み自分の足にフィットしていく感覚が快感
ラッセルモカシンは革靴を履いているというよりは、スニーカー感覚に近い履き心地です。
硬いブーツが苦手な人にもラッセルはおすすめですね。
写真でスポーティングクレイチャッカの経年変化を紹介
13年なんてまだまだひよっこですがぜひ見ていってください。
※使用頻度は購入1,2年目こそ高かったですが、徐々に使用頻度は減り今では年に数回程度となります。

ケアしてから写真を撮ろうかと悩みましたが、あえてそのままの状態で撮影。
ウェザータフレザーは独特なシボ感とたっぷり油分を含んだオイリーな見た目が特徴のレザー素材。
やや乾燥気味になっていますが、まだまだオイルが残っています。

アッパーのシボ感は履き込んでいくうちに減っていきました。
足の甲がアッパーを突き上げたことが理由だと思います。

逆にサイドを見ると、歩くごとに縦にストレスがかかるので、シボ感は強く縦に入っています。
履き手の癖や履く頻度で経年変化は変わる。革靴の醍醐味ですね。

ステッチ糸のほつれなどはなくとても綺麗な状態。

ヒール内側は歩く癖で当たってしまうのか、徐々にスレてきています。

ソール内のロゴは綺麗な状態を維持。
革靴のロゴマークはすぐに消えてしまう印象ですが、ラッセルモカシンのブランドロゴはなかなか消えないようです。

ソールはビブラムソール(型番はおそらく2060)
ダナーやブランドストーンなんかでもよく使用されているソールで、軽量かつグリップ力に優れています。
すり減りは目立ちますが、交換しないといけないほどは消耗していません。
ラッセルモカシンを買うなら今が狙い目。人と被らないし中古が安い!

【関連記事】
・ラッセルモカシンの歴史と定番モデル。スポーティングクレイチャッカとノックアバウト
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2018年に書いた記事が見つかりました。
文章力絶望的ですが、当時出回っていたラッセルモカシンの情報をより具体的に書いた記事となります。

