
『レプリカではなく、軍で使われてた実物のミリタリーセーターが欲しい』
今回は、そういった方に向けて実物の軍モノセーターを厳選してご紹介。
この記事では定番のイギリス軍からちょっとマニアックなルーマニア軍コマンドセーターまで。永久保存しておきたい名作をまとめました。
5分程度で読み終わる内容なので、「軍モノセーターをさらりと着こなしたいと思っていた」という方はぜひ参考にしてください。
※この記事は2026年8月にリライト(最新情報へ更新)しております。 「イギリスの老舗ニットブランドについて知りたい。」今回はそのような方に向けて、イギリスの名門ニットブランドを11選ご紹介いた[…]
そもそも軍モノセーター=コマンドセーターとは?

ニットの聖地としても知られるイギリス発祥のコマンドセーター。
イギリス軍が第二次世界大戦時に採用したことが始まりとされており、その後アメリカやヨーロッパ各国に普及し多くの軍で使用されました。
【コマンドセーターの特徴】
・ウール素材で構成されている
・インナー着用が想定されているため体に密着するタイトなフィット感
・肩と肘に補強のパッチ(ショルダーパッチとエルボーパッチ)がつく
・肩に腕章をつけるエポレットがつく
・大半がオリーブカラー
・リブニット素材のため伸縮性が高い
ハードな使用を想定して作られているため、摩擦の多い肘や肩にはパッチがつくコマンドセーター。
伸縮性と保温力が高く機能性は申し分ない。加えてデザインはシンプルながらもほんのりエッジが効いているため普段使いがしやすいニットとなっています。
※この記事では国内最大手のミリタリーショップ「ワイパー」で実際に買えるコマンドセーターのみピックアップしています。
様々な国の軍モノコマンドセーターを紹介

今回紹介するコマンドセーターは以下の9着
- イギリス軍:コマンドセーター OLIVE
- イギリス軍:RAF クルーネックコマンドセーター
- アメリカ軍:ウールコマンドセーターOD
- アメリカ軍:U.S.NAVY WOOL GOB セーター
- フランス軍:コマンドセーター SAINT JAME
- フランス軍:AIR FORCE Vネック コマンドセーター
- オーストリア軍:コマンドセーター WHITE&BLACK PATCH オリーブブラウン
- ドイツ軍:コマンドセーター オリーブ
- ルーマニア軍:クルーネック コマンドセーター
イギリス軍:コマンドセーター OLIVE

| イギリス軍コマンドセーターOLIVEの基本情報 | |
|---|---|
| 国 | イギリス軍 |
| 素材 | ウール80%/ナイロン20% |
| 特徴1 | これぞコマンドセーターといった定番デザインのセーター |
| 特徴2 | タイトな身幅と伸縮性に富んだリブニットがフィット感を向上している |
由緒正しきコマンドセーターといえば「これ」と言える大定番。
肩と肘の補強パッチや、肩のエポレットなどミリタリー好きにはたまらないディティールが散りばめられており、男心をくすぐります。

素材はやや肉厚なナイロン混のウール素材。
ウールの温かさは維持したまま、ナイロンの軽さと強度を加えているためウール100%素材よりも耐久性が高いのが特徴です。
イギリス軍:RAF クルーネックコマンドセーター

| イギリス軍:RAFクルーネックコマンドセーターの基本情報 | |
|---|---|
| 国 | イギリス軍(空軍) |
| 素材 | ウール |
| 特徴1 | 空軍カラーである「ブルーグレー」が使われた、一味違うコマンドセーター |
| 特徴2 | クルーネック(丸首)仕様で、厚手のリブ編みが高い保温性を生んでいる |
第二次世界大戦中、山岳部隊やSAS(特殊空挺部隊)といったエリート部隊のために作られたセーター。
RAF(ロイヤルエアフォース)モデルはその中でも、空軍らしい落ち着いたブルーグレーが特徴です。

生地はリブ編みでしっかりとした厚みがあり、保温性だけでなく耐久性にも優れた作り。
ミリタリー色の強すぎるオリーブカラーは嫌だという方にも着用しやすい落ち着いた配色となっています。
アメリカ軍:ウールコマンドセーターOD

| アメリカ軍:ウールコマンドセーターODの基本情報 | |
|---|---|
| 国 | アメリカ軍 |
| 素材 | ウール100% |
| 特徴1 | イギリス軍のコマンドセーターをサンプリングし作られた、アメリカ軍コマンドセーター |
| 特徴2 | イギリス軍ほどタイトではないため、より現代的で着回しのしやすいサイズ感。 |
生地は肉厚なリブニットで、縦だけでなく横方向にもよく伸びる仕様。
ウール100%ならではの防寒性の高さも折り紙付きで、1枚できても高いの保温力を誇ります。

肘のエルボーパッチ、肩章(エポレット)と、ミリタリー好きが好むディテールが一通り揃っており、イギリス軍のものととても似ています。
タイトなフィット感を望むなら、イギリス軍のコマンドセーター。
現代的でややゆとりのあるコマンドセーターが欲しい人はアメリカ軍のものがおすすめです。
アメリカ軍:U.S.NAVY WOOL GOB セーター

| アメリカ軍:U.S.NAVY WOOL GOBセーターの基本情報 | |
|---|---|
| 国 | アメリカ軍 |
| 素材 | ウール100% |
| 特徴1 | アメリカ海軍で使用されていたモックネックセーター。ガンジーセーターのような見た目が特徴 |
| 特徴2 | シンプルなブラックカラーのため汎用性が高くさまざまなコーデに合わせられる。 |
アメリカ海軍で使用されていたモックネックセーター。先ほどまで紹介していたコマンドセーターとはデザインが異なり、肘や肩にパッチはつきません。
また、海からの激しい風を防ぐため襟元は立ち上がったモックネック。袖もキュッとリブがしまっている仕様となっています。

素材はやや肉厚なウール100%素材。
言われないとミリタリーアイテムだとわからないほどソリッドでシンプルなデザインのため幅広いコーディネートに組み込めるのが嬉しいポイント!
フランス軍:コマンドセーター SAINT JAMES

| フランス軍:コマンドセーターSAINT JAMESの基本情報 | |
|---|---|
| 国 | フランス |
| 素材 | Laine peigne 55%,Chlorofibre 45% |
| 特徴1 | バスクシャツで有名なセントジェームスがフランス軍に納品した希少アイテム |
| 特徴2 | レーヌペインニュと呼ばれる高級スーツなどにも使用される光沢あるウールを使用 |
セントジェームスがフランス軍に納品した希少なコマンドニット。
レーヌペインニュというウールの短い繊維や不純物を取り除いた素材を使用しています。
・毛羽立ちが少ない
・繊維が揃っており光沢感がある
・丈夫で長持ち
といった性質をもったウールで、ミリタリーニットながらもどこか上品な印象を受けます。

サイズ感はややタイトで袖は短め。(まさにセントジェームスって感じのサイズ感)
縮んだバスクシャツのようなシルエットをしているためサイズ選びには少し注意が必要です。
フレカジコーデにも合います。
フランス軍:AIR FORCE Vネック コマンドセーター

| フランス軍:Air Force Vネックニットの基本情報 | |
|---|---|
| 国 | フランス軍 |
| 素材 | ウール55%/クロロファイバー45% |
| 特徴1 | コマンドセーターには珍しいVネックタイプ。 |
| 特徴2 | ウールとクロロファイバーの混合素材のため、保温力と吸水速乾性に優れている。 |
フランス空軍に納品されているネイビー色のコマンドセーター。
ショルダーパッチや肘当てなど、コマンドセーターの基本的なディティールはそのままに襟元がVネック仕様となっています。
首元に開放感があり締め付け感が皆無。
インナーに襟ありのシャツを合わせることができるため、ファッション的にも使いやすく日々のコーデに取り入れやすいデザインとなっています。

サイズはコマンドセーターには珍しい大きめの作りとなっています。
アームホールなどもゆとりがあるため、長時間来ていても楽ちん。今風にオーバーサイズでゆるっと着用するのがおすすめです。
オーストリア軍:コマンドセーター オリーブブラウン

| オーストリア軍:コマンドセーターオリーブブラウンの基本情報 | |
|---|---|
| 国 | オーストリア軍 |
| 素材 | バージンウール50%/アクリルやコットン混合素材50% |
| 特徴1 | バージンウールかつハイゲージなニットを使用しているため肌触りが滑らかで着心地抜群 |
| 特徴2 | オーストリア軍らしいブラウンとオリーブのような落ち着いたカラーリングが魅力 |
ミリタリーグリーンが苦手という方にも挑戦しやすいブラウントーンの強いコマンドセーター。
グリーンというよりはほぼブラウンに近いカラーなので、デニムやチノパンといった定番パンツに合わせられるのはもちろんこと、やや発色の強いパンツとの相性も抜群です。

素材はバージンウールとアクリル系の混合素材。
繊維の細いハイゲージニットを使用しているため、チクチク感は少なく高級ニットのような滑らかな肌触りが特徴です。
あえて、女性が着用するのも可愛いですね。
ドイツ軍:コマンドセーター オリーブ

| ドイツ軍コマンドセーターオリーブの基本情報 | |
|---|---|
| 国 | ドイツ軍 |
| 素材 | ウール100% |
| 特徴1 | 胸ポケットが配置された珍しいディティールのコマンドセーター |
| 特徴2 | これぞコマンドセーターといったミリタリー臭漂う男らしいセーター |
ナイジェルケーボンやRRLが好きな人には絶対刺さるであろう、無骨さ漂うドイツ軍のコマンドセーター。
大きく配置された肘当て、エポレット、胸ポケットが特徴的でこれぞミリタリーウェアといったデザインになっています。

素材は肉厚ウール。
かなり男前なディティールのコマンドセーターなので、好き嫌いはかなり分かれると思います。
しかし、これぞ本物の野戦地での着用を想定して作られたセーター。袖を通す価値ありです。
ルーマニア軍:クルーネック コマンドセーター

| ルーマニア軍:クルーネックコマンドセーターの基本情報 | |
|---|---|
| 国 | ルーマニア軍 |
| 素材 | ウール50%/アクリル50% |
| 特徴1 | 背面(ヨーク)まで補強パッチが続くのは、ルーマニア軍ならではのディテール |
| 特徴2 | 数多くのブランドがサンプリングした隠れた名作 |
最後に紹介するのはルーマニア軍のコマンドセーター。
肉厚で締め付け感が強いこれまでのコンバットセーターとは違い、ニッティングはライト。着心地が軽快なためストレスなく長時間着用が可能です。

ルーマニア軍セーターの最大の特徴は背面まで続くヨークパッチ。
フロントから見るとよくあるショルダーパッチとエポレットなのですが実は背面にぐるりと一周しています。
そのほか、袖や裾の編み方を変えていたりととても手の込んだ作りとなっており、デザイン的にも優れています。
あなたに合うのはどの軍モノセーター?
同じ「コマンドセーター」でも国によって編み地・パッチの形・ネックデザインが微妙に違うので、見比べながら自分好みの1着を探してみてください。
※価格・在庫状況は変動する可能性があります。購入の際は最新の販売情報をご確認ください。
[caption id="attachment_5723" align="alignleft" width="700"] 出典:フェブインターナショナル[/caption] ※この記事は2026年5月にリラ[…]

