こんにちは。スグレモノ運営者の『Inaka』です。
「バブアーの経年変化を知りたい!」
と熱望されていた方、お待たせしました。
今回は僕が7年間使用しているビデイルジャケットの変化具合をお見せします!
「ビデイルジャケット」「経年変化」とグーグルで検索しても、とんでもないほどエイジングしたものを紹介している記事が多い!
今回7年使用のリアルなバブアーの経年変化をお見せします!
結論から言うと、ほとんどの人がイメージしている『バキバキ&色落ち』なんてそんじょそこらじゃなりません。私のは軽く変化したかな?程度でした。
すごい変化がしているものは、おそらく古着で購入したか20年以上使用のヴィンテージ。またはオイル抜きしてますね!
実際冬だけ週1〜2回程度着用の7年選手を紹介していきます。
古着を買うか新品を買うか検討されている人は是非参考にしてみてください。
『【バブアー初心者必見】ビデイルジャケットの特徴やサイジングを網羅』
ビデイルジャケットの紹介と使用頻度
この記事で紹介するビデイルジャケットの紹介と7年間で使用していた頻度について最初に触れておきます!
その後経年変化の詳細を見ていきましょう。
カラー:セージグリーン
原産国:イギリス
購入年:2013年
サイズ:36
着用者:177センチ/63キロ
使用年数:約7年
使用シーズン:秋冬(11月〜1月頃までの3ヶ月)
使用頻度:週1〜2回
着用スタイル:
①ニット(ジャミーソンズ)の上に着用
②基本的にはジップはフルで閉める
③襟は立てたことがない(チンスト未使用)
使用頻度は比較的少なめで、ハードな使い方はせずに、街使いのみ。
ケア方法としては『何もしていない。』
定期的なブラッシングもしていなければ、リプルーフ経験もなし。
ズボラに使って7年間経過しました。
この7年で大きく体重が変化することもなく、特段擦れたりコケたりした記憶もありません。
このように、一般的な使い方をしてきたバブアーはどのようにエイジングしたのか?
次にこの記事の本題。
パーツごとにエイジング具合をみていきましょう!
ビデイルのエイジング具合を写真で見る
※この写真はイメージです。今回紹介するビデイルとは別物なのでご注意。
人間で言うところの7年はかなり長い。
上の写真のようにクタクタバキバキに果たしてなったのでしょうか?
パーツごとに見ていきましょう。
フロント部分の経年変化
①フロント全体
・全体的にクタッとしているが、大きく色落ちは見られない。
②フラップポケット
・近くでフラップポケットを見てみると、毛羽立ちのようなものがでてきており、縫い目付近の生地はよれてきている。
③フロントボタン
・フロントボタンに変化は見られない。
④ハンドウォーマーポケット
・縫い目付近の生地に若干のねじれ有り。
⑤ラグランスリーブ
・縫い目によれかん有り。肩部分に色落ちが見られる
おそらくリュックの摩擦によるもの。
各パーツの経年変化
①タータンチェックの裏布
・汚れなどは見られない。
※クラウン無しの現行品ってあるのですか?勉強不足でこのビデイルのタグがわからない・・・
②リングジップ
・よく見ると真鍮のリングジップに若干の変化有り。ブラス特有の鈍いエイジング
③襟
・コーデュロイに特段大きな変化なし。
④ボタンの剥がれ
・唯一剥がれが見られたボタン。
⑤バックのラグランスリーブ
・縫い目に沿って色落ち有り。今回オイルド部分で一番変化が見られた部分。
⑥アーム部分
・若干の蜂の巣あり。バキバキになるにはまだ時間がかかりそう。
7年選手の経年変化まとめ
各パーツを見てみてどのように感じましたか?
「7年も使っているのに経年変化全然だめじゃん」
「7年使っててそのタフさだとまさに一生モノだ」
人それぞれ経年変化の進み方の好みは色々かと思います。
これが実際のビデイルジャケットの変化具合。
『こんなもん』です。
おそらく後3年経って10年目となっても大きく変わらないと思います。
やっぱりオイルドジャケットを育てるなら20年単位ですね!
今回はリアルな経年変化について紹介しました。
★バブアーについてもっと知りたいという方は下記の記事も是非読んでみてください。