

というわけで、こんにちは。
ファッションブロガーの『いなか』です。
今回は、久しぶりのファッション雑学の時間です。
知らなくてもいいけど、知っていると少し得するかも?というウンチクを紹介!
今回は、ヒッピーやサーフカルチャーには欠かせないアイテム『メキシカンパーカー』について
再注目されつつある洋服の一つなのでこの機会に是非ウンチクを知っちゃいましょう。
・当時の使用用途とは?
・ファッションとの関係性について
メキシカンパーカーの歴史を探る
アメリカカルチャーは大きく『西海岸』か『東海岸』かで別れます。
ファッションだけでなく、音楽やアートなどすべてがこの2つをルーツにしていると言っても良いかもしれません。
メキシカンパーカーは西海岸の代表的なアイテムでルーツはサーフ!

そのルーツを深堀りしてきます。
メキシカンパーカーはサーファーの聖地で誕生
メキシカンパーカの歴史は1930年代まで遡ります。
波乗りであるサーファーがより大きな波を探してアメリカから南下していた時代、
彼らがメキシコのバハ・カリフォルニアにたどり着いたのがメキシカンパーカーの始まり。
メキシコの伝統的な生地『セラーピブランケット』という服をカリフォルニアに持ち帰ったことにより誕生したのです。
メキシカンパーカーの発祥まとめ | |
発祥 | メキシコのバハ・カリフォルニア |
時代 | 1930年代 |
ルーツ | セラーピブランケット |
用途 | サーファーが着るための洋服 |
メキシカンパーカーは、サーファーが海から上がって、裸のまますぐに着ることを想定しているため大きめな作りになっています!
※映画などでも裸で直接メキシカンパーカーを着ている場面が度々みられますね。
ヒッピーたちに愛された60年代
メキシカンパーカーがアメリカに波(ブーム)を起こしたのは60年代〜70年代にかけて。
サーファーだけにとどまらず、ヒッピーカルチャーや反社会的なカウンターカルチャーのアイコンとなったのです。
日本で言うところの『ヤンキー』がダボダボのデニムにつばを後ろにして被るキャップのように、メキシカンパーカーはアウトサイダーのファッションと言えます。
メキシカンパーカーの基本的なデザイン
メキシカンパーカーのルーツである、セラーピブランケットが縦ラインの柄であることからストライプ柄が基本です。

メキシカンパーカーの基本的なディティール | |
デザイン | 青やブラック系を基調としたストライプ柄 |
形 | プルオーバーの被りタイプ |
素材 | コットンやアクリル、再生繊維 |
生産国 | メキシコ、またはアメリカ物が多い |
大体の特徴はこんな感じ。
次に私が所有しているオーソドックスなメキシカンパーカーの写真を見ながら細かなディティールを紹介していきます!
ディティールを写真で紹介
【背面部分】
ただただ縫い付けただけ。それくらいシンプルな作りのメキシカンパーカー。
パーカー部分が真ん中でくっつけられている珍しい仕様。
ストライプのラインがズレている感じがたまらなく良い!
【フロントポケット】
カンガルーポケットも特徴の一つ。
この部分だけ横向き(ボーダー)になっているのも面白いですね!
カンガルーのようにお腹に取り付けられたポケットのこと。
左右に手を入れることができ、中が繋がっているものとそうでないものがある。

結んでいる人を見たことがないので、装飾の意味合いが強いのだと思います。
環境保全のチャリティーかなにかで作られたのかもしれません。
【まとめ】結局メキシカンパーカーとは何?
メキシカンパーカーがわかる箇条書きリスト!
・デザインはメキシコ伝統のストライプ柄がルーツ
・1960年代から70年代にかけてヒッピーの間で流行した
・大きめのボックスシルエットでコットンやアクリル、再生繊維から作られる
古着屋の定員と盛り上がるコト間違いなしです!
価格もそこまで高くないので一着持っていると重宝しますよ!
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