手元にあるパタゴニアは何年製でなんでモデルだっけ?
ってふと疑問に思ったことはありませんか?
今回はヴィンテージや、時代的特徴を見て判断する経験のようなものは一切必要なく、品質表記だけではっきりと年代とモデルがわかる方法です。
方法というよりも実はしっかりと書いてくれているんです!
※雪タグなどのブランドタグから考察する方法ではなく、内側についている品質表記で確かめる方法です。
製造番号で年代がわからないものは一般的にパタゴニアのタグをみて判断します。
がここでは内側の品質表記のみの判断方法を紹介!
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今回判別するパタゴニアのアイテム
2点パタゴニアのアイテムを用意しました。
2つとも日本で買っておらず、キャップの方は現行品。
ジャケットの方はデッドストックで手に入れたと記憶しています。
では早速タグで年代とモデルがわかる見方です。
品質表記から読み解く年代とモデル名
まず、内側にある選択表記などが記載された、表記を見てみましょう。
キャップの場合、この長々と続く品質表記の裏に小さく付いていました。
ここから読み取れることは。アイテムごとに割り振られた製品番号と、どの年代のモデルかです
この場合、これだけですべてわかります。
もう結論言っちゃいますね。
アイテム番号は:「STY」「STYLE」「ITEM」のどれかから続く番号5桁。
この場合だと:38149
この番号がモデルに振り分けられた番号です。
そして次に年代。
年代はその後につく「S」「SP」「F」「FA」+数字
このモデルだと:FA16
この数字とアルファベットの組合せが年代を表しています。
この時点ではっきりと分かるのは年代。
アルファベットの意味↓↓
S=サマー(夏)
SP=スプリング(春)
F=フォール(秋)
FA=(秋冬)
+数字が年代になります。
このモデルはFA16なので
2016年の秋冬モデルということが完全に確定しました。
次はアイテム名について
アイテム番号は:「STY」「STYLE」「ITEM」のどれかから続く番号5桁。
先程も言った通りこの場合だと、38149 この番号がモデルに振り分けられた番号です。
次はモデル名の検索。これは公式HPで確かめることができます。

上記のパタゴニア公式ページの識別方法ページにいって、先程わかった5桁の数字「38149」を右上の検索欄に打ち込む。
これで日本に入ってきているモデルなら商品名がわかります。
一致する情報が見つかりませんでした。
との表記が。
この表記がでる=日本企画では無い。
ということがわかります。
海外企画のパタゴニアのモデル判断方法
日本モデルでない場合はグーグル検索に英語表記で検索をかけます。
Patagonia+識別番号「38149」をグーグルで検索にかけます。
こんな感じで検索。
すると結果が出ます。
画像検索に変えるとこの通り、同じモデルの写真が出てきます。
適当にどれかのWEBサイトをみると詳しくわかります。
モデル名はSeazy Breezy Corduroy Hatということがわかりました。
2016年モデルのシージーブリージーコーデュロイハット。
ではもう一つのジャケットも検索にかけてみます。
品質タグ下部分にスタイルナンバーと年代表記があります。
このジェケットの場合。
STY85135F9
F9ということは、2009年の秋モデルということになります。
結構古いものでした。
そして、コレも同じく海外企画だったので、グーグルで検索をかけます。
2008年製が検索にかかりましたが、
このモデルは2009年製のTALUS JACKET(タラスジャケット)ということがわかりました。
このようにすごく簡単にモデル名と年代がわかるんです!
まとめ「品質タグからモデルを読み解く方法」
ステップ2:五桁の数字の後が年代表記「S」「SP」「F」「FA」+数字が年代(例)S19 なら2019年の春モデル
ステップ3:パタゴニア公式の識別番号検索ページに「STY」「STYLE」「ITEM」の後に続く5桁の数字を打ち込む→コレで日本で取り扱いのあるものなら商品情報が出る。
ステップ4:海外企画の場合はGoogleの検索欄にPatagonia+5桁の識別番号をいれると商品がわかる。