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【ケア方法】重曹×アルミでシルバーをピカピカに?詳しいやり方と実例紹介

3種類のシルバージュエリー

シルバージュエリーを定期的に磨いたり皆さんしていますか?

ケアをしなくてもある程度はキラリと輝いてくれるから、ケアを怠りがちなんじゃないでしょうか。

 

恥ずかしながら、わたしもほとんど手入れしてこなかったです。

改めてよくよく見ると、水垢か汚れなのかよくわからない斑点がついていたり、スクラッチ傷がはいっていたり・・

 

意外に汚れているんだな〜としみじみ・・というか、後悔。

 

今回はそんな汚れてしまったシルバージュエリーを家庭にあるモノだけで一発で復活させるケア方法の紹介。

結論から言うと、重曹とアルミホイルは最強ということです!

ではその詳しい一発逆転ケア方法を見ていきましょう!

 

素材別・アイテム別で様々な物のケア方法をコチラで紹介しています。
「【永久保存版】洋服別&素材別の正しいケア方法を紹介」

 

今回きれいにするシルバー

インディアンジュエリーとIDブレスレット

今回は3点のシルバーを生き返らせます。

 

写真右:ナバホ族のマネークリップ
マテリアル:シルバー925

写真真ん中:ズニ族のインディアンジュエリーバングル
マテリアル:シルバー925

写真左:イタリア軍Orアメリカ軍のIDブレス
マテリアル:シルバー(詳細不明)

おそらくすべてシルバー925

いわゆるスターリングシルバーと呼ばれるもので銀が92.5%含まれた現在では主流のシルバー製品です。

★銀100%だと、アクセサリーとしては不向きなので、数パーセント銅や他の物質を混ぜることによってより輝き強度の強いものとなります。

 

いぶし銀と呼ばれる硫化で黒くなっていくのが特徴。

黒みを楽しむ人もいるので、絶対にきれいな状態が正解というわけでもありません。

重曹とアルミニウムを使った洗浄方法は黒くなったいぶし銀を落とす方法です!
傷やその他の汚れをきれいに落とすことはできないので注意!

シルバーアクセサリーの裏側

シルバーアクセサリーの裏側を見ると水垢っぽい汚れと、黒ずみが目立ちます。

特にバングルの裏側が黒く変色しているのが気になる。

すべて4年以上前から持っていて多々使用していますが、クリーニングした記憶がないので、おそらく一度も磨いていません。

 

どこまできれいになるか心配。
成功すれば良いですが・・・

 

重曹×アルミホイルの洗浄方法

鍋で沸騰させているお湯

では本記事の本題。

重曹とアルミホイルを使った洗浄方法を紹介!
すごく簡単なのでぜひ一度騙されたと思ってトライしてみて下さい。

 

余談:最近単焦点レンズを買って、暗さに強いということで、あえて暗いところで写真を撮っているのですが、なんとも暗すぎる。
すみません。上達がんばります!

 

準備するもの

シルバー戦場に必要な物

用意するものは一般家庭にあるものばかり。

 

①耐熱皿
②アルミホイル
③重曹
④熱湯

以上4点でシルバーが輝きを取り戻します。

 

この中でないものがあるとしたら重曹くらいでしょうか。
どんな種類のものでも良いとともいます
ドラッグストアで200円くらいで売っていると思うので一番安いので十分

 

★作業は自宅とは別の場所で行いました。
そのため重曹はビニール袋に入れて持参。
決して怪しい物ではありません。紛れもなく重曹です。笑

薬局などで売っている安い重曹

証拠品

自宅で写真を撮りました。

これは確かドラッグストアーのコスモスに売ってたもの。
見た目がシンプルでちょっとオシャレだったのでこいつを愛用。

重曹とアルミで化学反応を起こす

重曹をお湯に入れてシルバーを浸ける

ステップはすごく簡単。

ただ、アルミホイルを耐熱皿に敷いて、重曹と熱湯を入れるだけ。

以上。

ですが、流石にそれだけだと寂しい。

ではわたしが踏んだ手順を見てみましょう。
★正直コツとかはないです!

ステップ1:耐熱皿にアルミホイルを敷く

耐熱皿にアルミホイルを引く

後から熱湯を注ぐので必ず熱に強い耐熱皿を選びましょう。

シルバ=が完全に浸かる深さの耐熱皿であれば何でもOK

ステップ2:重曹とシルバーをお皿に入れる

アルミホイルの上にシルバーを置く

シルバーをアルミホイルの上に置く。

アルミホイルと重曹

その上から重曹をいれる。

 

□ポイント
★重曹の量は多めがおすすめ。安いものなので、ギリギリ溶けるくらいではなく、白い粉が下に残るくらい入れちゃおう。

 

ステップ3:熱湯を加えて待つ

アルミホイルに熱湯を注ぐ

アルミホイルを敷いたお皿の中に熱湯を注ぐ。

★必ずアクセサリーが浸かるまで入れよう。

お皿の中が泡で満たされる

熱湯を入れた途端一気に泡だちシルバーが見えないほどに。

今状態が30秒くらい続きます。
30秒で引き上げても良いですが余裕をもって3分ほど浸からせる。

 

この3分の間に、スプーンで少しかき混ぜておきましょう。

アルミホイルに面している部分が一番化学反応を起こすので、均等にアルミに触れるのが理想。

水の中が茶色く濁る

30秒後の写真。

泡は落ち着き、シルバーが見えてきました。
何より水がめっちゃ汚い。茶色く濁っています。

これこそ汚れが取れているなによりもの証拠!!

 

このあと、シルバーを水洗いしクロスで拭いたらクリーング終了です。

すごく簡単!

取り出したアルミホイルの汚れ

シルバーを取り出した後のアルミホイルを見ると、くっきりと汚れがアルミホイルに移っているのがわかります。

では長らくおまたせビフォーアフター

シルバーの黒ずみビフォーアフター

すごく簡単。

お湯を沸かす時間を入れても10分もかからない作業。
たったこれだけ単純作業でどれだけシルバーが輝きを取り戻したのか結果発表です!

 

ビフォー

シルバーアクセサリーの裏側

アフター

洗浄後のきれいになったシルバー

めちゃくちゃキレイになってる。

特にバングルの裏側の黒ずみがほとんど取れました。

IDブレストマネークリップもスクラッチキズは残るものの、水垢のような斑点はきれいに無くなり輝いてる。

ここまで変わるんです!

諦めていた人い
今すぐやるべき。

 

重曹で汚れが取れる理由【まとめ】

バングルとIDブレスレットを着用

ホントのところ原理なんてどうでも良いのですが一応説明。

 

シルバーにいぶし銀と呼ばれる黒ずみがついてしまう原因は硫化によるもの。

汗の成分、酸素中などに微量含まれているので、シルバーを身に着けていなくても徐々に侵食されていきます。

硫化の代表といえば、温泉。
シルバーを温泉に浸すと過ぎに変色します!

 

そんな硫化がなぜアルミと重曹で取れるの?

重曹に含まれている成分とアルミニウムが交わることで硫化した銀が通常の銀に変化するのです。

水素と酸素でH2O(水)になるのと似たような原理。

 

だから、今回の除去方法のように、重曹とアルミを熱湯で混ぜるだけできれいな銀に戻ったのです!

 

もっと良い方法は?

一番良い方法は重曹アルミの組合せではありません。
この方法は最終手段や忘れ去られたシルバーにやるべき方法。

 

本来はシルバークリーナーで定期的に磨くのが一番

当たり前ですが、日常的なケアに勝るものはないのです。

シルバークリーナーは安くて500円位で売っているので、メーカーごとの使用方法に従ってメンテナンスを定期的にする。

それを一番にオススメします!