『手入れ失敗』ポリッシュドレザーが剥がれてきた【サンダース編】

サンダースのミリタリーダービーシューズ
出典:SANDERS

※この記事は2026年5月にリライト(記事修正)されました。

 

長年愛用していたサンダースの革靴『ミリタリーダービー』

使用年数が5年を超え、ついにアッパー表面のガラスレザーが剥がれてきてしまいました。

 

タフなイメージが強いガラスレザー。
美しい光沢感と雨に強いという理由からとても人気の素材ですよね。

しかしケアを怠ってしまうと、よろしくない経年変化になってしまうので注意が必要の素材でもあります。

 

実際に私はうまくケアできていなかったタイプです。
そんなわけで、この記事では私が使用していたサンダース「ミリタリーダービー」の劣化ぐらいを写真と共にご紹介します。

※反面教師にしてください。涙

 

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読むとガラスレザーのメリットとデメリット。そして日頃行うべきケア方法がわかります。

 

ガラスレザーは一度剥がれてしまうと元には戻せない素材なのでほんと注意が必要な素材。
取り返しがつかなくなる前にしっかりと素材の知識を入れましょう!
 

【この記事の順番】

・ガラスレザーとは?
・ガラスレザーのメリットとデメリット
・私のミリタリーダービーの劣化具合
・ガラスレザーの日頃のケア方法

 

 

【関連記事】
・『徹底解説』サンダースの定番!ミリタリーダービー【素材の特徴や履きやすさを紹介】

ミリタリーダービーについて知りたい!というかたは上記記事もあわせてお読みください。

そもそもガラスレザーって何?

サンダースのキャップトゥシューズ
出典:SANDERS

 

「ガラスレザーってそもそもどの様なレザー素材のことを指すの?」
一般的にガラスレザーとは、革をなめした後に合成塗料を上から塗り光沢のある膜を張ったレザーのことを指します!
 
 

 

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エナメルレザーほどテカテカ光すぎていない。
だけど通常のレザーよりも光沢があるレザー、それがガラスレザーです。
 
 
名前の通り、ガラスのようにツルンとした光沢感が特徴的。
 
経年変化を待たずとも常に磨きてての様な光沢なため、別名ポリッシュドレザーとも呼ばれます。
※直訳すると「磨かれたレザー」
 
 
次に、ガラスレザーのメリットとデメリットを紹介します。
メリットと同じくらいデメリットもあるので、注意が必要なレザーです。
 

ガラスレザーのメリット&デメリットを紹介

サンダースのミリタリーダービー
出典:サンダース公式
 

 

【ガラスレザーのメリット/デメリット】


メリット:①雨に強い②見た目が美しい③汚れがつきにくい
デメリット:①蒸れる②経年変化がわかりにくい③寿命がある

 

一つずつ詳しく紹介していきます。

メリットは3つ:雨に強い・美しい・汚れにくい

 

メリット1:ガラスレザーは雨に強い
ガラスレザーはとにかく水に強いです。
 
レザー表面に塗られている合成樹脂は水分の侵入を防ぐ防水仕様。
それに加えて、サンダーズのミリタリーダービーのソールはコマンドソールなので、濡れた地面でも滑ることなく雨の日にガンガン履ける。
ガラスレザー×コマンドソールの組み合わせは雨の日に最強の靴と言えます。
 
 
メリット2:見た目が美しい
 
革靴を磨く時間がない人や、そもそも靴磨きが嫌いな人でも安心。
ガラスレザーは素材の特性上、基本的に常にピカピカした見た目。いつまでも磨きたてのような輝きを放っています。
雨などで汚れても、軽く拭き取るだけでよいのでかなり楽。
 
 
いなか
忙しいビジネスマンやズボラな人のための素材です。
 
 
メリット3:汚れがつきにくい
最後のメリットとして、ホコリなどの汚れそのものが付着しにくいという特徴もあります。
ガラスレザーは表面に凹凸がほとんどなくツルツル。すべり台のように汚れが流れてくれるのです。
 
※一般的のレザーは目には見えないが、実際革の表面は凹凸だらけ。手入れを怠ると汚れがすぐ溜まってしまいます!
 
 
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次にガラスレザーのデメリットについて紹介!

デメリットが結構厄介です。
 
 

デメリット3つ:蒸れる・エイジングがわかりにくい・寿命がある

 

デメリット1:靴の中が蒸れる
 
ガラスレザーは革全体を合成塗料でカバーするため、革自体が呼吸できていない状態です。
湿気を外に出すすべがないので、通常のレザーに比べて靴の中が蒸れるというデメリットがあります。
 
雨の様な外からの水分には強いですが、汗をかいた靴の中の湿気を逃がすことができない。
そうなると臭いやカビ繁殖の原因にも繋がります。
 
デメリット2:経年変化がわかりにくい
 
レザー素材の醍醐味である「経年変化」
 
いなか
ガラスレザーは経年変化しているのかどうかがすごくわかりにくいです。
 
 
一般的にレザーは、使い込んだり磨くことで新品時以上の輝きやシワをつくります。
私の場合、そのエイジングが楽しいから革靴を履くようなもの。
 
しかし、ガラスレザーはもともと光を放っているので、これ以上に光ることはなく、シワ感も正直微妙。
経年変化を楽しむという意味では、ガラスレザーは実につまらないです。
 
 
デメリット3:レザーの寿命がある
 
グッドウェルテッド製法などで作られたレザーシューズは、ソール交換や適切なケアを行えば、何十年と履き続けることができます。
退色やシワ感などもエイジングとして楽しみながら長く付き合うものだと思っています。
 
【ガラスレザーの場合】
一方でガラスレザーは塗料の膜で覆われているため中のレザーがヘタってきたり、塗料自体も劣化していきます。
 
・中のレザーは呼吸ができない
・レザーに栄養を加えようにも、塗料が邪魔で皮までクリームがはいらない
・中のレザーは劣化する。おまけにガラスレザーの膜も剥がれてくる。
 
 
いなか
ガラスレザーはとにかく癖のあるレザーなんです。
 
→しかし、劣化を遅らせる事はできます!
 
 
デメリットを話していると、マイナスなイメージが強くなっちゃいましたが、ガラスレザー大好きです。
美しい輝きをお手軽に手に入れられる。見た目がとにかくかっこいい!ってのが魅力。
 
 

 

新しいアイコンいなか
お待たせしました。

やっとこの記事の本題。
私が使用していたサンダースのミリタリーダービーの劣化具合を紹介します。
 
 

ミリタリーダービーのガラスレザー『その劣化具合とは?』

主な劣化

①スクラッチ傷
②塗料の剥がれ

 

この2つを主に見ていきます。
ガラスレザーは、一度傷がつくと修復できないと言われているのでこうなったらアウトです!

 

【スクラッチ傷】

サンダースの革靴のかかと

 

写真を見てもらうとわかるように、広域にわたって引っかき傷が入っています。

このスクラッチ傷は通常のレザーシューズにも起こることですが、一般の革は補修クリームや少し濃い目のカラーのクリームを塗れば簡単に隠れます。

 

しかしガラスレザーは革部分までクリームが届かないので、栄養クリームを表面似つくだけで浸透しません。

 

ここまでひどくならないためにも、歩いている時に靴同士が擦れたり、壁を蹴ってしまったりしないよう気をつけることが大切です。

 

【追記】
ネット調べだと、コードバン専用のクリームを塗るとスクラッチ傷が少しだが隠せるみたいです。
私はやってないので、気になる方は検索してみてください。

 

 

【塗料の剥がれ】

サンダースの革靴のつま先

 

スクラッチ傷と同様に、アッパーに塗られていた塗料が剥がれてきています。

このむき出しのレザーを経年変化として楽しめればいいのですが、私はどうしてもこの塗料剥がれを劣化と感じてしまいます。

 

ガラスレザーの日々のケア方法を紹介

 

 
いなか
コメント最後に、日頃のケア方法をご紹介。
しっかりとメンテナンスすればガラスレザーの革靴も10年選手に化けます!

 

 

【1.濡れたらしっかりと拭く】

ガラスレザーがいくら雨に強いと言っても濡れっぱなしはよくありません。細菌が発生し劣化が始まります。
濡れたあとはしっかりと乾拭き。それに加えて日頃防水スプレーもすればなおよしです。
 
【シューキーパーを必ずつける】

シューキーパーには、湿気を逃がす役割と靴の形を整えるという効果があります。この2つの効果はガラスレザーにはとても重要。
履き皺部分からコーティングが剥がれてくるので、シューキーパーで革を伸ばし整えることは最も剥離を遅らせる方法。
 
【使用回数を減らす】

革靴にも休憩は必要。同じ靴を履くのは3日に1度程度のペースが理想とされています。
1日履いて3日間以上シューキーパーを使い休ませてあげる。これが長持ちさせる黄金比率。
 
上記3つのケア方法は通常のレザーシューズにも言えること。
コレに加えて定期的にブラッシングをすることで、寿命が最大限まで伸びます。
 
皆さんは私みたいな失敗はせずに、ガラスレザーを長く大切に使ってあげてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考になったのであれば幸いです。