「こんにちはスグレモノ運営者のinakaです」
今回の記事はビッグシルエットについて!
トレンドというよりはもはやスタンダードなファッションになってきたビッグシルエット。
挑戦してみようと、ただただ大きい服を着て失敗した人は少なくないはず。
実はルールを覚えて実践すれば劇的に変わることができます。
簡単に今どきオシャレ男子になれるんです。
実際オーバーサイズが私のスタンダード。
かなり研究したので参考になると思います!
この記事ではルーズになりずに、オーバーサイズに着られるのではなく着こなす方法をアドバイス!
これでファッションの幅が広がるはずです!
★これはだめでコレは正しいという断言するものではなく、ビッグシルエットスタイルが初めての方はこっちのほうが合わせやすいんじゃない?という提案。
オーバーサイズとビッグシルエットの違い
コレが結論かもしれません。
ビッグシルエットとオーバーサイズと呼ばれる洋服の違いを理解ができていれば服の合わせが簡単になる。
オーバーサイズの洋服
・適正サイズよりも大きいサイズ表記の洋服
170センチ普段Mサイズの人が、LやXLのサイズの洋服着ると、オーバーサイズの服を着たファッションになります。
特徴
一般的にはMサイズがそのまま大きくなるので、着丈と身幅が比例してサイズアップ。
★だらしなくなる可能性大!
ビッグシルエットの洋服
・適正サイズの洋服
170センチ普段Mサイズの人が、Mサイズのビッグシルエットを着る。
適正サイズでビッグシルエットのスタイルができている。
特徴
肩幅や、身幅は大きいものが多いものの、着丈は適正サイズに合わしてくれている
★シルエットは大きめながらも、合わせやすいサイジング。
ちょっとした違いだけどオーバーサイズのものでコーディネートを失敗してしまう人が多いようです。
XLサイズのシャツや、パンツを履いてオシャレに着こなす人はたくさんいますがその殆どが上級者。
着丈が長くなると急に合わせが難しくなるので、なかなかうまくいかなくなるんです。
それに比べ、プロのデザイナーやパターンナーが作ったビッグシルエットは間違いないサイジング。
初めてリラックス感のあるビッグシルエットに挑戦する人は、ビッグシルエットとして売られている服を試してみよう!
だめな例と良い例
では実際になにが悪くて良いかを考えて引き算をしていきます。
今回着用する服は以下の2グループ
オーバーサイズ
パンツ:M52チノパン(サイズ表35でXLくらい)
Tシャツ:久米繊維(サイズ表記XL)
ビッグシルエット
パンツ:kolor パッカリングパンツ(サイズ表記1でW30くらい)
Tシャツ:デサントポーズ メッシュT(サイズ表記M)
M52と久米繊維の組合せはどちらもXLくらいのサイズ感。
一方カラーとデサントはビッグシルエットでサイズはM。
「色味はだいたい似てるので揃えました」
では写真でその違いをみてみましょう!
『M52フランスチノパンを乾燥機へ。サイズとアタリの経年変化』
オーバーサイズで合わせたスタイリング
まずはなにも考えずにオーバーサイズのパンツとカットソーを合わせた場合。
「リラックス感というよりはだらしなさが勝っていますね」
まずカットソーは着丈がすごく中途半端。
突き抜けてもっと長くするかなにかしないと今のままではバランスが悪い!
パンツは言わずもがな。
総丈が長く、ロールアップを余儀なくされています。
ロールアップして裾丈のバランスを揃えると幾分かましに。
けれど総丈が長い分ロールアップの回数が多く、裾部分が太くなりすぎている印象を受けます。
悪くはないが、ベストなビッグシルエットスタイルができているとは言い難い!
ビッグシルエットで合わせたスタイリング
どちらもMサイズ程度だがビッグシルエットの場合。
デサントポーズのカットソーの着丈はMサイズのままだけど、身幅が広く肩も落ちるデザイン。
肩のラインが落ちていて、ヌケ感が出ている。
パンツも今流行の短めの丈感でリラックスした印象に。
ただ、太パンというと、もっと太くても良いかも知れません。
オーバーサイズのM52と久米繊維も最高に良い素材感で、大好きなワードローブ。
ただ合わせを間違えてしまうと、台無しになってしまうんです。
ビッグシルエットは簡単に合わせられることがわかりました。
次はオーバーサイズのものを上手く合わせたい人への提案。
オーバーサイズを着こなす為の工夫
ミリタリーや古着が好きな方に提案したい
「現行品の今どきビッグシルエットじゃなくて、古着のゴツっとした太パンや、ヴィンテージのXLのTシャツを着こなしたい」
この悩みを解決。
一度以下の3つを試してみて下さい。
①シャツをタックインしてみる
②ロールアップを少なめにしてみる
③上下のバランスを変えてみる。
古着は年代によってパターンが違うので絶対に良くなるとは言えないですが、
この3つを試すと改善される事があります。
シャツをタックイン
苦手意識の高い人が多いタックイン。
実はオーバーサイズの洋服との相性抜群。
タックインすることで、パンツから出るトップスのゆるさがいい感じに。
全体的なバランスが取れるのと、太パンだけど、目線が上に向き脚長効果も期待できます。
ロールアップのバランス調整
控えめなロールアップがおすすめ。
ビッグシルエットの印象=ゆるさ
このゆるさを出すにはルーズにならない程度のヌケ感が必要。
ロールアップはできるだけ靴に近い位置で終わらせるのがリラックス感を出すコツです。
せっかくのゆるさに、巻き過ぎたロールアップは相性あまり良くないと思います。
「思い切って地面に近い位置でロールアップしてみて!」
パンツかトップスどちらかをタイトな服に変更
この方法は、スタイルがガラッと変わるので、違うジャンルになってしまう気もします。
パターン1:パンツを太く、トップスを細く
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インスタグラムで写真をお借りしました。
太パン+タイトトップスはミリタリー色が強くなります
リラックス感というよりは強そう!
パターン2:パンツは細くトップスがビッグ
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細パン+ビッグシルエットTはストリートスタイルに
着丈の長いトップスとスキニーなどの細いパンツの相性はいいですね。
ただ、ビッグシルエットコーデというよりは、昔からあるストリートコーデ。
ポイントをおさえたコーデ
「タックインとロールアップを意識するといい感じになったと思いませんか?」
程よいゆるさとボリュームがあるけど、着られていない。
しっかり着こなしている。
どちらも2サイズアップの洋服とは思えませんね。
では最後に少し素材感とおさえておきたいサイジングについて。
ビッグシルエットに合う素材とパターン
ビッグシルエットと相性の良い素材
トップスはテック系素材が特に相性が良い。
デサントポーズもそうですが、ポリエステル100%のものや、ナイロン混のものなど。
パンツはコットン素材が定番。
だけどジャージー素材やウール素材で合わせるのもおすすめ!
ビッグシルエットのおすすめのサイジング
トップス
①肩がしっかり落ちている
②袖丈は肘あたり
③着丈は短め
④身幅が広い
パンツ
①ジャストレングス
②タック有りだと尚良い
③若干テーパード
上記のポイントがおさえられているビッグシルエットの洋服は特に初心者の方でも合わせやすいかな。
初めて買う時は試着する時意識してみて下さい!
ビッグシルエットまとめ
①オーバーサイズは適正サイズより大きいもの
②ビッグシルエットは適正サイズのシルエットが大きいもの
③初心者はビッグシルエットがおすすめ
オーバーサイズを着こなす工夫
①タックインをしてバランスを取る
②ロールアップは控えめにしてみる
③パンツかトップスどちらかをタイトなものにしてみる
おすすめな素材
①トップスはテック系が相性良い
②パンツはコットン素材が定番
おすすめなサイジング
トップス
①肩が落ちている
②身幅が広い
③着丈は短め
④袖丈は肘くらい
パンツ
①ジャストレングス
②タック有りのパンツ
③若干テーパード気味
以上が意識スべき点です。
是非一度ビッグシルエットスタイルを試して下さい!