こんにちは。スグレモノ運営者の『Inaka』です。
今回は、『ラッセルモカシン』スポーティングチャッカのエイジングを紹介。
実際に私が7年間使用している物を参考に、経年変化具合を見ていきます。
人生100年時代
そんな言葉が流行る遥か昔から、ラッセルモカシンは一生モノと言われていました。
今回は、そんな100歳まで履ける、一生モノシューズ『ラッセルモカシン』のスポーティングクレイチャッカの経年変化について紹介していきます。
人間に例えるとまだ7歳。
まだまだ経年変化途中ですが、購入を考えている方は、エイジングを参考にしてみてください!
【この記事の内容】
- スポーティングチャッカを簡単に紹介
- 7年間の着用状況について
- 各部分の経年変化具合を写真で見る
スポーティングクレイチャッカってどんな靴?
ラッセルモカシンのノックアバウトと並ぶ名作、スポーティングクレイチャッカ
その特徴を簡単に表にまとめました。
スポーティングクレイチャッカの特徴一覧 | |
用途 | クレイ射撃 |
靴の種類 | モカシンシューズ |
レザーの種類 | ウェザータフ/クロムエクセル/etc.. |
ソール | ビブラムソール |
特徴 | 雨に強く、しなやかな履き心地 |
スポーティングクレイチャッカは、昔ながらの製法を守りながらも、最先端技術のような履き心地と防水性を持ち、生産国のアメリカにとどまらず、世界中で人気の名作チャカブーツ。
★私が所有しているブーツのアッパーは、日本で人気のクロムエクセルレザーではなく、シボ感の強いウェザータフレザーのもの。
・クロムエクセルレザーは傷がつきやすく重量感があり、光沢感が強い素材。
・ウェザータフレザーはシボ感があり、傷がわかりづらく、マットな質感。
このような違いがあり、今回は、ウェザータフレザー素材のモノの経年変化レビューとなります。
7年間の使用頻度と状況・ケア方法
経年変化の紹介の前に、少しだけ使用頻度や状況について触れておきます。
回りくどく感じるかもしれませんが、この7年間の使い方やケアの方法が少しでも違うと、全く別のモノと言っていいほど経年変化は違ってきます。
ここでは、少しでもイメージ湧くように、私の使用方法について紹介。
7年間の使用状況 | |
使用場所 | 街中(1度だけ登山で使用) |
使用頻度 | 1年目:週に2回程度 2年目以降:不規則。月に0回というときもあり |
ケア方法 | ブラッシング→リムーバー→ニートフットオイル |
ケア頻度 | 年に2回程度 |
購入してから1年感はヘビーユースでしたが、徐々に履き込むことがなくなり、今では、月に1回〜3回位が平均。
ケア方法は怠らず年に2回程度はしっかりとしています。
ニートフットオイルの特徴について知りたい方はこちらの記事も合わせてどうぞ。
『【効果と使い方】ニートフットオイルはレザーのエイジングを早めてくれる?』
では、次に実際の経年変化を見ていきます!
歩き癖やケア方法によって、経年変化は大きく変わってきますが、一つの参考としてみてください。
スポーティングクレイチャッカの経年変化【7年間使用】
定期的な着用と、年に2回程度ニートフットオイルでケアしたスポーティングクレイチャッカはどのように変化したのか?
一つみていきましょう。
全体的に見ると、まだまだ濃いブラウンが残っています。
ほんとうに7年モノかと疑うほど。
横側を見ると、履き口まわりの色落ちが見られます。
ステッチ抜けはありません。
ヒールも同様ステッチ周りが色落ちしています。
ウェザータフレザーのシボ感すばらしい。
ソールは削れています。
まだいけそうですが、次はシャークソールにする予定。
裏側を覗くと部分的に激しいソールの削れが。
爪先のモカシン縫い部分に激しい色落ちが。つま先を壁などに当たってしまっているのが原因と思われる。
履き口のコバは白く褐色している。
タンは靴紐の後がくっきりと入っている。
インソールは非常にきれいな状態を維持している。
最後にレザーの質感を見てみると、まだまだ油分が残っていハリがあるのが分かります。
ニートフットオイルのおかげでしょうか。
以上が7年感の使用での経年変化でした。
個人的な感想としては、思ったよりも色落ちはしておらず、まだまだこれからといったところ。
次は3年ごの10年着用の際にレビューできればと思います。