ベレー帽の歴史と種類を徹底解説『バスクベレー&ミリタリーベレー』
この記事では『ベレー帽』の種類や発祥の歴史などを紹介。
定期的に当ブログで書いているファッション雑学系トピック。
知らなくても良いことだけど、知っていて損なしのウンチクを紹介!
『今回はベレー帽の種類や歴史についてを深堀り』
「あなたはベレー帽についてどれほど知っていますか?」
多くの人は、見た目をイメージできる程度ではないでしょうか。
運命的にこの記事に辿り着いたあなた!この機会にベレー帽の特徴や発祥地などどーでもいいウンチクの知識を入れてみてください。
3分程度で読み切れるサクッとした内容になってます!
【この記事の内容紹介】
- ベレー帽発祥と種類を紹介
- ミリタリーベレーの特徴を深堀り
ベレー帽の発祥は15世紀
ベレー帽の発祥は15世紀頃と言われており、ビレッタと呼ばれるカトリック教徒が被る角帽子が農民に普及し簡素化されたモノという説が有力。
確かな発祥国ははっきりとしていませんが、おそらくスペインやフランスあたりであるとされています。
ナポレオン三世は1808年〜1873年の間に生きていた人なので、ベレー帽と言う名前が生まれてからまだ200年ほどだということがわかります。
『15世紀〜18世紀まではなんと呼ばれていたんでしょうね・・』
ベレー帽は大きく分けて2つに分類される

大きく分けてベレー帽には『バスクベレー』と『ミリタリーベレー』という2つのデザインのものがあります。
バスクベレー | フェルト素材の帽子てっぺんにチョボがついているベレー帽のこと。 |
ミリタリーベレー | フェルト素材で、被り口にレザーなどのパイピングが施されているモノ。チョボは無い。 |
バスクベレーは、15世紀からほとんど変わらず存在するベレー帽で、芸術家や数多くの偉人から愛されていました。(ピカソとか手塚治虫が被っているイメージありますよね!)
バスクベレーの用途は一般的な帽子と同じで、風よけや日差しから守る日用品として使用されていました。

一方ミリタリーベレーの歴史は浅く1940年代の第二次世界大戦頃から軍で使用されたのだとか。
これ以上バスクベレーについての情報は持っていないので、次にミリタリーベレーを深堀りします!
ミリタリーベレーの歴史と意味を紹介

伝統的なバスクベレーは15世紀から存在するのですが、調べても調べても形状の意味やその他の特徴などが出てきません。
そうですネタ切れです。
これからは、比較的歴史の浅いミリタリーベレーの特徴などを紹介します!
世界中のアーミーで使用されているミリタリーベレー。
色とバッジは所属部隊とエリートの証
『なぜ軍はベレー帽を被るのか?』
それは所属部隊をひと目で認識するためで、部署によってベレー帽の色が違うのです。
またバッジもつけることでより細かな部隊の違いを識別できる工夫がされています。
国によってはエリートの中のエリートしか着用が許されていない色のベレー帽も存在し、上下関係がすぐにわかるようになっているのです。
イギリス式とフランス式のかぶり方がある
ミリタリーベレー帽はベロ(垂れ)が大きく、着用の際にはベロを下に垂らして着用します。
イギリス式:自分から見て右側にベロを垂らす
フランス式:左側にベロを垂らす
このように国によって着用方法が変わるのも面白いところ!
ベレー帽の種類まとめ
発祥 | 15世紀 |
素材 | ウールフェルト |
種類 | バスクベレー・ミリタリーベレー |
バスクベレー | 真ん中にチョボがある |
ミリタリーベレー | 被り口にパイピングが施されている |
たかがベレー帽でもこんなにも奥が深いんです。
知っていて被るのと知らずに被るのでは、愛着が変わってきますね!
ウンチクを長々読んで頂きありがとうございます!
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