『洋服専用のブラシを買ったは良いけど正しい使い方や頻度がわからない。涙』
そのような方に向けて、この記事では効果的な洋服のブラッシング方法とおすすめのブラシを9本紹介します!
・洋服ブラシをすることで得られる効果
・正しいブラッシング方法と頻度
・価格別!おすすめ洋服ブラシ9個紹介
いなか宅配クリーニング『くつリネット』の送り方がわからない。涙 そんな悩みを解決!!この記事では、靴専門の宅配クリーニング『くつリネット』の申し込み手順を全12枚の写真でわかりやすく[…]
- 1 洋服ブラシの正しい使い方を教えます
- 2 おすすめの洋服ブラシ9選『安価なものから高級ブラシまで紹介』
- 2.1 無印良品『ブナ材洋服ブラシ豚毛』-1,000円以下のおすすめ
- 2.2 JP.Hirana『洋服ブラシ天然馬毛』-1,000円台のおすすめ
- 2.3 NAKATA HANGER『洋服ブラシ豚毛』-3,000円台のおすすめ
- 2.4 KENT『洋服ブラシ白馬毛』-3,000円台のおすすめ
- 2.5 ショージワークス『CB-1』-4,000円台のおすすめ
- 2.6 グランド池本『IKC3822-XLサイズ』-5,000円台のおすすめ
- 2.7 ショージワークス『HQ-1』-6,000円台のおすすめ
- 2.8 江戸屋ブラシ『手植え洋服ブラシ万能タイプ極上』-10,000円超えの高級ブラシ
- 2.9 イシカワブラシ『洋服ブラシ馬毛・羊毛』-20万円超えの超高級ブラシ
- 3 【まとめ】洋服ブラシは習慣化することが一番大切
洋服ブラシの正しい使い方を教えます
Tシャツやジーンズのように洗濯機で洗濯することができる洋服であればブラッシングする必要はありません。
洋服ブラシは一般的にウールスラックスやアウター全般の水洗い不可の洋服に使用を前提としています。
そこで、はじめにブラッシングの効果についてご説明します。
洋服ブラシを使う意味とは?効果と役割を紹介
洋服ブラシが目的とするところは、洋服の寿命を伸ばすこと。
定期的にブラッシングすることで大きく分けて以下の4つの効果が得られます。
①汚れを落とす
外気にさらされた洋服には、目には見えないホコリや汚れがこびりついています。
服の繊維は細かく重なり合っているためケアをおこたると、汚れが繊維の中まで入り込み劣化や臭いの元となるのです。
ブラッシングすることで、そんな汚れを表面上で防ぎ落とす効果があります。
②繊維の流れを整える
特にニットやウール素材の洋服には繊維の流れというものがあります。常に繊維の向きを正しい方向に向けることで絡まりを防ぐことができるのです。
繊維を整えることで、毛玉発生を防いでくれます。
③繊維に空気を送る
手元にあるセーター、新品時に比べてぺちゃんこになっていませんか?これは繊維に空気を送ることができていないことが原因です。ブラッシングすることで繊維の隙間に空気を送る必要があります。
空気を送ると型崩れ防止や、保温性を維持する効果が得られます。
④静電気を抑える
天然素材の馬毛や豚毛でブラッシングすることによって静電気を抑えることができます。静電気を抑えると目には見えないバリアを張ってくれる!
結果的にそもそも汚れがつきにくくなります。
正しい使用頻度とは?『結論:理想は着用後に毎日すること』
結論ですが、洋服ブラシは毎日使用すべきです。
帰宅した後、ハンガーにアウターやスラックスをかけた後にブラッシングをする。この一連の流れを癖付けるのが理想形。
効果的な洋服ブラシの使い方を紹介
①洋服をハンガーにかける
②繊維と逆方向にブラッシングし汚れを浮き上がらせる
③繊維にそってブラッシング
- 洋服をブラッシングする効果は①汚れを落とす②繊維を整える③空気を含ませる④静電気を抑えるの4つ
- ブラッシングする頻度は着用するたびが理想。着用したらブラシを使う癖をつけよう
- 洋服ブラシの使い方は簡単。繊維の流れと逆にブラッシング→繊維に沿ってブラッシングするだけ
おすすめの洋服ブラシ9選『安価なものから高級ブラシまで紹介』
一言で洋服ブラシと言っても価格はピンキリ。安いものだと100均で買うことができ高いものだと1万円を優に超えてきます。
ここでは価格が安い順に紹介していきますので予算に合わせてお読みいただければと思います!
初めての方はデザイン優先で選ぶのが最適解です。
無印良品『ブナ材洋服ブラシ豚毛』-1,000円以下のおすすめ
一時期コスパ最強とネット界隈で話題になった無印良品の『ブナ材洋服ブラシ豚毛』
天然素材である豚毛を贅沢に使用しながらも価格は690円(2021年現在)と安いのでとりあえず洋服ブラシを試してみたいという方に非常にオススメの一本です!
・ハリコシのある豚毛を採用
・直径24cmとちょうどよいサイズ感
・強度があり衝撃に強いブナ材を使用
JP.Hirana『洋服ブラシ天然馬毛』-1,000円台のおすすめ
1,000円台で購入できる天然馬毛を使用した洋服ブラシだとJP.Hiranaが個人的には一番おすすめ。
グリップ部分は細身で手馴染みがよく持ちやすい。毎日のブラッシングのストレスを軽減してくれます。
・柔らかく密度の濃い馬毛を使用
・ハンドルは小ぶりでフィット感がある
・木のようなデザインだが柄の部分はプラスチック
NAKATA HANGER『洋服ブラシ豚毛』-3,000円台のおすすめ
スーツやジャケット類の型崩れを防ぐ高品質なハンガーを生産している「ナカタハンガー」。メイドインジャパンを貫いている数少ないハンガーブランドの一つです。
洋服ブラシにも力を入れておりおり、塗装や仕上げ梱包に至るまで全て国内で行われていいます。
・程よい硬さの豚毛を採用
・ハンドル部はヨーロッパ産のオーク材
・さり気なくNAKATA HANGERのブランド刻印あり
KENT『洋服ブラシ白馬毛』-3,000円台のおすすめ
1777年イギリス創業に老舗ブラシブランド「KENT(ケント)」
日本の池本刷子工業とライセンス契約を結んでいるため、本家本元のイギリス製とライセンス契約の日本製の2種類が存在します。
・カシミアにも使用できる柔らかな白馬毛を使用
・ハンドル部は手馴染みが良いチェリーウッド素材
・アクリル繊維も混ぜており静電気除去に優れている。
ショージワークス『CB-1』-4,000円台のおすすめ
ショージワークスのウール・混紡用ブラシCB-1。
腰のある豚毛と柔らかな馬毛の2種類を使用したブラシでとても万能。繊細なウールからざっくりとしたウール素材まで幅広く使用していただけます。
・馬毛と豚毛どちらも使用しているタイプ。ウール素材のケアがしやすい
・柄はウォルナット、持ちやすいように湾曲しているのがポイント
・完全日本製で、材木の切断から植毛まで自社工場で一貫して行っている
グランド池本『IKC3822-XLサイズ』-5,000円台のおすすめ
5,000円台の洋服ブラシともなると、かなり高く感じてしまう人は多いと思います。
「20万円超えの高級スーツを毎日着用する。高級カシミア製品を愛用している。」
そんな中5,000円台のブラシでおすすめしたいのがグランド池本の「IKC3822-XLサイズ」です。
毛の面積が広くブラシ自体も大きめのため、一般的なブラシに比べると時短効果が期待できます。
・大きめサイズなため毎日のブラッシングが効率よくできる
・素材は天然毛(白馬毛)+銅イオン含浸アクリル繊維をまぜたもの。静電気除去効果が高い
・日本製でパッケージもおしゃれなためプレゼントにもおすすめ
グランド池本を製造している池本ブラシはKENTをライセンス契約したブラシ会社です!KENT同様に国内生産で高品質なアイテムを作り出しています。
ショージワークス『HQ-1』-6,000円台のおすすめ
もう少し予算があるなら、先ほど紹介したショージワークスの万能タイプであるHQ-1をぜひ手にとってほしい!
HQ-1はウールはもちろん繊細なカシミア素材やモヘヤにも使用可能。つまりほぼ全ての素材をカバーしてくれます。
・男女共に持ちやすいハンドルの形状。デザイン性も高い
・素材は特級白馬毛を使用
・毛足が長く密度が濃いため優しくも力強くもブラッシング可能
江戸屋ブラシ『手植え洋服ブラシ万能タイプ極上』-10,000円超えの高級ブラシ
1718年創業の老舗ブラシブランド『江戸屋』
その江戸やの最高級ブラシである「手植え洋服ブラシ万能タイプ極上」はその名の通り職人が1本1本丁寧に毛を手作業で植毛しています。
・熟練の職人が手作業で毛を植えて作られている
・素材は純豚毛・柄はブナ材を使用
・万能タイプで通常のウールはもちろんカシミアやモヘアにも使用可能
イシカワブラシ『洋服ブラシ馬毛・羊毛』-20万円超えの超高級ブラシ
私が知っている中で最も高級な洋服ブラシブランド「イシカワブラシ」このブラシなんと税込み220,000円します。
ブランド創設者の石川和男氏が自宅で1点1点手作業で植毛して作られるイシカワブラシ。作り・素材・デザインその全てが最高クラスです。
・馬の上尾脇毛とい毛と油分のある羊毛を均一に配合し植毛している
・最も繊細な素材であるビキューナやシルク、カシミアに使用可能
・木の部分は屋久島で取れた屋久杉
・ブラッシングすることで生地に油分を与えることができる数少ないブラシの一つ
【まとめ】洋服ブラシは習慣化することが一番大切
これまで9本のおすすめブラシを紹介してきました。どれもブラッシング効果は高いのでデザインや予算で選ぶと良いでしょう。
ブラシの質以上に洋服ブラシは毎日の習慣化が大切です。