- バブアーの歴史をサクッと紹介
- オイルドジャケットのメリット・デメリットについて
- ビデイルジャケットの特徴を深堀り
- サイズ感とおしゃれなコーデを紹介
私はビデイルジャケットの着用歴は10年以上になります。
長く使用したからこそわかる魅力なども紹介しますので、気になっていた方はぜひご参考ください!
[caption id="attachment_22592" align="aligncenter" width="1024"] 出典:INSIDEHOOK[/caption] 「バブアー(barbour)という洋服ブランドを知ったが[…]
バブアーの様々なモデルについて知りたい方は上記記事も合わせてお読みください。
そもそもバブアーとは?『サクッとブランド情報を紹介』

コットンにオイルを染み込ませることによって、防水性や耐久性を高めたオイルドクロス。
そのオイルドクロスを使用したブランド、『バブアー』は果たしてどのような歴史を歩んできたのか。
1894年-極寒の港町で防水アウターブランドとして誕生
1894年、漁業が盛んだったイギリスのサウスシールズでバブアーは誕生しました。
創業者のジョンバブアーは、サウスシールズの悪天候で働く労働者のために、オイルドクロスを使用したアウターを提供したことからブランドは始まったのです。
当時ナイロン製の防水アウターなどは存在せず、ゴム引きコットンやオイルドクロスが画期的な雨具用素材であった。
1930年代-ライダーたちがこぞってインターナショナルを着用した

モーターサイクルレースがヨーロッパの富裕層の間で大流行した1920年代。
悪路や悪天候でも耐えうるジャケットが求められていました。
1936年モーターサイクルレースの大会であるISDT用にとバブアーが名作『インターナショナル』を発売したことをきっかけに、モーターサイクル界隈でバブアーが爆発的人気を得たのです。
1970年代-カントリースポーツ向けアパレルを開始

1960年代に入ると、カントリーウェアの開発にも力を入れます。
タフで雨に強いオイルドジャケットは富裕層の間でも人気となり、バブアーは国内で知らぬものはいないほどの人気ブランドへ成長します。
- 1974年:エジンバラ公
- 1982年:エジンバラ公
- 1987年:チェールズ公
3つのワラントを獲得しました。(英国王室御用達の証)
→バブアーの2大名作である、ビデイルとビューフォートはカントリースポーツブーム最中の1980年に誕生。
- 1894年に漁師向けに誕生した防水アウターブランド。
- 1930年代に入るとモーターサイクルウェアブランドとして認知される。
- 1960年代にはカントリースポーツブランドとして人気となる。
そして今ではファッションブランドとして活躍の場を広げています。
オイルドジャケットのメリット&デメリット
オイルドジャケットは雰囲気抜群で見た目がかっこいいですが、デメリットも存在するので扱いが難しいです。
- 耐久性が高い
- 防水性に優れている
- 色落ちによる経年変化が楽しめる
デメリット
- 防寒性は弱く寒い
- 重量がある(重い)
- オイル度特有の臭さがある
ニオイはだいぶマシになったと言われますが、やはり近くで嗅ぐと油臭さがあります。
そして防寒性は弱く重量も重いため長時間の着用は辛いと感じる人もいるでしょう!
詳しくオイルド素材について知りたい方は下記の記事をお読みください。
以前紹介したバブアーのビデイルジャケットの記事からはや2年が経ちました。ビデイルの経年変化をレビューしようか、それともリプルーフの記事を書こうかと思いましたが、今回は原点回帰。 そもそもオイルドクロスはどのようなメリット・デメ[…]
ビデイルジャケットの魅力とは?『特徴やサイズ感について紹介』
価格:53,900円
サイズ:32・34・36(S)・38(M)・40(L)・42・44・46
用途:乗馬用アウター
販売年:1980年
カントリースポーツ向けの乗馬用アウターとして誕生したビデイルジャケット。
馬にまたがった際にストレスが少なくなる設計が最大の特徴です。
写真でビデイルのディティールを見てみよう!
ビデイルジャケットのセージカラー。
10年着用なので、色落ちが全体的に出始めている。
裏地はバブアーオリジナルのチェック柄とナイロン素材の切り返し。
腰まわりに当たるナイロン素材は滑りがよく、インナーとの摩擦が軽減される。
襟はブラウンのコーデュロイ。
ひと目でバブアーだとわかるディティールの一つ。
襟を立ててチンストラップを占めることで首周りの保温を高めることができる。
フロントポケットはハンドウォーマーポケット✕2とフラップポケット✕2がつく。
大きめのポケットであるため収納力は抜群。
フロントジップはダブルジッパー仕様。
手袋をつけても調整できるように大きめに設定されている。
裾先はリブニットになっており、風の侵入を防いでくれる。
バックにはサイドベントのみつく。
サイドベントのスネップボタンを外すことで腰回りの可動域が広がります。
サイズ感とサイズ選びのポイントを紹介
サイズ | 着丈 | バスト | ゆき丈 | 裾幅 |
---|---|---|---|---|
32(XXS) | 71.5cm | 99cm | 80cm | 51cm |
34(XS) | 74cm | 104cm | 81cm | 53cm |
36(S) | 74.5cm | 108cm | 82cm | 55cm |
38(M) | 75cm | 114cm | 83cm | 58cm |
40(L) | 75.5cm | 125cm | 86cm | 63cm |
42(XL) | 78cm | 128cm | 87cm | 65cm |
44(2L) | 79cm | 134cm | 88cm | 68cm |
46(3L) | 80cm | 138cm | 90cm | 70cm |
※バブアー公式サイトより
スーツと合わせるならビデイルではなくビューフォートがおすすめ
※左がビデイル/右がビューフォート
スーツスタイルに合わせる予定の方は、ビデイルではなくビューフォートをおすすめします。
なぜならビューフォートのほうがビデイルに比べて5cmほど着丈が長く、スーツの収まりが良いから。
ビデイルを使ったおしゃれコーデを紹介
インスタグラムで見つけた、ビデイルのおしゃれコードをいくつか紹介していきます。
ビデイルの存在感やファッション性の高さが感じられます。
どんなレイヤードとも相性が良いビデイルジャケット。
デザイン自体に癖がないため、ジャンルを選びません。
【まとめ】ビデイルジャケットは秋冬必須の定番アウター
最後までお読みいただきありがとうございました。
バブアーの歴史からビデイルジャケットの特徴やサイズ感まで網羅的に紹介してきました。
結論を言うと、ビデイルジャケットは必ず買うべきアウターです。
流行り廃りにとらわれない、今後何年も着用し続けることができる数少ないマスターピースです。