今回は、私が所持しているオールデンのスリップオンシューズの経年変化を紹介します!
革靴の王様とも呼ばれる『オールデン』の経年変化具合を知りたい!
そう思われている方は多くいると思います。
そういったオールデンが気になっていた人の参考になればと思い、
7年間使用しているオールデンのスリップオンの経年変化を紹介!
この記事を読めばオールデンのリアルなエイジング具合を知ることができます。
使用年数だけでなく、使用頻度や行なったケア方法なども紹介するので、具体的な経年変化の一例として参考にしてもらえればと思います。
履き方や、個体差によって全く違う雰囲気になるオールデン。どの経年変化も素晴らしく、まさに革靴の王様!
【靴の情報】オールデン451『プレーントゥスリップオン』
オールデンの中でもマイナーなモデルであるスリップオンタイプのレザーシューズ。
ネット上にも詳しい情報がなく、モデル詳細を調べるのに時間がかかりました。
プレーントゥースリップオンのモデル情報 | |
型番 | 451 |
レザー | カーフレザー |
ラスト(木型) | TRUFLARE(トゥルーフレア) |
ソール | シングルレザー |
ヒールカップ | フットバランス |
年代 | 1992年2月or2002年2月?? |
ワイズ(横幅) | D |
サイズ | US8.5(26.5センチ) |
ロゴや刻印が薄れていたので確かな情報はわからず。
詳しい人がいれば逆に情報お待ちしております。
日本で有名なモディファイドラストに似ている。
【関連記事】
『【永久保存版】Aldenモディファイドラストのサイズ感と履き心地を紹介』
使用期間やケア方法を紹介
19歳か20歳の時に購入した記憶があり、着用歴は約8年間。
記憶をほじくり返して、より詳細な情報をまとめました。
購入状況や着用期間 | |
購入時の靴の状況 | デッドストック |
着用期間 | 約7年 |
着用頻度 | 1年平均20〜50回 |
慎重度 | 大雑把。壁に結構ぶつけてる |
雨 | ガッツリ濡れた経験あり |
大切には履いていますが、雨に濡れたり壁に擦れたりすることすべてを含めて『自分の味』だと言う考えなので、躊躇なくガシガシ履いていました。
頻度は年によってまばらですが、全く履かなかった年もあれば、毎日のように履いていた時期もあります。
基本全てこの方法。(たまにつま先とヒーツだけハイシャイン)
ケア頻度はワンシーズンに1回。つまり年4回くらいでした。
スリップオンの情報はこんな感じ!
次にこの記事の本題。経年変化具合をみていきましょう
オールデン451の経年変化を紹介
経年変化具合をパーツごとの写真を貼り付けて、それに状況説明やコメントを添えるスタイルで紹介していきます。
写真とはニュアンスや見た目が違う場合や、もっと伝えたい部分を言葉で説明できればと思います!
アッパーのエイジングは最高
アッパーの波打つ光沢感がきれいに出ています。
所見で見ると『ガラスレザーかな?』と思えるほどツヤツヤ。
ところどころスクラッチ傷はありますが、そこまで目立つものはありません。
年4回のペースで栄養を入れていたので、革の乾燥感はありません。
着用するとわかるのですが、アッパーが足の甲上部分まであるので、足の形に沿って全体的にシワがついています。
靴紐があるタイプのオールデンだと味わえないシワ感。
履いた感じは、モディファイドラストに近い。
土踏まずと履き口でしっかりとホールドされていて爪先部分は余裕ありです!
カカトとコバ部分は劣化が目立つ
ヒール上部は白く色が抜けてしまっています。
紐で調整できないスリップオンタイプなので、圧のかかりが高いのだと予想。
そして私のズボラな履き方で壁とかにぶつけているのかな。
流石にカカトを踏んで履いたりはしていないので、色を再度入れればかなりきれいになるはず。
★ソールは8年履いている割にはすり減りが少ない!
コバは弱っている印象。
枯れた気のように心もとなくて、色も入れ直していないので若干褐色しています。
レザーソールは乾燥気味
フロントにはビブラム製のラバーソールを購入時につけてソールのケアは一切していない。
真ん中に見えるレザーソールだけにでもオイルを染み込ませて栄養を与えるべきだった。
レザーソールはパリパリに乾燥しています。
ヒールにはかろうじてフットバランス文字が確認できます。
よく8年も頑張ってくれています。
インソールはそろそろ交換時期?
ALDENのロゴはまだ読めるが、なんだか汚い。
中は清潔感を保ちたいのでヒールパッドだけでも交換しようかな。
今状態がすごく履きやすいので悩むところ。
オールデンの経年変化【まとめ】
経年変化の一例を紹介してきましたが、いかがでしたか?
オールデンのスリッポンだけでなく、カーフソールを育てている人にも参考になるエイジングだったかと思います。
私のスリッポンの場合、アッパーのレザーケアは怠らずしっかりとやっていましたが、見えない部分がズボラでした。
インソールのこまめな掃除や、コバの補色。レザーソールへの栄養などの見えないケアを怠ると8年も履けば差が生まれてきます。
これからオールデンを育てたい方は、ぜひフルでケアしながらガシガシ履いてやってくださいね!