最高クオリティーのローファーが欲しくなってきた。だけどブランドやモデルについて詳しくないから躊躇してしまう・・・
そんなローファー難民に向けてオススメの高級ローファーを紹介します!
・ローファーの基礎知識について
・10万円超えの高級ローファー10足を紹介
一線を画すクオリティーのローファー。
10万円を超えてくると革質はもちろんのこと、作りの丁寧さや繊細さなど。その全てが最高クラス。
ぜひこの機会に、永久定番の名作に触れてみてください!

【関連記事】
・『コスパ最強』3万円以下で買えるおすすめローファーを12足紹介
ローファーの基礎知識をサクッと紹介
イギリス英語で怠け者を意味するローファー(Loafer)
諸説ありますが、イギリス王室のルームシューズがルーツと言われています。
それをGH.BASSがアメリカに持ち帰りアイビーリーグで絶大な人気に。
現在では世界中のスタンダードシューズとして愛されています。
ペニーローファー:足の甲部分に切れ込みが入ったローファー
タッセルローファー:房飾りのタッセルが装飾されたローファー
ビットローファー:馬具のあぶみであるビットがデザインされたローファー
ヴァンプローファー:U字のモカシン縫いが採用されたローファー

ほとんどの高級レザーシューズブランドで展開されてるスタンダードなローファーです。
前知識はこれくらいに、次は本題である10万円超えのローファーの紹介です!
10万円超えの名作ローファー10足紹介
1足10万円を超えるローファーとなると、ビスポークほどでは無いが既成靴の中では最高級の分類になります。
勝負靴として1足所有しているとファッションの幅が広がると思うので、ぜひチェックしてみてください!
JMウエストン【#180シグニチャーローファー】

JMウエストン【#180シグニチャーローファー】の特徴 | |
生産国 | フランス |
レザー | ボックスカーフ |
価格 | 121,000円 |
特徴1 | #180シグニチャーローファーは1947年誕生からほとんど姿を変えていない、オーソドックスなペニーローファー。 |
特徴2 | サイズが豊富なため、必ずと言ってよいほどあなたにフィットするサイズに出会える。 |
フランスを代表するレザーシューズブランド、JMウエストンから発売されている#180シグニチャーローファー。
ウエストンと言えばこのローファーと言われるほどのブランドを代表する定番モデルです。
オーソドックスでシンプルな構造のローファーでありながらも、存在感が抜群。どのようなスタイルに合わせてもオーラを感じられる一足。
キメの細かなボックスカーフは美しいエイジングが期待できます。
履き込むことで人間と同じように歳をとっていく。まさに人生を体現したような変化を楽しむことができるのです。

間違ったサイズを購入しないためにもお店でサイズ合わせしてから購入するのがよいでしょう!
オールデン【ペニーローファー99362】

オールデン【99362ペニーローファー】の特徴 | |
生産国 | アメリカ |
レザー | コードヴァン |
価格 | 141,900円 |
特徴1 | オールデンの十八番であるホーウィン社製希少レザー『コードヴァン』を使用 |
特徴2 | やや幅広なVANラスト(木型)を使用しているため楽ちんな履き心地 |
当ブログでも何度か紹介しているオールデン。
子馬のお尻の革であるコードヴァンを使用した革靴が特に有名で、定番モデルともなると発売同時に売り切れてしまうほどの人気ぶり。
そんなコードヴァンを惜しげもなく使用したペニーローファー99362は、日本人特有の甲高幅広の足にピッタリ。
靴が足と一体化したのかと思えるほどの最高の履き心地が得られます。
コードヴァンは水に弱く扱いづらいレザーの部類にはなるのですが、コアなファンが跡を絶たない。
唯一無二の輝きに吸い込まれるように惹きつけられるのです。

今回はペニーローファーを紹介しましたがタッセル付きのモデルも要チェックです!
【関連記事】
・『オールデン』カーフレザースリッポンの経年変化を紹介【使用8年目】
チャーチ【Tiverton Rタッセルローファー】

チャーチ【Tiverton Rタッセルローファー】の特徴 | |
生産国 | イギリス |
レザー | ブックバインダーフュメレザー(牛革) |
価格 | 114,400円 |
特徴1 | 正統派ラスト126を使用しており、美しい曲線を描いたシルエット。 |
特徴2 | 光沢感抜群のブックバインダー加工を施しておりエレガントな佇まい。 |
ハイシャイン仕上げのブックバインダーフィレレザーを使用したチャーチを代表するローファー、Triverton R(ティムバートンR)
眩しいほどの輝きはエレガントさを演出してくれる。だけどどこか懐かしい古典的で男らしい雰囲気。
Triverton Rは会い交えないと思っていたエレガントさと土臭さが同居しています。
また、ソールはラバーを使用しているため履き心地は快適で軽快。
歩き疲れしにくい構造なのでカジュアルシーンでも活躍が期待できるでしょう。

職人技が光る一足です。
ジョンロブ【ロペス】

ジョンロブ【ロペス】の特徴 | |
生産国 | イギリス |
レザー | カーフレザー |
価格 | 217,800円 |
特徴1 | アッパーに装飾されたエプロンは今なおハンドステッチ |
特徴2 | 190を超える厳しい工程を乗り越えて出来上がる最高傑作のローファー |
イギリスを代表するレザーシューズブランド、ジョンロブ。
全てにおいて最高級。レザーのクオリティーはもちろん裁縫技術にも定評があります。
そんなジョンロブから展開されているペニーローファー『ロペス』は誕生した1950年から常に最前線の人気ぶり。
不動の定番アイテムとして降臨しています。
キメが細かいカーフレザー。高級感漂うレザーソール。ハンドステッチのエプロン。柔らかな履き心地。
どれをとっても素晴らしくエレガント。結婚式からカジュアルシーンまで幅広くスタイルに取り入れることができます。

間違ったサイズを購入しないためにもお店でサイズ合わせしてから購入するのがよいでしょう!
グッチ【ホースビットローファー】

グッチ【ホースビットローファー】の特徴 | |
生産国 | イタリア |
レザー | 牛革 |
価格 | 121,000円 |
特徴1 | 馬具のあぶみからヒントを得て生まれたホースビッドローファーはグッチが元祖と言われている |
特徴2 | グッチのお家芸でもあるチューブラ製法を採用しているため、軽くて丈夫。そして履き心地も抜群 |
今や世界的メゾンブランドであるグッチから発売されているホースビットローファー。
シンプルながらもエレガント。吸い付くような履き心地に定評があります。
作りが他のローファーとは少し異なり、チューブラ製法と呼ばれる製造方法を採用しています。
足全体を覆うアウターソールとアッパーをモカシン縫いでつなぎ合わせることでチューブ型の構造ができあがるチューブラ製法。
軽くて丈夫。足を包み込むような履きやすさが特徴とされています。

イタリアファッションが好きな方、マストアイテムです!
エドワード・グリーン【デューク】

エドワード・グリーン【ドゥーク】の特徴 | |
生産国 | イギリス |
レザー | カーフレザー |
価格 | 179,300円 |
特徴1 | ウィンザー公が履いていたローファーを現代的にアップデートさせたモデルと言われている |
特徴2 | 2016年誕生の新作モデルですがすでに定番の地位を確立 |
エドワード・グリーンのドゥークは2016年誕生と比較的新しいモデル。
一般的に高級レザーシューズは古くから展開されているモデルが人気とされますが、ドゥークにはその定説は当てはまりません。
ひと目見ただけでも高度な技術で作られたことがわかるほどの丁寧なライニングやモカシン縫い。
そのクオリティーからエドワード・グリーンはジョンロブと比較されるほど作りに定評があります。
歴史やバックボーンにとらわれずとにかく最高品質のローファーが欲しい。
そんな方にオススメの一足です!

フラテッリ・ジャコメッティ【ルイジーノ】

フラテッリ・ジャコメッティ【ルイジーノリザードローファー】の特徴 | |
生産国 | イタリア |
レザー | リザードレザー |
価格 | 137,500円 |
特徴1 | リザードレザーは通常の牛革とは全く違う雰囲気で独特な経年変化をしてくれる。 |
特徴2 | 丸みのあるつま先はフィット感がよく幅広足の日本人に適したフォルム |
エキゾチックレザーを使用した革靴を得意とするイタリアの名門、フラテッリジャコメッティ。
数あるローファーの中でもルイジーノは定番で、汎用性が高いモデルとして人気です。
ややぽてっとしたフォルムは愛嬌があり、ドレッシーなスタイルに緩急を与えてくれます。
ルイジーノは通常の牛革もでるも展開されていますが、フラテッリジャコメッティを買うなら今回紹介したリザード革や、ワンランク上のクロコダイルレザーに挑戦して欲しい。

ハインリッヒディンケラッカー【ウィーン】

ハインリッヒディンケラッカー【ウィーン】の特徴 | |
生産国 | ドイツ |
レザー | コードヴァン |
価格 | 184,800円 |
特徴1 | ハンドソーンウェルト製法(手縫い)でソールのソリがよく、まるでビスポークシューズのようなクオリティー |
特徴2 | ソールは柔軟かつクッション性に優れた、ジョーレンデンバッハ社レザーソールを使用 |
ドイツで最も古いレザーシューズブランド、ハインリッヒディンケラッカー。
140年以上の歴史があり伝統を重んじるブランドとして知られています。
職人の手によって300以上の厳しい工程を得てできるシューズはまさに最高傑作。
機械化が進むのに逆行するかのように、ハインリッヒディンケラッカーの製造はほぼ手作業。他には出すことができないあたたかみがあります。
ウィーンと名のペニーローファーは程よいポテッと感とコードヴァンにしか出せない重厚感が特徴。
履き込むことでソールのコルクが沈みあなただけの最高のフィッティングが生まれます。

コードヴァンは年々価格が上がっているので気になる方は早めに手に入れるのが吉でしょう。
カルマンソロジー【オペラローファー】

カルマンソロジー【オペラローファー】の特徴 | |
生産国 | 日本 |
レザー | サドルカーフ |
価格 | 102,300円 |
特徴1 | オペラパンプスとローファーを組み合わせた新たなスタイルのローファー |
特徴2 | エルメス参加のタンナー、ドゥプイ製のサドルレザーを使用 |
2018年に日本で発足した新ブランド、カルマンソロジー。
機能性は追求しつつも、アート作品を見ているかのような美しさを感じられる新進気鋭ブランドです。
オペラパンプスとペニーローファーを掛け合わせてドレッシーに昇華したようなこのモデル、オペラローファーはなんとも上品。
ドレスだがどこかモード系シューズのような雰囲気があります。
無駄の一切ないミニマルな佇まいで、どのようなファッションにも合わせることができる。
伝統を重んじつつも、現代的で挑戦的。
履き心地は言わずもがな最高です。

その後に足に吸い付くようなフィット感を手に入れることができるでしょう。
エンツォ・ボナフェ【コインローファー(スーパーバック)】
エンツォ・ボタフェ【コインローファー(スーパーバック)】の特徴 | |
生産国 | イタリア |
レザー | スエード(スーパーバック) |
価格 | 143,000円 |
特徴1 | CHARLES F. STEAD社製の高級スウェード『スーパーバック』を使用 |
特徴2 | 9割を手縫いで行うグッドイヤー製法、グッドイヤー・ア・マーノ製法を採用 |
イタリアの小さな工房で靴を一つ一つ丁寧に作り上げるクラフトマンシップを大切にするブランド、エンツォ・ボナフェ。
最大の特徴は、グッドイヤー・ア・アーノ製法という作り方を採用していること。
グッドイヤー・ア・アーノ製法とは、グッドイヤーウェルテッド製法作り方自体は同じなのですが、エンツォ・ボナフェはその9割以上の部分を職人の手縫いによって完成さえせるのです。(手縫いにすることでしなやかさやソールの反りが抜群に良くなります。)
ラスト(木型)の美しさや使用している素材などすべてが最高級。
エレガントな見た目は他の靴と一線を画します。

スラックスなどのきれいめスタイルとの相性抜群です。
以上が10万円以上の高級ローファー10足の紹介でした。
長い記事でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。
気になる1足が見つかったのなら幸いです。
【関連記事】
・「おすすめグルカサンダル8選」上品なサンダルをお探しの方必見
・『オールデン』バリーラストの特徴を深堀り【サイズ選びはこれで完璧】