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【購入レビュー】話題のデニムCIOTA(シオタ)の履き心地や特徴を網羅的に紹介!

シオタのデニムを着用

最近話題のブランド『シオタ(CIOTA)』ご存知ですか?

 

シルエット・素材感・デザイン。どれをとっても最高クオリティーで、若者を中心にものすごい人気のあるブランドなんです!

 

 

 

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Inaka1992
シオタのデニムを購入して履いてみたので、この記事ではCIOTAの履き心地や素材などを紹介しようと思います。

 

 

【本記事の内容】
  1. シオタとはどんなブランド?その特徴を紹介
  2. スビンコットンテーパードデニムを購入!写真でディティールを一挙紹介
  3. サイズ感について『着用画像あり』
  4. 履いて感じた惜しい点
 

 

実際に購入した「スビンコットンテーパードデニム(26,400円)」というモデルの特徴紹介だけではなく、ブランド紹介や履いてみて感じたデメリットなども網羅的に紹介します。

 

 

シオタが気になっていた方はぜひ最後までお付き合いください!

 

 

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シオタ(CIOTA)ってどんなブランド?『わかりやすく紹介』

CIOTAってそもそもどのようなブランド?という基本情報から、人気の理由やアイテムの特徴まで、私の主観は入りますが網羅的に紹介します。

 

 

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この記事さえ読めばCIOTAについて友達に説明できるくらい詳しくなれる!

それくらいを目指して網羅的CIOTAを深堀りしていきます。笑

 

 

 

CIOTAは岡山のファクトリーブランド

【CIOTAの基本情報】
創業2019年
発祥岡山
デザイナー荒澤正和
ラインナップデニムを中心としたアパレル全般、男女比は約3対7でレディースの方が多い

 

デニムの聖地岡山の縫製・生地販売会社、株式会社SHIOTA(シオタ)がデザイナーの荒澤正和をデザイナーに迎え立ち上げたアパレルブランドCIOTA(シオタ)

 

創業からたったの3シーズンでファッション感度の高い人の間ではシオタは「マストバイアイテム」となりました!

 

 

 

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自社工場で生産されているブランドなので、いわゆるファクトリーブランドという分類になります。
 

 

普遍的でシンプルなデザインは人や時代を選ばない。
カジュアルファッションやミニマルなスタイルが好きな人には必ず刺さる良質なブランドです。

 


価格は安くはありませんが、手にとって実際に着用してみるとそのコスパの高さに気付かされるでしょう。

 

 

シオタのブランドコンセプト

シンプルであること、着心地がよいこと、上質であること。洋服づくりのすべての工程で品質重視を貫くことがシオタのコンセプトです。

 

 

シオタはコンセプトをそのまま体現しています。
洋服好きであれば「シオタはいい生地使っているな」ってことが触った瞬間わかる!それくらい品質が高く、さわり心地が素晴らしいのです。

 

 

 

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ちなみにシオタはその人気ぶりからネクストコモリやネクストオーラリーなんて呼ばれてます!
 

 

 

シオタが良質な洋服を作れる理由は生地の選定からから販売までを一貫して行っているから。

 

生地の生産からデザイン&縫製までの全行程を行っている

デニム素材
※写真はイメージです

 

すべての洋服のクオリティーが高い理由は、その生産工程にあります。

 

一般的なファッションブランドは生地や縫製工場や染色など、その全てがバラバラ。様々な業者に発注を行ない1つの洋服を完成させます。

一方CIOTAはファクトリーブランドの利点を活かし、一連の作業をすべて岡山の工場で完結させて1つの洋服を作り上げます。

 

【CIOTAの洋服作り】

原料選定→生地のデザイン→織り作業→洋服デザイン→縫製の仕様考案→裁縫→完成
 

この途方も無い一連の流れを一つの工場とデザイナーの荒澤正和氏で完結させています。

 

 

 

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CIOTAの生産工程を知ったとき、イギリスのジョンストンズや日本のデニムブランド「ボンクラ」を思い浮かべました。

デザイン先行ではなく、素材ありきの考え大好きです!
 
 
 

【シオタの服作りの考え】

 CIOTAのデザインはトレンドではなく、生地からのインスピレーションに従ったもの。 シンプルなデザインは、生地の個性を際立たせるため。 自社工場での縫製によって、素材を活かした、ベーシックなコレクションを製作しています。

※公式HPより引用

 

 

次にCIOTA最大の魅力『スヴィンコットン』の特徴について紹介します!

 

 

スヴィンコットンを使用したオリジナル生地が最大の魅力

2021年現在、シオタの洋服のコットン素材はすべて自社開発の「スヴィンコットン」と呼ばれるものが使用されています。

スヴィンコットンは超長繊維綿。光沢はシルクのようで肌触りはカシミアと同レベルとまで言われています。

 

【スヴィンコットンについてもっと知りたい】

・スヴィンコットンはCIOTAが自社開発した完全オリジナルコットン
・インド南部でのみ栽培されている最高級の超長繊維綿
・世界の綿の生産量において0.05%しか生産されていない貴重な綿

 

繊維の細さを表す単位「マイクロ」
繊維が細いと言われてるスーピマコットンで『4.1』スヴィンコットンは更に細い『2.9』という細さ!!

 

 

 

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この繊維の細さがカシミヤのような触り心地やシルクのような光沢を作り出すのです
 

 

 

シオタ(CIOTA)のスビンコットンテーパードデニムを購入!『特徴を深堀り』

 

スヴィンコットンテーパードデニムについて
価格26,400円(税込み)
素材インディゴ染めされたスヴィンコットン
オンス(生地の重さ)13.5oz(一般的なオンス)
特徴1ワンウォッシュ済みなので、リジットデニムのように大きく縮むことはない
特徴2リーバイス505をベースにしており、腰回りのゆとりと美しいテーパードシルエットが特徴
特徴3セルヴィッチ付きの本格派デニム

 

 

シオタは本藍染デニムがより有名ですが、私は一般的な合成塗料を使用したインディゴ染めのデニムを購入しました。

 

理由は価格が1万円ほど安いことと本藍染に比べて色むらが無いため。
一般的に本藍染めが本物のデニムの染め方という風潮はありますが、合成インディゴも悪くないです!

 

 

 

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CIOTAにハマったら次は本藍いっちゃおうかな〜〜!笑
 
 
 

実際にCIOTAのデニムを履いてみた『着用写真』

 

 

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まず着用の雰囲気を見てほしいので、ただただCIOTAの着用写真を載せます。笑

その後にディティールやサイズ感の紹介です。
 
★178cm64キロで32インチを着用しています。
 
シオタのデニムを着用2
CIOTAのデニムパンツは丈が長めなため、ワンタックや2タックがかっこいいなどと言われています。
確かにシルエット自体がきれいなため、丈が長いにもかかわらず野暮ったさは無い。
 
追記
ジャストレングスにしたくなって結局裾上げをしました。その様子も記事にしましたので気になる方は合わせてどうぞ!
シオタのデニムを着用3
脱力感を演出するなら緩めのカットソーにノーロールアップ。それだけで様になります。
 
シオタのデニムを着用6
178センチ32インチ着用でも、これくらい丈は余ります。デニムあるあるですがお直し前提で長めのレングスで作っているのかもしれません。
 
シオタのデニムを着用4
私は2ロールアップでジャストレングスに。
シオタのデニムを着用8
タックイン&ロールアップすると雰囲気が一転します。
ウエストまわりの膨らみから一気にテーパードするのでシルエット的にはやや女性的。
 
あまりCIOTAについて詳しくなかった私のファーストインプレッション。アナトミカのマリリンをメンズ版に消化したような印象を受けました。
 
 
シオタのデニムを着用7
横から見るとヒップラインが高く、いかに美しいシルエットであるかがわかります。
 
CIOTAはスヴィンコットンにフォーカスされがちですが、シルエットが美しいことが真髄だと思います。
いい生地のデニムなんていくらでもありますしね!

シオタのデニムを着用9
ヒップラインが特に美しい。
撮影のためウエストのタグを付けていますが後で外しました。つけっぱなしの人もいる?のだとか。(絶対外すべきです)
 
 

 

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以上が着用写真でした。

CIOTAのシルエットの良さがわかったかと思います!!
 
 

CIOTAデニムを写真でわかりやすく紹介

つぎにより細かなディティールを見ていきましょう。
シルエットだけでなく作りも凝っており、デニムラバーにも刺さる仕様です!

 

フロント

シオタのデニム-フロント

テーパードデニムなだけあり大げさなくらいテーパードがかかっています。
昔はやりすぎだと苦手意識をもっていましたが、最近は現代的で時代に合っているなと思って好き好んで履いています。

 

バック

シオタのデニム-バック

リーバイス505を参考にしているだけあり、どこかリーバイスの雰囲気を感じられる。

 

フロントポケット

シオタのデニム-フロントポケット

リヴェットは銅製でCIOTAの刻印がされています。
こういった細かなパーツもオリジナルを使用していることから、商品に対しての力の入れようが感じられます。

 

※ボンクラなどのヴィンテージレプリカデニムの場合、あえて糸の種類を変えて糸とびを起こすようにしたりしますが、CIOTAはそこまでしておらずステッチはおそらくすべて同じ。

 

 

ジッパー

シオタのデニム-ジッパー

ジップは42TALON。

※42タロンとは60年代から使用され始めたジッパーで、デザイン性の高さや強度が評価されており、タロンジップの中でも名作の一つに数えられる。

 

 

バックポケット

シオタのデニム-バックポケット

やや外向きについたバックポケットは配置のバランスが良い。(カンヌキ仕様)

 

セルヴィッチ

シオタのデニム-セルヴィッチ

赤耳は付いていませんが、ちゃんとセルヴィッチを使用しています。
ヘムはもちろんチェーンステッチ。洗濯と穿き込みを繰り返すことでヴィンテージさながらのうねりが期待できそう。

 

 

生地感

シオタのデニム-生地感

ワンウォッシュのためいい感じに毛羽立ちとネップ感がでています。

さわり心地はさすがスヴィンコットン!なめらかでデニムとは思えないトロンとした生地感です。

 

 

その他のディティール

シオタのデニム-トップボタン

トップボタンもCIOTAの刻印あり。

シオタのデニム-バックステッチ

バックポケット裏のステッチはチェーンステッチではなくシングルステッチ。

 

 

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以上がデニムの細かな紹介でした。

次にサイズ感について見ていきましょう!
 

 

スビンコットンテーパードデニムのサイズ感を紹介

シオタのデニムを着用

 

【サイズ表】

cmウエスト股下股上わたり幅裾幅
30inch74cm80cm27.5cm29cm19cm
31inch76cm82cm29.5cm30cm19.5cm
32inch78cm83cm30cm31cm20.5cm
33inch80cm85cm31cm32.5cm21cm
34inch86cm87cm32cm34cm22.5cm

※多少の誤差あり

 

 

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178cm64キロの私はサイズ32を購入しました。
 
サイズ表を見てみるとわかるように、CIOTAのデニムは一般的なデニムのinch表記に比べるとウエストサイズが小さめ。
リーバイスの30inchを着用している方は、31〜32を選ぶと良いでしょう。
 
 
 
ワンサイズUPしてややビッグシルエットで履くのも良いですが初めてのCIOTAであればジャストサイズを購入するのがオススメ!
 
 

CIOTAのデニムは縮むの?一度洗濯してみた

CIOTAのスヴィンコットンテーパードデニムはワンウォッシュ。
リジットではなく一度水通しをしたデニムになります。

 

あまり縮みは発生しないかと思ったのですが、念の為購入時と洗濯後のサイズの変化を測ってみました。

 

 

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デニムごとの個体差もあると思いますがご参考ください。
 
 
【乾燥機後の変化】
 ウエスト股下股上わたり幅裾幅
洗濯前78cm83cm30cm31cm20.5cm
洗濯後78cm82cm(-1cm)30cm31cm20.5cm

 

 

見ての通り、一度の洗濯ではサイズの変化はほとんど見られませんでした。

今後乾燥機をかけたり、経年変化によるねじれ具合によってはサイズ感は変わるかも知れません。

 

 

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リジットデニムのようにめちゃくちゃ縮むわけではないので、購入時はそこまで神経質になる必要はなさそうです!
 
 
 

CIOTAのデニムのコーデ例を紹介

 

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CIOTAラバーのおしゃれさんのコーデを一挙紹介!

合わせのヒントとしてご参考ください!
 
 

 

 

CIOTAを着用している人の多くは、シンプルなファッションに合わせている印象を受けます。
素材感やシルエットが良い分余計な重ね着の必要なし。ミニマルなコーデが一番です(持論です。)

 

 

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以上がCIOTAのブランド紹介と購入したデニムのレビューでした。

最後に現在展開されいているCIOTAのデニムのラインナップを紹介してこの記事は終了とします。
 
 
 

CIOTAデニムのラインナップ

モデル価格特徴
本藍スヴィンコットンストレートデニム35,200円70年代のヴィンテージデニムをオマージュして作られた太めのデニム
本藍スヴィンコットンストレートデニム
(ウォッシュ加工)
39,600円ヴィンテージさながらの縦落ち加工が施されたデニム。
本藍スヴィンコットンストレートデニムとシルエットは同じ
インディゴスヴィンコットンテーパードデニム26,400円リーバイス505のオマージュ。程よいテーパードシルエットが特徴
インディゴスヴィンコットンテーパードデニム
(ウォッシュ加工)
35,200円テーパードデニムの色落ち加工が施されたモデル
インディゴスヴィンコットンスリムデニム26,400円現在展開されているCIOTAのデニムで一番細めのモデル。
 

 

どのモデルもシンプルかつ良質。
どれが特にオススメとかはなくすべておすすめ!フィーリングで選ぶのが良いと思います!

 

 

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とはいいつつも、本藍ストレートスヴィンコットンストレートデニムが一番定番みたいです!
 
 
 
この他にもハイウエストモデルや、ブラックがグレーデニムも展開されています。
とりあえず一般的なデニムが気になっていた方は上記の5モデルから気になるものを選ぶとようでしょう。
 
 
ハマればデニムだけでなく、チノやミリタリーパンツも人気なのでそのあたりも手を出したくなるはずです!笑
 
 
 
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