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【購入レビュー】ECWCS Level3フリースをGET!!『サイズ感やスペックなどを徹底深堀り』

エクワックスのフリースジャケット

『アメリカ軍の名作フリースジャケット、ECWCS Level3が気になりはじめた。』
『サイズ選びのコツや実際の着心地が知りたい』

 

このような悩みを解決!

 

 
いなか
実際にLevel3フリースジャケットを購入して、着用してみました!
この記事では私が感じたLevel3フリースジャケットのリアルなレビューをします。

 

【本記事の内容】

・そもそもECWCS(エクワックス)とは?わかり易く紹介

・ECWCS GEN Ⅲ Level3フリースジャケット基本情報について

・写真とともにフリースジャケットのディティールを紹介

・使用して感じたメリット&デメリットについて

・サイズ感やサイズ選びのコツ紹介

 

アメリカ軍の名作『ECWCS GEN Ⅲ Level3フリースジャケット』

この記事を読めば、基本情報はもちろん、サイズ感やデメリットなど網羅的に知ることができます。

購入を検討していた方はぜひご参考下さい!

 

ECWCS GEN Ⅲ level3フリースジャケットとは?『基本情報を紹介』

Extended Cold Weather Clothing Systemの略称であるECWCS(エクワックス)

そもそもどのようなアイテムのことを指すのか?

 

 
いなか
アメリカ軍で現在も採用されているこのシステムについてわかりやすく紹介します。

 

エクワックスの中でも名作と呼ばれるLEVEL7ジャケットが気になる方は下記の記事も合わせてどうぞ。

 

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エクワックスのレベル7ジャケット

ECWCSはアメリカ軍のレイヤリングシステムのこと

エクワックスのレイヤリングシステム
出典:Prepper survivor

 

結論ですが、ECWCS(エクワックス)とは一言でいうと、「アメリカ軍が開発した環境に応じで重ね着するレイヤリングシステム」のこと。

アウトドアブランドのレイヤリングから着想を得たと言われており、何枚も服を着合わせることで、環境に適応する快適温度を目指すというものです。

 

 
いなか
ECWCSとかっこいい名称ですが、つまりは、寒いから重ね着する。雨が降ったからこの洋服を着る。というように環境に合わせて重ね着するってだけの話です。笑

 

そのレイヤリングする洋服は全部で7段階。

レベル1〜レベル7に向かうにつれて厚手となります。

 

【ECWCSの種類】

Level1:ベースレイヤー(肌着)。肌触りがよく軽くて薄い。

Level2:セカンドレイヤー。氷点下の環境での着用が推奨されている。保温性に加えて通気性も良い。

Level3:フリースジャケット。保温性が高いフリースで環境によってはアウターとしても採用される。

Level4:ウインドシェルジャケット。そこまで寒くない環境で採用されるアウター。防風性が高い。

Level5:ソフトシェルジャケット。第3世代(GEN3)から採用された。雨の日以外の氷点下で推奨されている。

Level6:ゴアテックスジャケット。防水素材であるゴアテックスを採用しており。雨天時に活躍する。

Level7:通称レベル7ジャケット。レベル1・2・3・5と合わせることで最大-46度まで対応

※もっと細かく言うと製造元による細かな違いや、時代ごとのカラーリング展開などがあります。

 

特にレベル3のフリースジャケット・レベル6のゴアテックスジャケット・レベル7のレベル7ジャケットが有名。

価格は年々上っており、球数が減ってきたことから今後も更に値上が予想されます。

 

 

 

GEN1〜3とは?

エクワックスを探していると、GEN1やGEN2などの言葉を見かけるようになります。

GENとは世代のこと(ジェネレーションの略)

エクワックスも定期的にアップデートされており、デザインが変更されているので世代ごとの違いを掘ってみるのも楽しいですよ!(現在の最新は第3世代)

 

 

 
いなか
GEN1〜3までの違いが気になる方は下記関連記事も合わせてお読み下さい!

 

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エクワックスのフリースジャケット

 

購入したのはECWCS Level3 GEN3フリースジャケット

エクワックスのフリースジャケット

 

『私が今回購入したのはECWCS Level3 GEN3フリースジャケットだ!』

 

 
いなか
これだけでイメージができる様になっているなら、エクワックスについての基本情報はばっちり!
 
私が購入したフォッジグリーンは比較的手に入りやすい。一方にコヨーテはなかなか見つからないです。
そしてブラックはGEN2までの展開しかなくより希少。価格はフォッジグリーンの2倍〜3倍程度高いです。
 
 
【エクワックスとは?これまでのまとめ】

・ECWCSとはアメリカ軍が採用しているレイヤリングシステムの略称

・Extended Cold Weather Clothing Systemが正式名称

・Level1からLevel7までの7段階に分けられる

・定期的にデザインのアップデートをおこなっており、GEN1(第一世代)〜GEN3まで存在する

 

 

 
いなか
それではこの記事の本題。Level3フリースジャケットのスペックについて紹介していきます。
 

【購入レビュー】level3フリースジャケットのディティールを紹介

エクワックスのフリースジャケット

【level3 Gen3フリースジャケットの基本情報】

フリース素材:ポリエステル100%(ポーラテック)

肘や肩の補強素材:ナイロン100%

特徴:軽量・速乾性・保温性が高い。そして通常洗濯が可能。
 
 
いなか
写真と共にディティールを見ていきましょう。
 
フロント&バック
エクワックスのフリースジャケット
フロントにはミリタリージャケットである証明かのように、勲章をつけることができるマジックテープが付いています。
襟は高く設計されているため、首元からの風の侵入を防ぎます。
エクワックスのフリースジャケット
背面はシンプル。
肩や襟の補強ナイロンはどこかナイジェルケーボンのマロリージャケットを思わせる雰囲気。
 
 
各ディティール
エクワックスのフリースジャケット
摩擦の多い肩や肘にのみ補強のためのナイロン布が当てられています。
滑りも良いのでリュックを背負いやすい。
 エクワックスのフリースジャケット
フリースは一般的なものに比べると粒感が大きく毛足も長め。
ポーラテックを使用しているため非常に温かい。
エクワックスのフリースジャケット
フロントジッパーはプラスチック製のYKK。
見た目はやや安っぽい印象だが、開閉時のスムースさはピカイチ。(今の所全く引っかからない)
 
エクワックスのフリースジャケット
エクワックスのフリースジャケット
サイドにはストレッチ性のある別素材が使用されています。
前かがみになったり激しい動きをしても伸縮性があるためストレスが感じにくい。
エクワックスのフリースジャケット
このように結構伸びます。(つよく引っ張ればもっと伸びる)
 
エクワックスのフリースジャケット
内側にはメッシュ上の内ポケットが両胸裏に付きます。
深さがあるので、たくさん物を入れられる反面取り出しづらいというデメリットもあります。
 
品質表記など
エクワックスのフリースジャケット
確認できたタグは2箇所。内ポケットと襟元です。
内ポケットには洗濯表記。通常洗濯は良いがブリーチ、柔軟剤の使用はダメ。そしてドライクリーンやアイロンも良くないようです。
エクワックスのフリースジャケット
襟元にはサイズ表記や個体ナンバー、製造元などの記載があります。
正式名称は、ジャケットフリースコールドウェザー(GEN3)のようです。
 
 
いなか
コントラクト(製造会社)や製造年によりディティールが若干変わるので、すべてが上記で紹介したデザインではないのもミリタリーの面白いところ!
 
 

Level3フリースジャケットを使用して感じたメリット・デメリット

エクワックスのフリースジャケットとレベル7ジャケット

軍が採用しているだけあり、Level3フリースジャケットは非常に高性能で、ファッションとしてのデザイン性も高い。

しかし、着用して感じたデメリットもいくつかあります。

 

着てみたからこそ感じたリアルなメリット&デメリットを紹介します!

 
 
いなか
あくまで私の感想なので、一つの例としてご参考ください。
 

3つのメリット:『①洗える②肌さわりが良い③軽い』

①洗うことができる

洗濯表記の通り、フリースジャケットはガッツリ洗うことができます。

アウター使いすることも多いフリースなので、頻繁に洗うことができるのは嬉しいポイント。

 

②肌触りが良い

さすがポーラテック。

フリースはふかふかでさわり心地抜群。ウール素材の服はほとんど着られないほど敏感肌の私ですが、このポリエステル製フリースは問題なく着用できます!

 

③軽い

測っていないので詳しくはわからないですが、レベル3フリースジャケットはかなり軽いです。

軽いにもかかわらず保温性が高いので楽ちん。ストレスが少ないので部屋着として着るのもありだと思います!

 

 

2つのデメリット:『①防風性は弱い②サイズ選びが難しい』

①防風性は弱い

フリースなので仕方ないことではありますが、防風性がとても弱い。風が吹くと肌に風を感じてしまうほど。

アウターとしての着用は秋ごろまで、本格的な冬にはインナーとして着ることをおすすめします。

(逆に言うと通気性は良いので、体の熱気を外に逃してくれますね!)

 

②サイズ選びが難しい

インナー使いとしてタイトに着るか、アウターとしてオーバー気味できるか悩ましい所。(最近だと大きめがブーム)

加えて個体差が激しいのでサイズ表記と実際のサイズ感が違うなんてこともザラです。

オンラインで購入する際は、サイズ表記ではなく店舗が測ったサイズを参考にするのがベターですね。

 
 
 
いなか
そんな悩みのタネでもあるサイズ選び。
次はレベル3フリースジャケットのサイズ選びのコツについて紹介します。
 

ECWCS Level3フリースのサイズ感とサイズの選び方を紹介

エクワックスのフリースはアメリカならではの大きめサイズ。(Sサイズが日本のMからLサイズくらいのイメージです。)

ちなみに私は178cm64キロでS-Lサイズをチョイス。インナーとして着用できるオーソドックスなサイズ感です。

 

サイズ展開を紹介

エクワックスのフリースジャケット
出典:WAIPER公式

 

サイズ表記着丈身幅裄丈
XS-R62 cm52 cm74 cm
S-S64 cm56 cm86 cm
S-R66 cm56 cm86 cm
S-L72 cm56 cm86 cm
M-R68 cm60 cm86 cm
M-L72 cm60 cm86 cm
L-R70 cm64 cm88 cm
L-L72 cm64 cm88 cm
XL-R70 cm68 cm88 cm
XL-L72 cm68 cm88 cm
XL-XL74 cm68 cm92 cm
XXL-L77 cm80 cm94 cm

※ミリタリーショップWAIPER参照。

 
 
 
いなか
軍モノは割とサイズに関しては適当。
サイズ表記はざっくりとした目安程度にお考え下さい!
 
 
 
【サイズ表記の見方】
最初に数字=身幅のサイズ
→XS〜XXL

後ろの数字=着丈の長さ
→S(ショート)・R(レギュラー)・L(ロング)・XL(エクストラロング)

 

多くのアメリカ軍モノは身幅と着丈の表記が別れています。

(※ちなみに日本人に人気なのはS-LやM-Rあたりです)

 
 
 
いなか
サイズ展開が豊富なので、ほとんどの体型の方はマイサイズに近いものに出会えます。
 
 

実際に着用してみた!サイズ感を写真で紹介

178cm64キロ、着用サイズはS-Lです!

レベル3フリースを着用

身幅・着丈・袖丈ともにジャストサイズ。

ジップを開けて着用しても、襟を立てることができるので首後ろが温められます。

レベル3フリースを着用

後ろから見るとナイロンパッチがさり気ないアクセントに!

レベル3フリースを着用

アームホールはもたつきがなく程よい太さ。

ニット程度であれば中に着込むこともできます。

レベル3フリースを着用

ジップを閉めると、襟が立ち上がり首全体をカバーしてくれます。

個人的には完全に閉じきるこのスタイルが好きです。

 

選びのコツ『レイヤーとして着るかアウターとして着るかを考える』

ジャストサイズのレイヤーとして着用したいのであれば、お手元の洋服と近いサイズを選べばよいだけ!

オーバーサイズ気味に着用したい場合は、ワンサイズUPよりも思い切って2サイズUPくらいがおすすめ。

 

 
いなか
中途半端に大きいよりはあえて大きいのを着ているという見せ方のほうがおしゃれに着こなすことができます。

 

私の場合(178cm64キロ)

レイヤー使い:S-L(ショート・ロング)

アウター使い:L-L(ラージ・ロング)
※サイズ選びの例としてご参考にして下さい。
 
今回はS-Lを購入しましたが、アウター使用ならL-Lを選択します!
 

他の購入者の口コミを紹介

 
 
いなか
最後にレベル3フリースジャケットを購入した他の人の口コミもみてみましょう!
 
偽物かも?であったり、古着特有の商品状態に関しての低いレビューは見つかりましたが、フリースジャケットそのものに対しての低評価は見つかりませんでした。
 
 
口コミ

口コミ1
当方身長170cm 体重75kg のポッチャリ型の50代。
散々迷いましたが、今どきの若者のピッチリよりも、ゆとりを持って着たかったので、M Long を選びました。
結果は大満足です。


口コミ2
patagoniaのgen2と比べると頼りない印象ですが。しかし実際に着用してみると軽くて暖かくて快適。なかなか良いですね。176/82のメタボ体型ですがMRサイズで問題なしです。風の強い日はアウター必須です。


口コミ3
何度か使用してみましたが、着るアウターさえ合えばものすごく温い代物です。
インナーに着込むとガサガサ感は無いですが、少しかさばる感覚はあります。
相性の良いインナーとアウターがあれば本格的に寒くなっても大丈夫そうです。


口コミ4
ポーラテック のタグ付き、裏地にもタグ有りの期待通りの物でした。
セレクトショップでは13000円前後程で売られているので、この価格では確実に買いです。
173センチ66kg 普通体型 Mサイズで大きめに着たかったので、丁度良かったです。

 

軽量である割に保温性が高いことが口コミを見るとわかります。

防風性の高いアウターと合わせることで最大限のパフォーマンスを発揮してくれます。

 

 

【まとめ】ECWCS Level3ジャケットは1着あるとかなり使えるミリタリーアウター

エクワックスのフリースジャケット

最後までお読み頂きありがとうございました。サイズ感や各ディティールなど、参考になったのであれば幸いです。

正直エクワックスのフリースジャケットを買って「損した」と感じる人はいないと思います。それほどまでに、保温力・軽量性・デザイン性が優れており、万人受けするモデルです!

 

古着だと1万円以内。デッドストックだと1万ちょいで購入できるのでこの冬挑戦してみてはどうでしょう?