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【購入レビュー】ECWCS LEVEL7ジャケット「サイズ感やスペックを徹底紹介」

エクワックスのレベル7ジャケット

 

 
いなか
ECWCSのレベル7ジャケットが気になる!
 
このような悩みを解決!
この記事ではアメリカ軍の名作『ECWCSレベル7ジャケット』を徹底的に深堀り紹介します。
 
※購入して5年が経ちました。使い続けているからこそ気づいた良さやデメリットを赤裸々にお伝えします。
 
【本記事の内容】
  • ECWCSの基本情報
  • レベル7ジャケットの基本情報
  • 写真と共にレベル7ジャケットのディテールを深堀り
  • 着用して感じたメリット&デメリット
  • サイズ感やサイズ選びのポイント紹介
  • 他の購入者の口コミ

 

本記事を読めば、ECWCSの基本情報からレベル7ジャケットの深い部分まで網羅的に知ることができます!

そもそもECWCS(エクワックス)とは?

 

初めに、アメリカ軍で採用されているシステム「ECWCS」についてご紹介します。

 

 
いなか
結論→ミリタリー服のレイヤリング(重ね着)のことです。
 

ECWCSとはアメリカ軍のレイヤリングシステム

エクワックスのレイヤリングシステム
出典:Prepper survivor

Extended Cold Weather Clothing Systemの略称であるECWCS(エクワックス)

エクワックスは、1986年〜2000年代初頭までアメリカ軍で採用されていたレイヤリングシステムのことです。

 

【簡単に言うと】

洋服の重ね着によって様々な気温に対応しようといったレイヤリングパターンのこと。
LEVEL1~7までの7段階の重ね着があり、レベルが上がるほどアウターや冬用のアイテムになっていく。
 
レベル1,2,3,5,7と5着着込むことで最大-46度まで対応すると言われています。

 

 

 
いなか
もう一つの名作「レベル3フリースジャケット」が気になる方は下記の関連記事も合わせてどうぞ!
 
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レベル7ジャケットは最も暖かいアウター

エクワックスのレベル7ジャケット

そして今回紹介するのが、そんなレイヤリングシステムECWCSの最も暖かいアウター『レベル7ジャケット』

レベル7ジャケットはこれまで3回のアップデートがありました。(それをGEN1.GEN2.GEN3と呼ぶ)

※GEN=ジェネレーションの略

 

 
いなか
世の中に流通しているほとんどが上記写真のGEN3のアーバングレー。
 
※たまにオレンジ色に近いコヨーテカラーもでてきます。
 

この記事では、私が所有しているGEN3のアーバングレーを例に深堀りをしていきます!

では本題のレベル7ジャケットの深堀りをしていきましょう!

【写真レビュー】Level7ジャケットを14枚の写真とともにディティール紹介

【素材構成】
表地:ポリエステル
裏地:ポリエステル(リップストップ)
中綿:プリマロフト
 
 
フロント&バック
全体的にボリューム感があるレベル7ジャケット。
ミリタリーらしいアースカラーは様々なコーディネートに溶け込みます。
 
背面は非常にシンプル。
肩はラグランスリーブのため可動域が広くストレスを感じにくい設計です。
 
各ディティール
エクワックスのレベル7ジャケット
フロント両胸部には、軍での階級パッチなどを貼り付けるためのマジックテープがついています。
 
エクワックスのレベル7ジャケット
肘には同素材の補強パッチが施されています。
摩擦が最も多い肘部分への配慮。これもとてもミリタリーらしい仕様ですね。
 
エクワックスのレベル7ジャケット
フロントジップはダブルジップ仕様。
ファッションとしてシルエットの変化を楽しめます!
ジッパーは軽量のプラスチック。スムーズで今のところ生地を噛んだりする支障は見られません。
 
エクワックスのレベル7ジャケット
袖先はマジックテープで絞る設計。
袖口からの風の侵入を防ぐ効果が期待できます。
 
 エクワックスのレベル7ジャケット
襟元には収納式のフードが内蔵されています。
フードを収納した状態だと、首周りにボリュームができ保温力UPの役割も果たしてくれます。
 
エクワックスのレベル7ジャケット
フードを開放するとまた違った雰囲気。
絞りもついており、フードのサイズを調整することができます。
 
エクワックスのレベル7ジャケット
後ろに付いているマジックテープをビリビリと剥がすことでフードを出すことができます。
分厚い手袋を着用していても出せる設計となっています。
 
エクワックスのレベル7ジャケット
フードにも中綿のプリマロフトが詰められているため暖かいです。
 
エクワックスのレベル7ジャケット
アウター内側両サイドには大ぶりのメッシュポケットが付いています。
アイパッドミニ程度のサイズならすっぽりと入る大きいサイズです。
 
品質表記など
エクワックスのレベル7ジャケット
首元内側にはメーカー表記が縫い合わされています。
サイズの他にコントラクトや洗濯方法など様々な情報が記載されています。
 
エクワックスのレベル7ジャケット
メッシュポケット下にはGEN3表記が。(第3世代)
エクワックスのレベル7ジャケット
同じく中綿素材であるプリマロフトのタグが付いています。
 
【プリマロフトとは?】

羽毛に変わるマイクロファイバー素材。軽量かつ保温性が高い化繊で自宅洗いすることもできる。
 

 

 
いなか
以上が商品紹介でした。
 
次に実際に着用して感じたメリット&デメリットについて紹介していきます。

レベル7ジャケットを着用して感じたメリット&デメリット

エクワックスのレベル7ジャケット

ECWCSレベル7ジャケットは近代ミリタリーかつ最新素材を採用しているため、アイテムとしてのクオリティーはとても高い。

しかし着用して5年。

デメリットと感じる部分もいくつか見えてきました。

 

 
いなか
長年着用したからこそ感じたメリットとデメリットについてご紹介します!

 

3つのメリット「洗える・暖かい・軽い」

①洗うことができる

一般的なダウン素材違いプリマロフトは自宅で洗濯可能です。

洗濯&乾燥をすると新品時のような膨らみと保温力を取り戻します。

 

②保温性がとても高い

プリマロフトは、ダウンの7倍の暖かさなどとキャッチフレーズがつくほど暖かい素材です。

レベル7ジャケットは非常に暖かいので、都会の寒さ程度なら余裕で凌ぐことができます。

 

③軽い

レベル7ジャケットは非常に軽いです。

ダウンジャケットに負けない軽量感なのでストレス少なく長時間着用できます。

 

 

 
いなか
メリットはいろんなブログやWEBで紹介されている通り。
 
つぎに肝心なデメリットについて紹介します!

 

2つのデメリット「防風性が弱い・人と被る」

防風性が弱い

エクワックスのレベル7ジャケット

個人的にレベル7ジャケットの最大の弱点は防風性の弱さにあると思います。

風が強く吹くと、アウターの中にまで風が侵入している感覚があります。つまり寒いです。

 

 
いなか
インナーに風の通しにくい素材の服を着るなど対策が必要です。
 
都会だと気にならないでしょうが、私は海沿いの街に住んでいるので刺さるように風が入ってきます。
 
 

人と被る

レベル7ジャケットは、近代ミリタリーであることから球数が多い。

加えて有名人の着用などをきっかけに爆発的な人気となりました。

都会だと一時期のカナダグースのように高確率で人と被ります。

 

 
いなか
私は被りたくないのでデメリットに加えました。

 

レベル7ジャケットのサイズ感とサイズ選びのポイント

レベル7ジャケットはアメリカミリタリーならではのビッグサイズです。

感覚的にはSサイズが日本のM〜Lサイズくらい!

ちなみに私は、178センチ64キロでXs-Regulerを着用。ジャストサイズです。

 

 
いなか
しかし近年のビックシルエットブームと球数の多さからM-R(ミディアムレギュラー)を着る人が多いです。
 
ちなみに、私が着用しているXsサイズはほんとに全く出ません。
購入を考えている人は大きめに着ることも視野に入れて探す方がいいでしょう。
 

サイズ展開を紹介

エクワックスのレベル7ジャケット
出典:Waiper
サイズ表記着丈身幅裄丈
XS-S72 cm62 cm82 cm
XS-R74 cm62 cm88 cm
S-S72 cm65 cm82 cm
S-R76 cm65 cm88 cm
S-L82 cm65 cm88 cm
M-R80 cm70 cm93 cm
M-L82 cm70 cm97 cm
L-R80 cm75 cm93 cm
L-L83 cm75 cm96 cm
XL-R80 cm80 cm88 cm
XL-L82 cm80 cm97 cm
XL-XL86 cm80 cm101 cm

※ミリタリーショップWaiper参照

 

 
いなか
コントラクトや製造年によってサイズ感は違います。
ざっくりとした目安としてお考え下さい。
 
 
【サイズ表記の見方】
最初に数字=身幅のサイズ
→XS〜XXL

後ろの数字=着丈の長さ
→S(ショート)・R(レギュラー)・L(ロング)・XL(エクストラロング)

 

 

実際に着用「サイズ感を写真で紹介」

レベル7ジャケット

サイズXs-R

178センチ細身体型でXs-Rがジャストサイズ。

肩周りも袖先もダボつきのないサイズ感になります。

 

 

 

エクワックス取り扱いといえば福岡のミリタリーショップ「WAIPER」さん。

WAIPERさんでもオーバーサイズスタイルを提案しています。

 

 
いなか
ワイパーで展開されているレベル7ジャケットの復刻品もとてもオススメ!気になる方はチェックですね。
 

オーバーサイズで着用してもOK

サイズ選びのコツですが、正直ジャストサイズを探す必要はないと思っています。

オーバーサイズのM-RだったりM-Lをダボッと着こなすのがオススメです!

 

 
いなか
思い切ってガッツリ大きいのを選ぶとカッコいいですよ!

 

私の場合(178cm64キロ)

ジャストサイズ:XS-R

オーバーサイズ使い:M-RまたはM-L
※サイズ選びの例としてご参考にして下さい。
 

他の購入者の口コミを紹介

 

 
いなか
最後にレベル7ジャケットを購入した他の方のレビューを見てみましょう!
 

名作と言われるだけあり、高評価が多かったです。

 

口コミ

口コミ1

171cm75kgガッチリ体型、XS-Regでジャストサイズです。
中にスウェット1枚は余裕で着れます。
デッドじゃないかと思う程とてもキレイな状態で生地はEPICを使用した物でした。
大切にガシガシ着たいと思います!


口コミ2
ネットでの買い物でよくあること 色が思ってたものと違う笑笑 仕方ないですが サイズもかなりでかい やはりアメリカサイズです 温さに関しては シャツ一枚でいけます


口コミ3
170cm/75kgでグレーのスモールショートを買いましたが着丈袖丈も良い具合でふかふかで着心地も最高で風も通さず真冬でもとても暖かいです、汗を吸ってくれるインナーは脱ぐとき汗で袖と肌がくっついて脱ぎにくいのでロンTくらいは必要だと思います、デザインはゆったり目で明るめの灰色単色なのもあってか着ぶくれ感が半端ない、まさにマシュマロスーツって感じです染み汚れとか付いたらたら目立ちそうだし迷彩柄のほうが安いし引き締まって見えそうで良いかもしれませんがグレーもこれはこれでかっこいいと思っています。

 

【まとめ】ECWCSレベル7ジャケットはアメリカ軍の名作アウター

レベル7ジャケット

最後までお読み頂きありがとうございました。

参考になったのであれば幸いです。

 

デザイン性についてはあまり触れていなかったですが、ファッションとしても完成度が高いレベル7ジャケット。

個性的ではないが、ミリタリーアイテムらしい無骨さと抜群の雰囲気が感じられます。

近年球数が減ってきているので気になっていた方はお早めの購入を強くおすすめします。

 

 

 

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