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【購入レビュー】タイオンエクストラを徹底解剖!「電熱ダウンは暖かいの?サイズ感は?」その疑問すべて解決

タイオンエクストラのヒーティングシステムダウンジャケット
出典:タイオンエクストラ

『本当に暖かいインナーダウンがほしい!』

 

 
いなか
そんな方に朗報です。ついにインナーダウンの最適解を見つけてしまいました!
 
それはずばり、タイオンエクストラのヒーティングシステムを搭載した3WAYインナーダウンジャケット!
 

この記事では、私史上1位のインナーダウンブランド、タイオンエクストラの基本情報から実際に着用して感じた特徴を深堀りします。

 

【本記事の具体的な内容】

・タイオンエクストラの基本情報を紹介

・ヒーティングシステム採用のインナーダウンを深堀り


・着用して感じたデメリットを教えます

・サイズ感やサイズ選びのポイントを紹介【着画あり】

・他の購入者の口コミを紹介

 

 

 
いなか
着用して感じたデメリットもたくさんありました!

余すことなくレビューしますので、気になっていた方はぜひご参考にしてください。

 

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タイオンエクストラの基本情報【ブランド紹介】

タイオンエクストラのロゴ
出典:タイオンエクストラ公式

初めにサクッとタイオンエクストラのブランド情報についてご紹介します

主にインナーダウンを専業で生産しているタイオンエクストラ。現在では多くのセレクトショップで取り扱いがあり、雑誌にもよく登場するほど人気のブランドです。

 

タイオンエクストラはタイオンのハイエンドライン

【タイオンエクストラの基本情報】

創業:タイオン(2016年)・タイオンエクストラ(2018年)

創業地:タイオン(日本)・タイオンエクストラ(ニューヨーク)

ブランド名の由来:TAION=体温

特徴:テクノロジーのみに頼らず、ファッションとしてのデザイン性も高いインナーダウンブランド

特徴2:すべてのアイテムがヒーティングシステムを採用している(アクセサリーは除く)
 
2016年に日本で創業されたTAION(タイオン)のハイエンドラインとしてTAION EXTRA(タイオンエクストラ)はニューヨークで誕生しました。
いわばタイオンが世界進出をするために、創業地をアメリカに移した形になります。
 
 
いなか
タイオンエクストラは逆輸入ブランドです!

 

タイオンエクストラはコスパが非常に高く、良質にもかかわらず価格が安いのが最大の魅力。

それに加えて、最先端技術である、ヒーティングシステムを採用したテクノロジカルなブランドなのです!

ヒーティングシステム搭載を採用した3WAYインナーダウンがメインアイテム

タイオンエクストラの電源ボタン

タイオンエクストラの基本アイテムすべてが、バッテリーを使用することで電熱するヒーティングシステムを採用しています。

 

2021年現在では、表地の素材や電熱システムはどのモデルもすべて同じものを使用。
違いはクルーネックかVネックかななど細かなディティールのみです。

 

後ほど詳しく紹介しますが、電熱による温度調整は全3段階。(40度・50度・60度)
アウターと合わせることで、極寒でも耐えうる保温性が期待できます。
 
 
 
いなか
私が購入したのは、クルーネックインナーダウン。(26,180円)
 

それでは、次の章で本題であるインナーダウンのスペックを深堀りしていきます!

【レビュー】ヒーティングシステム採用のインナーダウンを購入

タイオンエクストラのインナーダウン

光沢感のあるダウンは苦手なのですが、暖かさのためなら背に腹は代えられないと思い購入しました。

商品名はクルーネックインナーダウンセット。カラーはネイビー。

3WAYとなっており、袖を取り替えることで、ベスト・半袖・長袖として着用できます。

 
 
 
いなか
インナーダウンの基本情報と写真で細かなディティールを紹介していきます!
 

タイオンエクストラの価格やアイテムの基本スペックを紹介

タイオンエクストラのヒーティングシステムダウンジャケット
出典:タイオンエクストラ
タイオンエクストラ「クルーネックインナーダウン」の基本情報
価格26,180円
カラー展開全14種類(ブラック・オリーブ・マスタードetc…)
サイズ展開S・M・L・XL・XXL・3XL・4XL
素材表地:ナイロン/中綿:850FPダウン
特徴1ベスト・半袖・長袖の3WAY仕様
特徴2バッテリーと接続することで熱を発するヒーティングシステム採用
特徴3撥水性・防汚性の高いナイロンを採用・ダウンは850FPの高品質ダウン

 

特徴を並べるだけでいかに高品質なアイテムであるのかが見て取れます。

電熱にしなくとも、そもそもインナーダウンとしても保温力の高いタイオンエクストラ。撥水性もあるため、急な雨でも体を冷やすことはありません。

 

サイズ展開もカラー展開も豊富なため、ほとんどの体型の方がマイサイズに出会えるでしょう。(さすがアメリカ向けなだけある)

 
 
 
いなか
基本情報はコレくらいで、次は実際の写真とともに各ディテールを紹介していきます!

インナーダウンのディティールを写真とともに見てみよう

全体

タイオンエクストラのインナーダウン

フロントはボタンダウン。生地は光沢感の強いつるりとしたナイロン素材を採用。

上からアウターを着用する際の袖通しが良いためストレスはありません。

 
 
いなか
ちなみに私はこの長袖パターンを固定で、他の着方はしていません。
 

タイオンエクストラのインナーダウン

タイオンエクストラのインナーダウン

半袖にするとまた雰囲気がガラリとかわります。

袖幅はやや広めに取られているため窮屈感はなく、着心地は抜群。

加えて袖先には絞りが付いているため、袖からの風の侵入を防ぐことができます。

 

タイオンエクストラのインナーダウン

タイオンエクストラのインナーダウン

アームホールの狭いアウターと合わせる際や、秋口くらいまではこのベストパターンが活躍しそうですね。

癖のないシンプルなデザインなので、中に何を合わせてもハマります。

 

各ディティール

タイオンエクストラのインナーダウン

実は、上の写真のなかにポケットが隠れています。どこかわかりますか??笑

タイオンエクストラのインナーダウン

正解はダウンパックの幅が短くなっている左側上。

小さいですがポケットを開閉するファスナーが取り付けられています。

タイオンエクストラのインナーダウン

ちょうど手が入るくらいの小ぶりなポケットが付いています。

パット見ではわからない仕様になっているのでミニマルなデザインとなっている反面、手袋を着けたままだと開閉はしにくいというデメリットもあります。

 
 
いなか
ポケットはフロントポケット2つのみ。
こぶりなのでハンドウォーマーとしての使用くらいしかできなさそう。
 

タイオンエクストラのインナーダウン

左腰後ろ部分には電熱させるためのバッテリーポケットが付いています。

個人的には、なぜ内側にしなかったのだろうと疑問です。絶対に見えないほうが良いのに・・・

タイオンエクストラのインナーダウン

USB接続。最近主流になりつつあるタイプCの充電器だと使用はできませんね。

 

タイオンエクストラのインナーダウン

左胸のTAIONのロゴがヒーティングシステムの電源ボタンとなります。

ボタンを押している感覚はありますが、カチカチと音を立てたりはしません。(マックブックのキーボードを押しているような感覚が近いかな?)

稼働中はボタンが光るので視覚的にわかりやすい設定となっています。

タイオンエクストラのインナーダウン

光の反射で分かりづらいですが、スナップボタンには「TAION EXTRA」の文字が刻印されています。

こういった細かい部分まで、こだわっているのはプラスポイントですね!

 

タイオンエクストラのインナーダウン

袖の接続部はジッパー仕様。

ベンチレーションの役割なのかわかりませんが、完全に閉めても脇下に人差し指程度の隙間が生まれます。

タイオンエクストラのインナーダウン

袖には丁寧にも品質容器に加え、サイズ表記と左袖か右袖かわかるように、「left」 or 「Right」のタグが付いています。

着用の際に違和感もなく良好。とても丁寧な作りとなっています。

 

タイオンエクストラのインナーダウン

裏地はマイクロリップストップのように格子状になっています。

引っかかりがなくさらりとした生地感なので、とても着心地は良いです。

 

 
いなか
以上が写真で見るディティール紹介でした。
 
 
少し情報過多なので、一度コレまでのおさらい。
・ジッパ式の袖を取り替えることによりベスト・半袖・長袖にトランスフォームできる
・生地は高級ダウンにありがちな光沢感強めのナイロン
・隠しポケットやオリジナルボタンなど凝った仕様が嬉しいポイント
・バッテリーポケットの位置や、袖の接続部が甘いなど見た目から分かる惜しい点もある
 
見た目から感じたポイントはこれくらい。
肝心の電熱OFF時の暖かさですが、ノースフェイスやモンベルといったインナーダウンと遜色ないほど保温効果は高いです!
 

ヒーティングシステムの使い方を紹介

タイオンエクストラのヒーティングシステム
出典:タイオンエクストラ公式
電源ON:ボタンを長押
電源OFF:ボタンを長押

温度の切り替え:ワンプッシュで切り替わる
 
長押し約3秒ほどで電源のON・OFFができます。
電源をつけると最初が赤(60度)→白(50度)→青(40度)の順番で高い温度から低い温度順で温度調整が可能。(電熱部は背中とお腹のみ)
 

 

 
いなか
温かくなり始めるのがONにしてから1分ほど!
 
 
私の感覚値ですが、
  • 赤(60度):朝イチにカイロを背中とお腹に貼っている感覚
  • 白(50度):そのカイロの夕方時点の暖かさくらい
  • 青(40度):アウターとしてのダウンジャケットを着ているかのような自然な暖かさ

 

おすすめの使い方ですが、最初は赤で一気に体を温めて、それから徐々に調整または電源OFFして使用するのが良いと思います!

 
【利用時間の目安(5000mApの場合)】

・赤→2時間
・白→4時間
・青→6時間
 
肝心のモバイルバッテリーが入るサイズ感ですが、
7 x 7.2 x 3.1 cmサイズのアンカーPower Core Fusion5000がジャストで入りました。
(取り出しは少ししづらいのでもう一回り小さくても良いかも。)
 
 
※タイオンエクストラオリジナルのモバイルバッテリー(5000mAh)も販売されていますが、5,500円と高すぎるので、おすすめはしません。(サイズ:60.3mm×12.7mm×90.6mm(WxDxH))
 
オリジナルモバイルバッテリーのサイズ感を基準に安くて高性能のモバイルバッテリーを使用すると良いでしょう!
 

タイオンエクストラを着用して感じたメリット&デメリット

 

 
いなか
次に着用したからこそ感じたメリット&デメリットを紹介します。
 
保温力が高くコスパも優れているタイオンエクストラ。
デメリットは結構あります!しかしデメリットをわかった上でもおすすめできる1着であることは間違いありません!
 

メリット:①暖かい②重ね着しやすい

タイオンエクストラのインナーダウン

メリットはサクッと説明します。

①保温性が非常に高い
②重ね着がしやすい

 

①保温性が非常に高い

電熱ヒーターに加えて、インサレーションのダウン自体が850フィルパワーもあるためとても暖かい。熱伝導率も高く、ダウン内に暖かい空気を長時間溜め込んでくれます。

 

②重ね着がしやすい

表地はさらりとしたナイロンであるため、生地の摩擦が起きにくい仕様となっています。そのためどんな素材のアウターでも袖通りがよく、着心地が抜群です。

 

 
いなか
主なメリットはこの2点です。冗談抜きでめちゃくちゃ暖かいです!笑
 

デメリット:①静電気②着心地③ジッパーが噛むetc..(全6つのデメリット有り)

①静電気が気になる

②肩の可動域が狭い

③ジップが生地に噛む

④袖のリブの作りが甘い

⑤バッテリーを入れるポケットが小さい

⑥内ポケットがない
 
細かなマイナスポイントを加えると、上記6つの惜しい点がありました。
10万円もする高級ダウンなどと比べるとやはり作りが甘く、設計上使いにくい部分がありますね。汗
 
①静電気が気になる
「パチン」と痛い静電気ではなく、下敷きを頭にこすりつけて吸い付くような静電気を脱ぐ際に感じられます。中のシャツにピタッとくっつきます。
気にならない人はならないでしょうが、静電気を帯びるコト自体体に良くないというので、デメリットに含みました。
 
②肩の可動域が狭い
タイオンエクストラのインナーダウンを着用
伸縮性が無い素材であることに加えて、肩の接続部がジッパー式なので、やや違和感を覚えます。
普通に着用している分には支障はないのですが、肩を大きく前に突き出すとツッパリ感があり可動域が狭いことがわかります。
 
③ジップが生地に噛む
タイオンエクストラのインナーダウン
ダウンジャケットあるあるですね。涙
肩の接続部のジップが噛みます。頻繁に袖を変更する人は取り付けの際に注意が必要です。
 
④袖のリブの作りが甘い
タイオンエクストラの袖部分
個体差があるのかもですが、私が購入したインナーダウンの袖部分、絞りのためのゴム部分が内側に入り込んでしまっています。
絞りもゆるいし調整できるタイプでもないので袖口からの風の侵入が心配です。(ベルクロならよかったのに・・・)
 
⑤バッテリーを入れるポケットが小さい
タイオンエクストラのバッテリーポケット
男性の指がちょうど入る程度の幅しかありません。
オリジナルのモバイルバッテリーの購入を促すためでしょうが、もう少し広めで多くのサイズに対応していれば良かったのにと思います。
 
⑥内ポケットがない
タイオンエクストラの内側
タイオンエクストラのインナーダウンには内ポケットが付いていません。外側の2つのポケットのみです。
一つだけでいいので内ポケットがあれば安心感が全然違いましたね。
 

 

 
いなか
以上6つがタイオンエクストラのデメリット。
 
とはいえ、26,180円であることを考えれば、デメリットを踏まえてもコスパは最高だと思います!
 

タイオンエクストラのサイズ感を写真でわかりやすく紹介

 着丈(cm)身幅(cm)肩幅(cm)袖幅(cm)
S63504262
M65534363.5
L67564465
XL69594566.5
XXL71624668

 

私の場合178cm64キロ、Lサイズがジャストサイズでした。

特徴としては、着丈がやや短めであること。それ以外はごく一般的なサイズ感になります。

 
 

写真でサイズ感紹介『ベスト・半袖・長袖すべての着画あり』

 

 
いなか
3パターンすべてで着用してみました。
サイズ感のイメージにお役立て下さい。笑

 

ベストとしての着用

タイオンエクストラをベストとして着用

タイオンエクストラのインナーダウンベスト

Lサイズで着丈は腰辺り、身幅も広すぎず狭すぎずの丁度いいサイズ感です。

肩が出っ張ることもないので、ベスト着用もありだと思います。

半袖として着用

タイオンエクストラのインナーダウン

タイオンエクストラのインナーダウン

タイオンエクストラのインナーダウン

畑仕事や何かしらの作業をする場合は、半袖仕様がおすすめ。

保温力を保ちながらも腕周りの可動域は高いので、ストレスなく作業できますね!

袖丈はちょうど肘上なので動きの邪魔になりません。

 

長袖として着用

タイオンエクストラを長袖として着用

私の場合、インナーダウンはあくまで、「保温のための道具」として着用します。

ですので、最も保温力が高い長袖仕様での着用をこれからもしていく予定です。

袖丈に余裕がないので、腕が長い方はワンサイズUPで購入したほうが良いかもしれません。

タイオンエクストラの電熱ダウン『他の購入者の口コミを見てみよう』

これまで紹介した私の意見としては、「タイオンエクストラは保温力抜群だがデメリットもあり。そしてめちゃくちゃオシャレというアイテムではない」

というレビューでした。

 

 
いなか
私の意見が偏っているだけかもしれないので、他の購入者の口コミも紹介しますね。笑
 
 
口コミ

口コミ1
インナーとは思えないくらい温かいです。
最高気温13度くらいまではこちらをアウターとして着てました。
胸のところに電源ボタンがあります。
電源が入っている状態はずっと温度に応じたランプ色に点滅するので、若干ウルトラマン気分です笑
アウターとして着るときはマフラーで隠して着てました。


口コミ2
真っ黒のイメージで購入しましたが、ややグレーがかった黒でイメージが違いました。また、色違いの同じデザインのものを持っていますが、こちらのほうがやや縫製が雑かなぁと思いましたので星4にします。ただ、機能性とデザインはとっても気に入っていて、色々な着こなしができて寒さ知らずなので、これからの季節たくさん活用させていただきます。


口コミ3
モバイルバッテリーを利用したヒートシステムですが
設定温度マックスでも個人的にはあまり暖かいとは感じませんでした。

インナーで使用するのであれば、
ユニクロ、無印などのインナーダウンの方が光沢感をおさえている分
合わせやすいと思います。
ベストと袖あり両方を買っても10000円以下で買えます。


口コミ2
ポケットの中の縫製があまい。穴があいていた。縫って使おうと思います。
プレゼントだったので残念ですが一応喜んでもらえました。

 

裁縫が雑、温かく無いなど厳しい意見もちらほらありました。

 

保温力に関しては、おそらくアウターを着ていなかったのだと思います。

タイオンエクストラ単体だと、どうしても内側に風の侵入を防ぐことができないので、あくまでインナーダウンとしての使用をしないと真冬は寒いですね。

 

【まとめ】タイオンエクストラは最高級に暖かい!しかしいくつかのデメリット有り

 

 
いなか
以上がタイオンエクストラのインナーダウンのガチレビューでした。
 
 
【この記事の箇条書きまとめ】

・タイオンエクストラはヒーティングシステム(電熱)を採用したインナーダウンブランド

・中綿自体も850FPの上質なダウンを使用している

・袖を取り替えることで3WAY(ベスト・半袖・長袖)として着用可能

・各パーツを見てみると雑な部分やデメリットも多く見られる

・しかしインナーダウンとしての保温力は最高クラス

・おしゃれか?と言われるとおしゃれとは言い切れない。デザインは普通のインナーダウン

・口コミを見てみると意見は大きく別れていた。
 
お読み頂きありがとうございました。
 
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