

こんにちは。スグレモノ運営者の『Inaka』です。
今回は【ル・トリコチュール】のガンジーセーターをレビュー。
この記事では、ガンジーセータの特徴やサイズ感などを深堀りしていきます。
夜が若干肌寒くなってきましたね。
そろそろ、冬用ニットが欲しいと物欲が湧いてきた頃ではないでしょうか?
今回は、私が持っているニットでずっとレビュー紹介したかった【ル・トリコチュール】のガンジーセータについての深堀り記事。
【この記事の大まかな内容】
- ガンジーセーターとは?という疑問を解決
- ル・トリコチュールのブランド紹介
- ガンジーセータの特徴・サイズ感について紹介
上記のように、網羅的にガンジーセータについて説明していきます。
この記事を読み終えるころには、ル・トリコチュールのガンジーセーターだけでなく、ガンジーセーター全般の特徴や、質の善し悪しを見分けられるレベルまで詳しくなっているはずです。
なるべくわかりやすい商品紹介を心がけるので、是非最後までお付き合いください!
ガンジーセータについて知ろう

【ガンジーセーターとは?】
①ガンジーセーターはイギリスのガンジー島で誕生した、漁師のためのニットセーター。(フィッシャーマンセーターのひとつ)
②フェアアイルセーターやアランセーターよりも歴史が古く、フィッシャーマンセーターの元祖と呼ばれている。
③油分を多く含んだヴァージンウールを使用しているため、防風性・防水性が高い。
④ガチガチに目を詰めた織り方なので、更に防風性が強く、耐久性がある
⑤様々な柄が存在する
つまり、ガンジーセーターとは、イギリスで生まれた漁師のためのニットで、油分を多く含んだウールを極限までにきつく織ることによって、【防風性】【防寒性】【防水性】を高めたニットのことなのです!
次は、ガンジーセーターの定番【ル・トリコチュール】のブランド紹介。
その次に、ガンジーセーターの定番のパターン(作り)について触れていきます。
ル・トリコチュールってどんなブランド?


これだけガンジーセーターの歴史は古い!という前提をお話してきましたが、【ル・トリコチュール】は1964年とわりと浅め。
16世紀からガンジーセーターは存在するので、新参者ですね。
ただ、ル・トリコチュールはガンジー諸島で生まれ、見頃やアームはしっかりと手編み。
パターンに関しても、昔ながらの製法を守り、本物のガンジーセータを生産し続けています。
ガンジーセーター=ル・トリコチュール
そう呼ばれるほど、人気のガンジーセーターは、ひとつひとつに編み手のサインが刻まれる保証つき!
海を超え、遥々やってきたル・トリコチュール。
生産者のサインがあるってなんだか嬉しいですよね。
他のガンジーセーターの名門どころは、【ガンジーウーレンズ】や【ウィリアムロッキー】などが有名。
【ル・トリコチュール】のガンジーセーターの特徴
ル・トリコチュールのガンジーセーターは、伝統的な製法なので、一般的なガンジーセーターそのモノの特徴とイコールに近いです。
各パーツの特徴
①前後の区別がないデザイン
ガンジーセータ最大の特徴である、前後ろがないデザインにより、夜の海でもさっと着用できるよう工夫されている。
②寒さを防ぐ立ち襟
今流行の、モックネックのような形状の襟は、首元からの風の侵入を軽減させる役割があると同時に、ファッション面でも良いアクセントに!
③個性的な編み模様
その当時、胴体と腕を繋ぐ連結部分の柄編みとよばれる織り方は、家庭によって織り方が違い、遭難時や、紛失時に編み模様によって誰が来ていたものか判別していたのだとか。
また、伸縮性向上にもつながっているので、肩周りが動かしやすいという利点もあります。
④脇下のマチで動きやすさUP
脇のクロッチにより可動域が広がり、窮屈さを感じずらい。
⑤袖はリブ仕様
腕元からの寒さを防ぐリブ仕様
⑥腰回りのスリット
腰にスリットを入れることで動きやすい。
すごく合理的な作りで、あくまで作業着。
如何に、寒さから体を守りつつ、動きやすさを確保するかを考えられた設計なのです。
その合理性が、結果としてデザイン面でも評価されています。
サイズ感の特徴
サイズ | 着丈(CM) | 身幅(CM) |
34(XS) | 61 | 45 |
36(S) | 63.5 | 47.5 |
38(M) | 66.5 | 48 |
40(L) | 68 | 50.5 |
42(XL) | 70 | 53 |
一般的には、34と36がレディース。それ以上がメンズサイズだが、最近はあえてオーバーサイズで着用する人が多い。
正規取扱店のビショップでも、レディースでXLサイズを着用することを推奨していたり。
上からジャケットを着ることを想定するなら、ジャストサイズを。遊びがほしいならオーバーサイズでもおしゃれに着こなせます!
ガンジーセーターのまとめ
最後にガンジーセーターの品質を見極める基準について。
先ほど紹介した、ガンジーセーターの一般的な作りに加えて、生産国タグを見ることをおすすめします。
本物のガンジーセーターは【メイドインガンジー】と書かれているのです!!
古着屋で知らないブランドのガンジーセーターに出会ったときはついでに、生産国を見てみましょう!