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【元祖スニーカー】CONVERSEオールスターの歴史・基本デザイン・年代判別方法まで深堀り!

コンバースオールスターのヒール部分

 

 

小さい頃から履いていたコンバースの名作『オールスター』その特徴や歴史について知っておきたい。

そんな素朴な疑問を解決します!

 

 

誰もが一度履いたことはあるであろう定番スニーカー『オールスター』
この記事では、ファッションビギナーでも理解できるように『超』わかりやすく解説します!

 

 

【本記事の内容】

・コンバース『オールスター』の歴史を紹介
・オールスターの基本的なデザイン
・ヒールパッチとインソールから年代を読み解く!

 

 

この記事を読めば、不屈の名作であるオールスターとは何か?がわかります。

ファッションに興味が湧きはじめたビギナーから玄人まで、どの年代の方にも刺さるオールスター。

 

 

新しいアイコンいなか
Inaka1992
100年以上続く歴史の一端に触れてみてください。

もっとコンバースが好きになりますよ。

 

 

 

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『オールスターの歴史と特徴』をわかりやすく紹介

コンバースオールスターのベージュカラー
出典:FaceToFace

 

・コンバース社誕生の1908年から1990年代までの年表
・オールスターについての深堀り

 

上記の順番でオールスターについて紹介していきます。

 

 

 

オールスターの歴史【早見表】

 

【オールスターの歴史早見表】
1908年コンバース社誕生当時は防水特化のゴム靴をメインに生産していた。
1917年オールスター発売バスケットボール専用シューズとして販売されていた。
1918年チャールズ・テイラーがオールスターを使用プロバスケプレイヤーの『チャックテイラー』は後にコンバース社に入社する。
1920年代大戦モデル誕生コンバース社はWW2の納品メーカーとなり、一躍有名メーカーへとなった。
1950年代運動靴の定番となるバスケットボールだけでなく、子供の運動靴として使用されるようになった。
1957年ローカットモデルが発売ローカットモデル、オールスターOX(オックスフォード)が発売される。
1960年代カジュアル靴として一般化バスケか子供靴でしか使用されていなかったオールスター。この頃になると大人も履くようになった。
1970年代カラバリが増える様々なカラーのオールスターが発売された。
1980年代〜コラボアイテムが発売されるバッドマンコラボや、エルエルビーンコラボなど別注アイテムが発売された。

 

 

 

新しいアイコンいなか

この年表の中で特に重要なポイントだけ深堀りしていきます。

 

 

より深くオールスターを知る

オリジナルオールスター
出典:MR PORTER

 

 

1917年-オールスター発売

100年以上の歴史を持つオールスター。
ゴム靴の技術を活かし、当時はバスケットシューズとして発売された。

今のオールスターとは若干の仕様は異なるが、デザイン自体は現代のものと変わらず、すでに完成されている。

 

 

1918年-チャックテイラーが着用

プロバスケットプレイヤーであった、チャックテイラーが着用したことから更にオールスターの存在は世に広まったと言われている。

彼は現役引退後にコンバース者に入社。
オールスターの普及に尽力したとして彼の名を冠した『チャックテイラー』が誕生した。

 

 

1976年以前のヒールパッチにチャックテイラーと書かれているモノを『チャックテイラー』
76年以降のオールスターと書かれているスニーカーを『オールスター』と呼んでいる。

基本的には生産時期が違うだけで、同じスニーカーのことを指します。
 
 
 

 

1957年-ローカットモデルが発売される

オールスター誕生から40年後に、ローカットモデルであるオールスターOX(オックスフォード)が発売された。
諸説あるが、オックスフォード大学の学生が履いていた靴がルーツなのだとか。

 

 

1970年以降-ファッションアイテムとして認知される

70年代になると、様々な色のオールスターが誕生。80年代には企業コラボである別注アイテムも発売されるようになった。

バスケットシューズでしかなかったオールスター。
その普遍的で完成されたデザインが人気となり、普段靴としての市民権を獲得したのです。

 

 

 

新しいアイコンいなか

これはほんの一部。
本当は数え切れないほどのドラマの中でオールスターは生き抜いてきたのです。
 
 
 
①バスケシューズとして誕生→②戦争時には靴を官給→③子供の運動靴になる→④大人も履きはじめる→⑤ファッションの定番となった。

ざっくりコレくらいの認識でいいかと思います!
 
 
 
『次にオールスターのデザインについて紹介していきます。』

 

 

オールスターの基本的なデザイン

緑色のオールスター

 

最新技術やコンピューターが発展したにもかかわらず、100年前と現在を比べてもオールスターの基本的な製法は、何一つ変わっていません。バルカナイズという、アッパーとゴムソールを圧着する古典的な製法をいま尚採用しいるのです。

 

 

新しいアイコンいなか

現代では、バルカナイズ製法よりも簡単かつタフで軽量にスニーカーを作る製法はいくらでもあります。

しかし昔ながらの製法を守る。それがオールスターの信念であり変わらない良さなのです。
 
 
 
 
時代や生産国。別注等によってステッチやラバーの厚み。パッチの種類は異なります。
しかし、基本的に以下の点はすべてのオールスターに共通します。
 
 
・8アイレット
・ヒールパッチがつく
・スターマークがつく
・内側に2つの穴がついている

 

 

おそらく上記4つは別注になろうとも守られていたはずです。

 

「ひと目でオールスターだと分かる不動のデザイン。」

何足持っていても飽きませんね。

 

 

ヒールパッチ&インソールから年代判別できる

コンバースを着用している足元

 

100年以上歴史があるオールスター。

古着好きの人やコレクターの間では、ヴィンテージのオールスターが高値で取引されています。

 

各年代の見分け方は簡単。
ヒールパッチとインソールのブランド名を見ればおおよその年代は推測できるのです。

 

 

 

新しいアイコンいなか

現在では、アメリカ製というだけで価格は高騰しています。
 
詳しい年代判別方法は下記URLでご確認ください。
 
 

 

以上がオールスター誕生から現在までの歴史でした。

「いかがでしたか?なんとなく全体図が見えましたか?」

 

 

このブログでは徐々にコンバースの情報についても紹介していこうと思います。
より深い話はまた次の機会に。

 

 

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