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ジャングルファティーグジャケットの年代判別方法『1st,2nd,3rd,4thの違いを紹介』

出典:Heddles

 

『ベトナム戦争時に大活躍した名作ジャケット『ジャングルファティーグ』の細かな仕様の違いについて知りたい』

そんなミリタリーマニアの方に向けて、ジャングルファティーグジャケットの1st〜4thまでの判別方法を徹底的にご紹介します。

 

【本記事の内容】

・そもそもジャングルファティーグジャケットって何?
・1st〜4thまでの4つの年代判別方法を紹介

 

 

スタイルを選ばない定番ミリタリージャケット『ジャングルファティーグ』

この記事では年代ごとのディティールの違いを徹底解説しますので、気になっていた方はぜひ最後までお付き合いください!

 

 

 

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Inaka1992
見分け方はすごく簡単!

知れば古着屋さんで一瞬で度のモデルかわかるようになりますよ。

 

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そもそもジャングルファティーグとは?

出典:2nd street

 

 

【ジャングルファティーグジャケット】
1960年代前半、ベトナム戦争時代から使用されている熱帯雨林でも涼しさを維持したまま着られるU.S.ARMYジャケット

 

製造されていたのは約10年ほどで、生産時期によって大きく分けて4つのモデルが存在します。

 

 

1stから4thの4つのモデル全てに共通しているフロントの大きな4つのポケットは特徴的で、収納力もバツグン。
ひと目見ただけでジャングルファティーグだとわかるその見た目は古着好きだけでなく、多くのファッション好きに愛されています。

 

 

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ちなみに正式名称は「コンバットトロピカルコート」といいます。

 

 

1st〜4thモデル【全てに共通する特徴】
特徴①フロント部分の大きな4つのポケット(スラントポケット)
特徴②熱帯雨林での使用を考慮した乾きやすくシャツに近い薄めの生地
特徴③強度の強いコットンポプリン素材

 

上記のディティールが基本の形。
ここから、エポレットの有り無しや縫い方の違いなどを見ることでおおよその年代判別ができるというわけです。

 

 

【ジャングルファティーグの基礎まとめ】

・ベトナム戦争時に活躍したUSアーミー向けのジャケット
・1960年代前半から約10年間製造されていた
・大きく分けて4つの年代が存在する
・亜熱帯向けに作られており、生地は薄く乾きやすい
 
 

ジャングルファティーグジャケット『1st〜4thの違いを紹介』

 

1963年〜64年:1stモデル
1965年〜66年:2ndモデル
1967年〜68年:3rdモデル
1968年以降:4thモデル
 
ジャングルファティーグジャケット大きく分けると上記のような年代でディテールの変更がありました。
 

 

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それでは写真とともに年代ごとの変更点や見分け方について紹介していきます。

 

 
 

1st(ファースト)モデルのディテール

出典:KAZZIN Time recycler
出典:KAZZIN Time recycler

 

【1stモデルに見られる主な特徴】

①むき出しのフラップボタン
②バックのウエストアジャスター
③肩のエポレット
④ノンリップ素材
⑤ガスフラップ付き
⑥艶有りボタン
 
1stにしか見られないディテール:むき出しのフラップボタン
 
 
 

採用年は1963年から約1年ほどで、ベトナム戦争に一発目から採用されて初期モデル。通称『1st』

最大の特徴はボタンがむき出しになったフロントポケット。
ボタンが隠れていないのは1stモデルのみのディテールです。

また、肩にはエポレット。バックにはウエストベルトが付きます

 


希少価値の最も高いモデルなので値段も高く、デッドストックはほぼ出てきません。

 

 

2nd(セカンド)のディテール

出典:RADICAL
出典:RADICAL

 

【2ndモデルに見られる主な特徴】1965年〜66年頃

①隠しフラップボタン
②バックのウエストアジャスター
③肩のエポレット
④ノンリップ素材
⑤ガスフラップ付き
⑥艶有りボタン
 
1stからの変更点:むき出しフラップから隠しフラップに。
 
 

 

 

2ndからは隠しフラップボタンになっており、1stに比べスッキリした印象。
それ以外は1stのディテールの変化は無く、ほぼほぼ同じです。

 

3rd(サード)モデルのディテール

出典:Feeet
出典:Feeet

 

【3rdモデルに見られる主な特徴】1967年〜1968年頃

①隠しフラップボタン
②ノンリップ素材
③艶有りボタン
④バックヨークが追加
 
2stからの変更点:・エポレット廃止・ガスフラップ廃止・ウエストアジャスター廃止
 
 

 

3rdモデルになるとかなり無駄が削ぎ落とされミニマルな印象に。
追加は背面にストレートに入ったバックヨークのみとなります

 

 

4th(フォース)モデルのディテール

 

 

内側に生地を入れ込むインターロック縫い

 

【4thモデルに見られる主な特徴】1968年以降

①隠しフラップボタン
②リップストップ素材
③艶無しボタン
④バックヨーク
⑤インターロック縫い
 
3rdからの変更点:・素材がリップストップ・ダブルステッチからインターロック縫い・艶なしボタン
 

 

完成形の4thモデルになると、素材が大きく変更。
現在のミリタリーではお馴染みの格子状にステッチを入れたリップストップ素材が使用されます。

 

またダブルステッチの縫い方から、インターロック(内側に縫い込む製法)縫いに変更となったのも大きな特徴と言えるでしょう。

 

 

 

新しいアイコンいなか
以上が1st〜4thまでの細かなディティール紹介でした。

最後に『ココさえ見れば各モデルの違いが分かる』という簡単な見分け方を紹介します。

 

 

 

ジャングルファティーグの簡単な見分け方

1st〜4thを見分ける際にすべてのディテールを見る必要はありません。
ココさえ見ればすぐにどのモデルか分かるという代表的な仕様の違いをご説明します。

 

1stモデルフラップボタンがむき出しなら間違いなくファーストモデル
2ndモデルエポレットがついていて、隠しフラップならセカンドモデル
3rdモデルエポレット無しのコットンポプリン素材ならサードモデル
4thモデルリップストップ素材であればフォースモデル

 

 

新しいアイコンいなか
上記の違いを見るだけですぐにどのモデルであるかがわかります。

すごく簡単ですよね。
 
 

ちなみに移行期のディテールが混じったモデルやイレギュラー品なども存在します。
あくまで基本ディティールとして覚えるとよいかと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。
少しでも為になったのであれば幸いです!

 

 

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