こんにちは。スグレモノ運営者の『Inaka』です。
今回は定番ミリタリージャケットの紹介。
『ミリタリーのアウターなんか欲しいな〜。けどあんまり詳しくない』という方にぜひ読んでいただきた記事になります。
『ミリタリージャケットについてあまり詳しくないけど、ふと欲しくなった。』
『ミリタリー感が強すぎるジャケットは苦手』
『とにかく定番のミリタリージャケットについて知りたい』
と思われていた人は多いと思います。
なんだかよくわからないけど、衝動的にミリタリージャケットが気になる。
ミリタリーってそんなものです。
そんな方に向けて超定番かつオススメのミリタリージャケットを5着紹介します。
この記事を読めばなんとなく、ミリタリージャケット種類や相場、自分にあうものがわかると思います。
【今回選ぶミリタリージャケットのルール】
- ミリタリー感があまりに強いものは除外(エポレットやステンシルなど)
- 実はミリタリー由来的なものも除外(ピーコートやダッフルコートなど)
- 実際手に入るものだけ紹介(超貴重なものや高価すぎるものは除外)
【関連記事】
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ジャングルファティーグジャケット【アメリカ軍】
アニ散歩のアニキがヘビーユースしていることでも有名なジャングルファティーグジャケット。
薄手の素材なのでシャツ感覚で羽織ることができ、真夏以外の3シーズン着用可能。
大きく分けると4つの年代に分けかれており、古いものはエポレット付き、コットン100パーセント。
ここでは4thモデルのエポレットなしのリップストップ素材のことを指します!
【ジャングルファティーグの基本情報】
熱帯雨林を想定して作られたアウターなので、乾きやすい薄手の生地。
当初はコットン100%でしたが、後に引き裂きに強いリップストップに変更。
最大の特徴はフロントの斜めに付けられたスラントポケット。(八の字ポケット)
取り出しがしやすく、デザイン面でも個性を出してくれています。
ミリタリージャケットにしては細身で、ファッション性が高く、ミリタリーが苦手な人でも手に取りやすいものだと思います。
ジャングルファティーグの値段相場
中古:8,000円〜20,000円
デッドストック:15,000円〜30,000円
年々価値が上がっているアイテムなので、これからもどんどん値段は上がっていくと思います。
デッドストックは見つかりにくくなっているので気になる方は早めに購入したほうが良さそうですね。
★ジャングルファティーグについてもっと深く知りたいという方は下記の記事もどうぞ!
・『【永久保存版】ジャングルファティーグの年代判別方法を紹介』
・『【サイズ変化実験】ジャングルファティーグを乾燥機で縮めてみた』
PCSサーマルジャケット【イギリス軍】
2つ目のミリタリージャケットはイギリス軍【PCSサーマルジャケット】
近代ミリタリーアイテムで、今でも現役で軍に官給されている現行品。
新し目のアイテムなだけあって、すごく現代的なディティール。
撥水性の高いマイクロリップストップナイロンに中綿は超軽量のポリエステルファイバー素材。
最近のアウトドアブランドに負けないくらいのスペックを持っています。
イギリス軍らしいカーキカラーの中綿ジャケット。
土臭いながらも品のある使えるジャケットです!
【PCSサーマルジャケットの基本情報】
簡単に説明すると、アメリカ軍のエクワックスという防寒システムのイギリス版。
これ単体でもかなり暖かいですが、防寒システム通りに着ると最強。
ダウンほどモコモコしていないので、ダウンジャケットが苦手な人でも着やすい中綿ジャケットになります。
このようにパッカブルになるので、持ち運びたいって方にもおすすめ!!
PCSサーマルジャケットの値段相場
中古:あまり見かけない
デッドストック:15,000円〜25,000円
現行品で定期的に見つかるので値段は安定しています。
エクワックスみたいに大人気になると急に値段が上がってしまう可能性あり!
【関連記事】
・【購入レビュー】イギリス軍PCSサーマルスモック「サイズ感やスペックを深堀り」
BDU357ブラックジャケット【アメリカ軍】
アメリカ軍BDU357ブラックジャケットは今後入手困難になると予想されるミリタリーアイテム。
1990年代の新しめのミリタリージャケットですが、実は黒色のBDUジャケットは1997年の1年間しか生産されておらず希少性が高い!
リップストップナイロン素材で着心地がよく、着丈と身幅のバランスが最高。
また、カーキやカモ柄とは違い、純粋な黒なのでミリタリーが苦手な人でも、来て
【BDU357ブラックジャケットの基本情報】
その中でもブラックカラーは、数少ない特殊部隊のためだけのカラーなので希少価値が高く入手が難しくなるであろうジャケット。
リップストップにフロントの4つポケット。肘の補強パッチなど、スペック的には申し分なく、デザイン面も良いので日常的に着ることができます。
★もっとBDU357ブラックジャケットについて知りたいかたはこちらの記事も合わせてお読みください。
『BDU357ジャケットを乾燥機へ【サイズとアタリの経年変化レビュー】』
BDU357ブラックジャケットの値段相場
中古:あまり見かけない
デッドストック:4,000円〜10,000円
「そのうち値段上がるだろうな〜」というアイテムなので見つけたら即買いですね!
よりBDUジャケットについて知りたい方は、【商品レビュー】希少ブラックBDUジャケットとは?『特徴を徹底的に深堀り』も合わせてどうぞ!
ECWCSゴアテックスパーカー【アメリカ軍】
アメリカのレイヤリングシステム【ECWCS】を採用したハードシェルパーカー。
定かではないですが、おそらくアメリカ軍初のゴアテックス素材を使用したミリタリージャケットだったと思います。
通常のグリーン系カモ柄や黒の単色もありますが、個人的にオススメなのは上記写真のデザートカモ柄。
有名ブランド、アナトミカがサンプリングしたのもこの柄でした。
昔のゴアテックスってパリッとしていて歩くたびにシャカシャカします。
「ゴアテックスを着ているんだ」と実感できるあの音、みんな好きなはず!
【ECWCSゴアテックスパーカーの基本情報】
肉厚なゴアテックスを使用しており、完全防水に加えて非常に摩擦に強いのが特徴。
スキーなどのアウトドアから普段のレインウェアーとしても使っていただけます。
ECWCSゴアテックスパーカーの値段相場
中古:15,000円〜40,000円
デッドストック:20,000〜50,000円
細かく分けると3世代まであり、値段相場はまちまち。
ゴアテックスジャケットは内側のシームテープの消耗が早いので、中古品は要注意!
【関連記事】
・【購入レビュー】ECWCS gen3 level3フリースをGET『サイズ感やスペックなどを深堀り』
BLWフライトジャケット【ドイツ軍】
この記事最後のオススメジャケットはドイツ軍BLWフライトジャケット。
ドイツ軍で使用されていた空軍用のフライトジャケットは驚くほどに完成度が高くレザーの質も良い。
「アメリカのMA1はみんな持っているから嫌だ」っていう方に是非オススメしたい!
【BLWフライトジャケットの基本情報】
ポケットが少なく、無駄な装飾もないのでシンプルに着こなすことができます。
BLWフライトジャケットの値段相場
中古:28,000〜40,000円
デッドストック:35,000〜50,000円
上質なカウレザーを使用しているだけあって少しお高め。
以上がおすすめしたい5つのミリタリージャケットでした。
なるべく国に偏りがでず、ヨーロッパものアメリカ物を紹介してきましたが、どれか気になるものが見つかったでしょうか?
デッドストックのものだと、洗濯後に縮むということを考慮しないといけない喉、デッドストックを買う場合は下記の記事を参考にしてみてください!
『【乾燥機実験まとめ】今まで縮めたデッドストックミリタリ・アウトドアをすべて紹介』