
こんにちは、ファッションブロガーのいなかです。
今回は、冬の定番アウターであるキルティングジャケットについて紹介しようと思います。
キルティングジャケットとは?『基本情報を紹介』

キルティングジャケットの一般的な特徴 | |
見た目 | 全面にダイアモンドステッチが施されており、その中にはポリエステルなどの中綿が入っている |
素材 | 表面:ナイロン・ポリ・ウールなど様々/中綿:ポリエステル |
特徴 | 軽い・保温性がある・着ぶくれしにくい・可動域が広く動きやすいetc… |
当時の用途 | 乗馬やハンティングなどのカントリースポーツ向けアウター |
元祖 | イギリスハスキー社またはラベンハムといわれている |
キルティングジャケット最大の特徴は見た目にあります。全面にダイアモンド型に区切られており、そのなかにポリエステルなどの中綿が詰め込まれている。
※ここでのキルティングジャケットとは英国式のアウターを指します。USミリタリーのMA1やM65ライナーなどもキルティングジャケットと呼ばれますが別物です!
キルティングジャケットはスーツスタイルにハマる


キルティングジャケット最大の特徴はスーツとの相性がとにかく良いこと。スーツ×キルティングジャケットの組み合わせは鉄板スタイルとして確立されています。
ダイアモンドステッチと着ぶくれしないスリムな見た目は、大人な印象を演出くしてくれる。
そして多くのキルティングジャケットはスーツの着丈よりも長めに設定されているので、スーツと合わせた時に全体のバランスが良いのです。
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【紹介する4ブランド】
- ラベンハム
- バブアー
- トラディショナルウェザーウェア
それでは早速紹介していきます!
ラベンハム『デンハム&レイドン』

キルティングジャケットの王様ブランドであるラベンハム。1969年創業の老舗ブランドでラベンハムが元祖キルティングジャケットブランドという説もあります!
今なおイギリスのサフォークという町の自社ファクトリーで生産しており、最高クオリティのアイテムのみを世に送り出しているブランドです!
そんなラベンハムの中でも特に定番のモデルが『デンハム』と『レイドン』です。
デンハム(DENHAM)


ラベンハムのクラシックモデルであるミルデンを現代的にアップデートしたモデル『デンハム』。クラシカルな印象は残しつつも今っぽいシルエットに改良されています。
・伝統的なボックスシルエットは残しつつも立体的な作りとなっている。
・襟はやや小さめにリサイジングされておりバランスが良い
・2インチのダイアモンドキルト
・素材はポリやウールなど様々
デンハムと言っても年代やシーズンによってパターンは違います。
全てのデンハムに共通することは、スーツスタイルと相性が良いミドル丈であることとクラシカルな雰囲気を崩していないこと!
レイドン(RAYDON)


ラベンハムもう一つの定番モデルである『レイドン』は先程紹介したデンハムに比べるとより細身シルエット。タイトめのスーツやカジュアルスタイルに合わせたいモデルです!
・オーセンティックなボックスシルエットは残しつつも全体的に細身
・シャツの上から羽織っても様になるよう着丈は短めに設定されている
・ラベンハムらしいスナップボタンやサイドベンツは継承している
・素材はポリやウールなど様々
先ほど紹介したデンハムはどちらかというとシルエットが広めでAラインシルエットを作るのに向いている。一方のレイドンは細身フィッテイングなためIラインを作るのに最適です!
バブアー『リッズデールキルトSL』

オイルドジャケットの定番ブランド『バブアー』
実はキルティングジャケットにも定評があり、数々の名作を世に生み出しています。
リッズデールキルトSL

・現代的サイズ感にアップデートされており、着丈は短め身幅も細身に設定されている
・ナイロン特有の光沢感がある
・左ポケットにつくブランド刺繍がワンポイント
・バブアーだとひと目でわかる大ぶりのコーデュロイステンカラー
リッズデールキルトSLは日本人体型にピッタリの作りとなっているため、ラベンハムよりもしっくりくるという方は多いようです。加えてラベンハムよりも1万円以上安いので初めてのキルトジャケットにおすすめ!!
トラディショナルウェザーウェア『ウェーバリー&マレ』
マッキントッシュのデイリーラインとして2007年に派生したブランド「トラディショナルウェザーウェア」。ベーシックで毎日使いたくなるようなアイテムが多く、その中でも特にアウターに定評があります。
ウェーバリー

トラディショナルウェザーウェアの代名詞である定番キルトジャケット「ウェーバリー(WAVERLY)」
高密度に織られた撥水ポリエステルを採用しており撥水性が高く、小雨程度であれば難なく弾きます。
・3×3インチのブランドを代表すキルティング素材
・メインファブリックは撥水加工が施された高密度ポリエステルを採用
・表地裏地中綿のすべては再生可能ポリエステル
マレ(MALET)

深く入った背面のサイドベンツが特徴のマレ(MALET)は、ロングコート丈なのでウェーバリーよりも保温性が高く冬の防寒着として活躍します。
・コート丈のキルティングジャケットで背面深く入るサイドベンツが特徴
・3×3インチのブランドを代表すキルティング素材
・メインファブリックは撥水加工が施された高密度ポリエステルを採用
・表地裏地中綿のすべては再生可能ポリエステル
・ややオーバーサイズ気味のシルエット
以上の3ブランド5つのアイテムが、定番かつ人気のキルティングジャケットでした。
キルティングジャケットは基本的にクラシックな印象のアイテムなので、選ぶ際は、派手さよりも好きな発色感や質感で選ぶことをオススメします。
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